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『天官賜福』を語る会 その壱

こんにちは。ふわちゃまるです。
皆さんは最近どんなアニメに夢中になりましたか?
私は『天官賜福』です。
理由は登場人物の花城がかっこよすぎたから。ただそれだけです。
当然、好きが高じて原作小説一巻と二巻を購入しました。
原作小説を読むと花城のカッコよさは極限値まで跳ね上がっただけでなく、作品の奥深さに完全に魅了されてしまった。
アニメと小説を比較しながら『天官賜福』のすばらしさを世の皆さまにお伝えしたい!
その一心で書いてまいります。

それではアニメ『天官賜福』の第一話と第二話をお話しします。
物語は主人公の謝憐が三度目の飛昇を果たし「鬼花婿事件」の任務に赴くところからスタートしました。謝憐に同行するのは同神官の南風と扶揺。この二人は最初から喧嘩ばかりです。
花嫁に扮した謝憐が与君山に向かうと、道中で輿の中に手を差し出してきた男がいて道案内をしてくれました。
銀の蝶が舞い、赤い衣をまとった二人が血の雨の中を赤い傘をさして歩く姿は息を呑むほど幻想的。
よくよく考えるとこのシーンはとてつもなく深い。
道案内をしたのは鬼王の花城。八百年もの間謝憐を探し続け、ようやく恋焦がれた謝憐に会えたとんでもなく心浮き立つ瞬間なんです。
口元に微笑みを浮かべ、軽い足取りだけで花城のルンルン気分を描き出したアニメ制作陣の皆さま、本当に神です。
花城の口角が少しだけ上がった横顔を見たとき私は恋に落ちたと思いますから。

小説ではこの幻想的なシーンはうっとりするほどロマンティックに描かれていました。
この時の花城は、謝憐が「随分と優しくて思いやりのある男」だと思うくらい愛情が駄々洩れって感じで、花城が八百年ぶりに謝憐と再会できた時の高揚感を文章だけで味わえるのはかなりドキドキしました。
ぜひ読んでいただきたいですね~、アニメとはまた違った色っぽさがありますから

次回は第三話と第四話をお話しします。


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