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『天官賜福』実は強い!凶鬼半月ちゃんとやきもち花城 第86章~第89章 

旅の仲間たちが再集結した!さぁ、先へ進もう!

今度は水を求めて灰に埋まった地下街を散策することになったぞ。こで謝憐は烏庸国の言葉を話すネズミに遭遇する。デカいんだ、このネズミ、死体をいっぱい食べて猫ぐらいあんの。
ってなんで謝憐が2000年も前に滅んだ烏庸国の言葉を理解できるの?
この街に来る前に謝憐は洞窟内で仙楽国師の声も聞いている。800年前から行方不明の国師が生きているってどういうこと???
新しい情報がどんどん膨らんで謝憐は大混乱だ…

でもね、大丈夫。花城がちゃーんとそばにいる。
抱きしめて抱きしめて、殿下、これ以上深く愛せませんってくらい抱きしめちゃう花城に謝憐はずーっと甘えてた。
幸せそう…ってまだつきあってないよね?

いろんな疑問が生じて謝憐が信じている人は誰かって話になるんだけど、わたくしっ、ここからの二人の会話がだーいすき。
花城がすんごいやきもち焼くから~っ!!!
謝憐は仙楽国師と帝君よりも、誰よりも「彼」のことを信じているって打ち明けちゃった。
その「彼」はもちろん花城のことなんだけど、花城の反応は予想外で
「そんな信頼できる人がいたのか?殿下は簡単に人を信じないのが一番だ」って拗ねちゃった… うん?
これには謝憐も驚いて、「君はそれが誰か知りたくないの?」って聞くけど花城、嫉妬心に火が着いちゃったのか黙っちゃったよ。
絶王のやきもちーーーっ! 可愛すぎるーーーっ!息できないーーーっ!

でも花城が可愛いのはここからで、「風信じゃないよね?」「慕情じゃないよね?」って忘れたころに聞いてきた。
もしかして花城ずっと考えてた?俺と会わない800年で兄さんは誰とそんな親密になったの?誰?誰?ってモヤモヤしていたんだよ、可愛い~っ 
あれ?それは俺のこと?って気づいたんじゃないの~?
「4人目が一番怪しいから三郎はちゃんと知っておきたい。教えてください」って嬉しそうに言ってきた。
こんな可愛い花城を大切にしてあげてください。

やきもち焼く花城って死ぬほど可愛いなって思っていたら目の前に今度は宣姫が現れた。宣姫って裴茗将軍を愛しすぎて気が触れちゃった鬼女だったよな。
谷子を抱いていたから戚容と一緒にいるみたいだけど、案の定、戚容は雨師国の農民と引玉さんを捕らえて食べようとしていた。
戚容なぁ、ちょこちょこ出てくるけど、今回も花城にボコられて捕獲。
宣姫は…?あぁ、そうだ、念願の裴茗将軍と再会できて愛と憎悪が荒れ狂っておかしいことになっていた。
裴茗将軍は宣姫のことすっかり忘れていたのに、まーだ裴茗、裴茗、私を見てって騒いでる。どうしようもないよ、この女…

でも私が一番驚いたのは半月だった!
そうだよ、半月、ずっと最初からいたんだよ~っ!忘れないであげてっ
影が薄い小さな女の子ってイメージだけど実は彼女も凶の鬼。けっこう強い。
宣姫が裴宿を殺そうと手を出したとき、絶対に裴宿兄さんには触れさせないって半月が一瞬で反撃に出た!
おおっ、ここからは宣姫VS半月、凶の鬼女対決だ!
あの小さな体からすさまじい力でつかみかかる半月、裴宿兄さんへの愛が爆発する!いかなる状況であっても、愛する者を守る女はとんでもなく強い。
一歩も引かない半月に宣姫負けた…

そして新たな救世主現る~!!
次章は雨師様の登場です!

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