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『天官賜福』謝憐の巨大神像、愛の力で大活躍! 第105章・第106章

ついに第五巻「天官賜福」最後の巻です!第三巻「百無禁忌」で銅炉山に飛び込んだ謝憐が白衣禍世と対決する…その続きになります。

白衣禍世と一対一の戦いに臨んだ謝憐だけどやっぱり勝てない!強い!
白衣禍世は泣き笑いの面を謝憐の顔に押し付けて、自分とそっくりな姿にご満悦。「私たちは素晴らしい師弟関係が築けるよ」ってあぁ、またその話?
気持ち悪いなぁ…

鬼気迫る中で謝憐は郎蛍君の正体を知った。白衣禍世に寄生されてそのまま喰われちゃった…あの郎蛍君ね。彼は永安国の最初の太子殿下だったの。
800年前、謝憐とウーミンの悪巧みコンビが永安国宮殿に忍び込んだ時、
叔父様!ってかけてきた男の子よ。
あの時ウーミンに気絶させられて、郎英王の人面疫に感染しちゃった。
ううっ、なんて哀れなんだ、郎蛍君…
その事実に激怒した謝憐は「お前は烏庸国の太子殿下だろう!お前が面をつけているのは顔がとんでもなく醜いからだ!」と言ってやった。

おおっ、謝憐、この状況で白衣禍世にケンカを売るなんて、花城は外に出されちゃったし、大丈夫? 反抗的な態度をとると必ず白衣禍世は謝憐を痛めつけるのよね、ざくりと謝憐の腕を突き刺してまたいじめだした…

この時、暗闇の中で何かが動いた!
存在に気付いた謝憐、法力を使って銅炉山から脱出!
わぁーーーっ!何が起きたのーーーっ?! 
謝憐を窮地から救ったのは謝憐の巨大神像!! 花城が銅炉山での修行中に創り上げた最高傑作ですっ!
神像を謝憐が動かすことができたのは、さっき花城が長めのキスで貸してくれた法力のおかげ。二人の愛が窮地を救うって、あーっ、幸せな謝憐と花城の姿に心が温まる… 

花城、銅炉山を突き破って出てきた謝憐を後ろからぎゅーっ!
「殿下!正気を失いそうだったよ…!」ってこの時の花城、かなり動揺していたわ…。こんなに心配し過ぎて泣いちゃいそうな花城は初めてじゃない? 心配だったね、謝憐も花城の顔なでちゃった、いい子いい子…

ここからは花城の最高傑作、巨大謝憐神像が大活躍だ!
謝憐と花城は巨大神像に飛び乗って一気に山を駆け下りた。巨大神像を動かすのに必要な法力は花城がいっぱいくれる。もちろんキスでくれる。きゃっ「もっと走れ!兄さんに敵うやつなんていない!もっと自由に戦え!」って花城めちゃくちゃ嬉しそう。
法力大爆発の謝憐、ぐおーって巨大神像を猛ダッシュさせて花城が隣にいるだけで全世界を味方につけた気分になってるのいいねっ!

途中で裴茗将軍たち旅の仲間を救助するのも忘れなかったよ。
でもこの非常事態に問題発生…
花城、巨大神像を造ったときに剣を彫り忘れちゃった…てかわいいな、剣が無い武神謝憐神像、どう戦う?
でも大丈夫。
花城の陰謀で裴茗将軍、風信、慕情、権一真を法力で巨大神像の剣にした。4人の武神を剣にしてブンブン振り回す謝憐神像、悪霊をぶった切る!
途中、法力が尽きかけると花城に思いっきり抱きついてキス…
おおっ、戦闘中でちょっと勢いついちゃった、謝憐は夢中になるとけっこう激しいキスをしちゃうな… 花城受け止めてーっ!

ここまでくると何がどう戦っているのかよくわからないけどめちゃくちゃ面白い!緊急事態の戦いとキスしまくる謝憐と花城という展開に笑いが止まらないよ。
謝憐と花城のキスシーンを見た風信と慕情は一瞬で背筋が凍り付く…
何をやっているんだーっ!法力は手をあわせるだけでいいだろーっ!と大騒ぎだ。
次第に見慣れちゃったのか「あれーっ?神像の動き悪いよーっ、もっと法力を借りてー」と権一真が叫びだした。
裴茗将軍は嬉しそうに笑ってたけどさ、「いいか、権一真、法力を借りたくてもあんな風に借りてはだめだ、いいか、このことは忘れるんだ」って最後はちゃんと教えてあげてた。爆笑…

大活躍中の謝憐巨大神像、白衣禍世に脚を砕かれて動けなくなった。
花城の最高傑作を壊すなんて!
神像の活躍回はこれで終わりじゃないよね?花城も直せるよって言ってたからまた登場してほしい。
すべての戦いが終わったら銅炉山に謝憐平和記念公園とか作って、ドーンと立たせるのはどう?
神も人も鬼も読者も参拝できる平和&恋愛成就像、私も拝みに行きたい。

このまま悪霊は放たれて人面疫が蔓延しちゃうのか…?!
その時、帝君、君吾が空から降臨した!ってまーたこの人は遅いのよね、
来るのがっ!
いつもギリッギリの登場が胡散臭いな~

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