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【Colabo問題】"15歳でメイドカフェ勤務"の怪を考察する(7)中高一貫校と姉妹の家庭環境

(共通前書き)
本投稿はあくまで考察目的の連続投稿となります。事実に伴わない断定などはしませんが、それら事実を結び付けていく可能性の話を検証していく記事になっています。それを了解の上で本問題を解読していきたいと思います。

また、誹謗中傷なども目的とはしていません。主に8年前に発生した時系列と当時の記事や事象などをとりあげます。よって個人攻撃への加担や「若年支援活動」について異を唱えることはありませんし、会計については「多くの方が違和感を覚えないよう領収書と帳簿と口座を突合しましょう」というだけです。

本主旨に賛同できない方、つまり議論ができない方や暇アノン発言の方は、ここでそっ閉じしてください。私も無視させていただきます。他SNSでも同様のスタンスで活動しています、ご理解ください。

(6)ネットの集合知はすごい【みんリプ回】の続きです。

本連続投稿中に、想像していたよりもリプや反応を頂きました。10~20年前のこととなると、当時の環境下で改めて確認し、事象を見つめなおす材料になるため本当に役立っています。

今回は仁藤家の家庭環境、特にお伝えしたい「中学受験と中高一貫校」についてです。2015年以前の過去のことなので公開されている情報とともに状況を整理していきます。


◆仁藤姉妹は私立中学へ◆

一般社団法人Colaboの代表理事である仁藤夢乃さんには、3つ違いの実妹「萌乃」さんがいることが公表されています。萌乃さんは中3のときAKB48のオーディションに合格しています。

この話を聞いたとき、仁藤夢乃さんがAKBとして活躍しはじめた実妹さんと、どのような学生時代を過ごしたか興味を持ったわけです。ネットで公開されている情報を少し整理してみました。

仁藤姉妹の通学履歴年表

23/07/25補足
お姉さんの明治学院大学の入学年は2009.03説あり。よって留年ではなくAO入試に向けて1浪と考えるのが自然と感じます。


◆中学受験と中高一貫校◆

私が注目したのは、姉妹ともに小学校から対策が必要な中高一貫の私立中学校に入学しているという点です。おそらく受験勉強も必要だったでしょう。

なお桐光学園には小学部もありますが、萌乃さんが小学部からエスカレーター進学したかはネットの噂で否定されており、不明瞭です。AKB所属のため各メンバーのご実家情報などはネット魚拓があります。他のメンバーは、ご実家が旅館業や伝統食材の実店舗など発掘されているなか、萌乃さんの実家は「町田市の一般的な家庭」であったとの情報が、2011年付近のAKBファン交流掲示板で残っています。
ただその時期は、前述の産経新聞の2015記事や「ふぇみん」2013年インタビュー記事などで「夢乃さんは母親との不仲」である時期で、あの「難民高校生」時代を経て明治学院大学へ在学中です。

私自身そうだったのですが、私立中高一貫校への中学受験を経験した方なら理解できると思います。
私立中学校というものはおおよそ年間の授業料が50万〜80万前後、初年度は追加で20万ほどの入学金が必要です。
もちろん授業料以外にも、少しばかり特殊な教材/用具や、私立であるがゆえ海外旅行への修学旅行など、義務教育である公立中学校とは想像もつかないような学費差が発生します。
(母校への寄付案内もいまだに来ます)

もちろん入試対策もほぼ必須なので、小学校高学年次は塾に通い、受験勉強漬けの日もあったでしょう。
私と同じように周囲の同級生が当たり前に楽しむ漫画やアニメ、ゲームなどを禁じられ抑圧されていたかもしれません。
夕方に放映していた「カードキャプターさくら」や「エヴァンゲリオン」を見たくても見れず、小学校で浮いたりしてしまいがちなんです。
それが原因で私もいわいる反抗期でした

私立中学を目指す関東圏の小学生は、早いときは小学3年生から、遅くとも小学5年生の夏には受験勉強モードに入ります。
ゲームや漫画といった、同世代の友人と遊ぶ時間を削って塾にいかなければなりません。中学受験向けコースを全国展開している大手塾は、サピックス、日能研、四谷大塚、臨海セミナーなどが有名です。みなさん一度は看板など、名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

略歴だけでも理解できると思うのですが、仁藤家は姉妹ともに私学通学、中学受験への学費をふんだんに使うご家庭だっということです。
一般的に中学受験の準備を行う小学4年生以降、継続的に年間60~80万の学費が必要となります。そして3つ違いの姉妹のため、萌乃さんも受験準備を始めると学費も二倍になるわけです。

消えた産経デジタルの記事を思い出してください。高校1年の後半にメイドカフェ勤務となり、高校2年で中退とあります。
その期間、妹さんは中学受験に成功し、


◆姉妹の母校(中学)偏差値は?◆

■■偏差値を2023年のGoogleで検索■■
姉:恵泉女学園中学校 偏差値:女子61~65
妹:桐光中学校(共学)偏差値:男子55~62/女子50~55

過去に受験産業でバイトしていた私の経験から、どちらも中堅私立といった印象です。
言葉を選ばず言わせていただくと「御三家など最上位を目指す気はない」が「なるべく中高一貫校」で「私学」いった特徴を敢えて選択したい場合に、受験の対象になると思います。
ただ桐光中学は共学とはいえ、もともと男子校だったところ女子部を平成3年から併設しています。そのせいか、女子部の偏差値が男子部においついておらず、男子と女子の学力や入試倍率の差は激しいくなっています。
クラスも別となるため、実質的に同じ敷地にある別の中学のような運営になってしまうことでしょう。
ただし、両中学校とも希望者には、中高一貫校の最大のメリットであるエスカレータ進学が可能になります(よほどの理由がなければ)。

◆まとめ:私立中学校への進学について◆

姉妹の中学受験において、姉:恵泉女子学園中学(女子のみ)や妹:桐光学園中学(共学、但し男女は別クラス)が第一志望校であったかどうかを知るすべはありませんが、中高一貫校とはどういうものか解説しました。

中学受験とは「小学生から受験準備+中高6年」の期間、おおよそ8年前後という長期の出費です。公立中高への進学とは、家庭の事情において通常の家庭と言い難い環境下であることを理解していただきたいです。
また、その学費は想像以上にかかると思ってください。そして中高一貫の進学校へ通学するということは大学進学も視野にいれるのが一般的なため学費はさらにかさみます。
※ただし中学時代に高校受験をしなくて済むメリットがあります。中高一貫の私学は、私学という特徴を生かし大学受験を目指し6年間のカリキュラムを組んでいますので、そのメリットを活かせるかは生徒側次第です。

また、学校法人ごとの宗教色も私学では存在します。とはいえ、運営母体の宗教法人に、生徒や親御さんが入信する義務はありません。また実際通ってみると、その宗派の信者家庭が実はかなり少ないことも多いです。

この点を踏まえないと、連続投稿のテーマである「15歳でメイドカフェ勤務の怪」への考察が深まりません。私としては仁藤夢乃さんが「メイド喫茶文化」を攻撃対象にするにあたり、姉妹の中高一貫受験という事象が密接にかかわっていた?と感じる最初の違和感なのです。

次回は
(8)メイドさんは自身の学費を賄えるか? です。


もし私の文章に共感できたとき、気が向いたらポイッとしてくだされば、次回作の推敲のモチベーションになります。 誰だって他人に評価されることは嬉しいものです!ありがとうございます。 ですが無理/無茶はしないで下さいね!