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『天官賜福』花城が結んでくれた赤い糸と引玉さんの過去 第83章~第85章

花城復活!謝憐と花城のいちゃいちゃ度がレベルアップしてる~!
花城は謝憐にぴったりで離れな~い。
銅炉山でほかのメンバーがどっかに消えちゃったから花城は謝憐とお互いの指を赤い糸で結んじゃった。きゃっ
この糸がつながっている限り糸の先の相手は無事だからって、謝憐は真っ赤になってドキドキしまくってるのがめっちゃくちゃかわいい。
千灯観での「あの夜」以来、元の姿の花城に会うのは久しぶりだしいろいろ思い出しちゃうよねーっ

そんなかわいい謝憐だけど、洞窟内では好奇心が暴走してさすがに花城から怒られたー
今回は毒気のある骸骨を触った途端、花城が一気に不機嫌になっちゃった。こうなると謝憐はけっこう弱い… 
「三郎、怒ってる?どうしよう…、話しかけようか…」 オロオロ…。
これなぁ、わかる。
花城は謝憐が生き地獄を味わったのを知っているからね、謝憐が傷つくのを見るのはトラウマなんだよね…

それでも二人がラブラブなのは少しも変わらなくって、「怪しいものには触らない」約束をして仲直りね。一応そばにはスコップ持った引玉さんがいてきっちーんと花城の指令を待っているんだけど完全に二人の世界…
ごめんよ、代わりに私が謝罪しておく。初恋爆走中だから許してやってくれ。

ここからは引玉さんと権一真の悲しいお話。
あまりにも不器用で純粋すぎる師弟関係に号泣しちゃったよ…

鬼市で花城の右腕を務める引玉さん、元は天界の神官。師弟の権一真に錦衣仙を贈り騒動を起こした罪で追放されたんだ。
面倒見が良く寛大な引玉さんは素質のある権一真を門下生に誘って、飛昇後は副将にした。でも天才肌の権一真は周りになじめなくて喧嘩ばっかり。天界なんて嫌いだ、師兄、一緒に人界に戻ろうよって嘆く。でも、権一真はあっさり半年後に飛昇しちゃうんだよ。
天才ってこういうことよね、本人が意識しなくてもできちゃう。
それが原因で二人の溝は深まったし錦衣仙が悪用されることになった。

私ね、引玉さんは心から師弟たちに愛される人だったと思うんだ。
だって鑑玉(もう一人の副将)が泣いたのよ、引玉は悪くない、自分が権一真を嫌いだから錦衣仙を用意したんだって、引玉を悪く言わないでって。
権一真も血だらけなのに師兄!師兄!ってそばに行こうとしたんだよ。
こんな二人の師弟の姿を見たら涙腺が崩壊して号泣しちゃったよ。

しがらみばかりの天界でね、本当に難しい立場だったと思うんだ、引玉さん。でも師弟たちを深い愛情で見守ることは徹底していたんだ、本当はさぁ、こういう人が神になるべきなんだよね。

二人のいたたまれない過去に謝憐は花城の肩に顔を埋めちゃった…ってもう恋人同士だと思って読んでていいですか?
仲良く花城とおでこをくっつけて引玉さんの過去を見せてもらっていたからね、近い、近~い!!
花城の唇が髪に触れる距離でいる二人…、読んでてドキドキする…

それにしても黒水玄鬼が天界に分身50人を潜入させて、上神官80人と下神官300人を直接監視していたって事実にめちゃくちゃ驚いた。
その情報を花城が共有していたってのもまたすごい探偵業。
でもさぁ、ここまでくると帝君が相当な能無しか、わかってて放置しているかのどっちかだよな。まだまだ裏があるよなぁ…

次章はかわいい花城のやきもちがさく裂するよ~ 


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