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『天官賜福』その後の天界&謝憐の揺るがない愛にまた号泣!!第130章つづき~第133章

謝憐と君吾の死闘、本当にすさまじい戦いだった… でもって花城が… 
ううっ まだ泣けてくる… 

その後、神官たちは太蒼山に集まって新しい天界造りの協議中。
天界は君吾が火事&ロボットにして破壊しちゃったからね、新しい天界を築くまでは太蒼山が神官たちの仮住まい場所になってるの。

裴茗将軍がリーダーだな、彼は汚い手は使わないから安心。
会計係は慕情だ。火傷治ったんだね、君吾の肩に刀を振り下ろした勇気、 偉かったぞ!
それと権一真!包帯ぐるぐる巻きだけどちゃんと協議に参加してた!
引玉さんの敵討ちで君吾ロボットに立ち向かったの勇敢だったよ、結果的に神官たちを救ったしね、うんうん、無事で本当によかった。

風信は会議は苦手だね、走り回って剣蘭と錯錯を探してる。責任を果たさねば!って本当に彼は真面目だなぁ
裏切者の霊文は罰として書類の山に埋もれて仕事中。狡賢いけど仕事はできる人だからね、このまま仕事漬けの刑だな。 
悪鬼たちの牢屋番は半月と裴宿。この二人はいつも一緒ね、これからも雨師様の元で仲良く過ごしてほしい。
宣姫は裴茗将軍への気持ちの整理がついたのか自ら消滅した。男は追ってもムダってようやく気付いたらしい。長かったな…

謝憐もね、無事です。気丈にふるまう姿にうるっときちゃうけどね。今となっては謝憐を馬鹿にする神官なんて一人もいないよ、呪枷のない謝憐は最強だしね。

でも謝憐はそんなことどうでもいいの。ただ心にあるのは花城のことだけ。
新しい天界が築かれて、慕情に一緒に戻ろうって言われたけど謝憐は行かなかった。
花城が戻ったらすぐ会えるようにって一人で太蒼山に残ったんだ。

謝憐にとって太蒼山の真っ赤な楓の森は花城と一緒にいるのと同じなの。
小さな小屋を建てて、赤い木の実を植えて、草むしりもして道も直して、花城が戻った時に迷わないように、すぐに見つけられるようにって 謝憐は一人で花城を待ち続けた。
なんかね、その姿があまりにも愛おしくて、苦しくて、読んでて涙が止まらなくなった… 正直、ここを読んだとき一番泣いた… 泣きすぎた…
花城は800年自分を待ってくれた、自分は1000年でも1万年でも花城を信じて待ち続けるって… あぁ、だめだ、またタオルだよ、タオル…もう泣きすぎて前が見えない… 号泣…!!

でもね、花城はやっぱり期待を裏切らなかった…!!
一年後、中元の夜、謝憐が牛車を引いてガラクタ集めから戻ると、小屋の前で長明灯を空にあげている人がいた。
花城…!!!!! 
帰ってきたね、帰ってきたよ!たった一年で、戻ってきたんだよーーーっ!
泣きながら花城に向かって走る謝憐の姿にまた号泣…、涙腺崩壊、もう、ぜんぜん、本が読めないよっ!

800年間、遠回りしてやっと出会えた二人が、今は一瞬で抱きしめあうことができたって最後の文章が胸に響きました。

その後、菩薺観ではにぎやかな宴が開かれた。
菩薺観ってそういえば倒壊しちゃったけど、村人たちが再建築してくれてた。権一真が功徳箱にいっぱい金塊を詰め込んであったから~

神官に鬼市の鬼たち、風師と物乞いの仲間たち、あと風信と慕情も来て(ケンカしてるけど)、そうそう、黒水玄鬼も来たのかな? 料理を全部食べちゃって、花城が「あいつのツケにしておく」って言ってたしね。
みんな王都の悪霊退治に貢献してくれた仲間たちだ、神も人も、鬼もみんなで宴の席を囲めるっていいね。
みんな元は人なんだもの、特別扱いする必要はないってことだ。

怪しい修道士たちも来て、謝憐の体の中から「悪い気」を感じるって…
あぁ、そういうこと…花城とね… まぁ、恋人同士だから幸せってことで。
出会った頃は謝憐に手を握られただけで、どうしよう…って俯いちゃってた三郎少年だったのにねーっ、もうあんな可愛らしい三郎少年の花城は見れませーん。

その夜、謝憐は花城と千灯観で書道の練習。
花城が戻ってきてから謝憐はかなり、かなり、わがままに応えたみたいで、仕方ないか… あれだけの深い愛を知って拒否できる理由がないよな。
私が読んでいる英語版には挿絵があって、着物がはだけ過ぎの花城がめちゃくちゃ色っぽく描かれていてびっくりした。
花城、ちゃんと服着てーっ! 
花城が謝憐に甘えてる姿は読んでていいのかな?ってくらい情熱的です… 

この時初めて謝憐は花城の腕にある刺青が自分の名前だって気づくんだけど、花城の文字は悪筆だから… 最初に気づいていたら花城が誰なのかすぐに分かったのにね。

でも今となってはそんなことは過去の話なんだろうな、だって幸せそうだもん。
続く民間伝承とされる謝憐と花城のお話は、二人を一緒に祀ることが必須と書かれてる。うんうん、二人一緒にね、それが一番だなって私も思った。

『天官賜福』の壮絶な物語はここで幕を閉じます。
まだ感動が抜けきらないよ…
次章は外伝です。その後の謝憐と花城がすんごく幸せそうなのを読み続ける…という、でも笑える話が多くて楽しめます。
そういえばこの人はどうなったの?って疑問がちょっとだけわかる箇所もあってけっこうおもしろいですよ~


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