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『天官賜福』を語る会 その参

こんにちは、ふわちゃまるです。
今日はアニメ『天官賜福』第五話、第六話についてお話します。

偶然出会った三郎少年を菩薺観に泊めた謝憐は、彼が博識で仙楽太子悦神図まで描けてしまうことに驚きました。
彼は花城ですからね、当然描けます。
謝憐は「この子はもしや絶境鬼王の花城なのでは?」と思い手相を見たり、髪を直してあげたりと綻びを見つけようとします。
でも、それがぎこちなくて三郎から「僕を狙っているの?」なんて言われちゃう。
大抵のことには動じない謝憐も三郎少年にはかなり動揺していました。

その後、謝憐が半月関へ向かおうとした時、またもや南風と扶揺が助手を名乗り出てきました。この二人は不満タラタラなんだけど何かにつけて謝憐を手助けしようとします。そして喧嘩する。
でも今回は三郎少年が同行したことで喧嘩はさらにヒートアップしました。
なにしろ三郎少年は人を煽るのが上手。あの手この手で正体を暴こうとする南風と扶揺を余裕でかわしています。
謝憐には「兄さん、兄さん」とかわいい弟ちゃんですが、人をからかって挑発するのは天才的ないたずらっ子ぶりを発揮していました。

小説でもこの辺りはとても面白く読むことができます。
往々にして小説はアニメよりも毒舌なので笑えます。例えば南風はイラっとするとすぐに悪態をつき、扶揺は人の容貌に辛口です。あまりにも辛辣なので謝憐に何度も怒られています。
女性関係に奔放な裴茗将軍のことはかなり際どいことが書かれていてアニメの印象がサーッと消えてしまった…。

小説にはアニメと違った面白さもあるのでぜひ読んでいただきたい!
次回は第七話と第八話をお話しします。


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