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【Colabo問題】"15歳でメイドカフェ勤務"の怪を考察する(1)狙われたメイド喫茶文化

(共通前書き)
本投稿はあくまで考察目的の連続投稿となります。事実に伴わない断定などはしませんが、それら事実を結び付けていく可能性の話を検証していく記事になっています。それを了解の上で本問題を解読していきたいと思います。

また、誹謗中傷なども目的とはしていません。主に数年前に発生した時系列と当時の記事や事象などをとりあげます。よって個人攻撃への加担や「若年支援活動」について異を唱えることはありませんし、会計については「多くの方が違和感を覚えないよう領収書と帳簿と口座を突合しましょう」というだけです。

本主旨に賛同できない方、つまり議論ができない方や暇アノン発言の方は、ここでそっ閉じしてください。私も無視させていただきます。他SNSでも同様のスタンスで活動しています、ご理解ください。

はじめに

Colabo問題と表題にある以上、私も基本的には暇空茜さんよりではあります。

ですが暇空茜さんの発信に全て賛成というわけではありませんし、そんな宣言も不要です。ナニカとか連帯とか、そういう考え方は私もありません。暇空茜さんも間違いなく希望していません。ただ、他の発信者の方との情報連携はあると思います。

また私はごくごく普通のシステムエンジニア、ようは一般人ということになります。いたって普通のネット掲示板レベルの人間で大丈夫です。なぜこの前提を提示するかというと、今投稿を読破してくださっている方へ、当方のスタンスを明示することはとても大事だと思っているからです。

よって、公人である政治家やメディアコメンテーターのような、どんな批判も甘んじてうけねばならない、といった行動はとりません。あくまで一般人として推敲しています。

それでは、本編へ入りましょう。

最初に「2015年から始まったメイド喫茶文化叩き」という事象をご存じでしょうか?
この大問題点の本質を理解できている方は、次投稿である (2)勤務していた店舗が見つからない! へどうぞ。

◆なぜメイド喫茶文化が問題なのか?◆

まず、仁藤夢乃さんの「メイド文化の知識」において、何が問題なのかを端的に知ることができるエコーニュースRさんの発信をご記憶の方が多いと思います。

このエコーニュースさんの記事は要約すると、「2015年5月21日の日本外国特派員協会」で「メイド喫茶文化が児童買春問題となっている」と海外に発信する会見でした。

これは2015年のことで仁藤夢乃さんの後に続く政治活動の原点だと多くの方が感じているでしょう。言い換えると、
 2022年11月29日のリーガルハラスメント会見の
 攻撃対象は一般人男性「暇空茜氏」

とすると、
 2015年5月21日の日本外国特派員協会の会見の
 攻撃対象は「メイド喫茶文化」

と表現すれば、Colabo問題に興味がある方なら想像しやすいと思います。

厳密にいうと、日本の性売買問題が主題なのですがある意味でスケープゴート役に選ばれたのが「メイド喫茶文化」だった、ということです。

2023年現代でいえば、パパ活やマッチングアプリが性売買問題の温床なのに、なぜか「ソーシャルゲームの公式コラボカフェ」がターゲットにされたようなものです。
これは2015年当時のことなのでなるべく今風に例えた風刺のようなものです。ご理解ください。

メイド喫茶文化の研究家のやんさんの当時の反応も載せておきます。

これ以外にも、多くの名言をやんさんが残してくださっています。

これについては、やんさんのnoteにまとめが多数あがっていますので、問題点の整理ができていない方はぜひ一読ください。(逆説的に、ここが本質のため理解できないなら議論ができないかもしれません)


◆2015年以前の"メイド喫茶文化が性売買の温床"はデマ?◆

賛否はあると思います。
ただ冷静に考えて、2015年までTVで取り上げられたようなメイド喫茶文化の代表である「オムライス」や「~~にゃん」といった文化を受け継ぐメイドカフェ店舗は、風俗店との関係性を自主的に絶っていました。
これは私も2000年代からちょくちょくヲタ活動を経験してきたからこそ、とても納得ができます。

とはいえ「プレステとファミコンorサターンの違いが判らない方」が、「メイド喫茶文化と風俗店の違い」が理解しづらいのと同じで、完全な形で伝えることは難しいです。
その認知の穴をついたのが、恣意的か故意か無意識か、仁藤夢乃さんがターゲットにした「メイド喫茶文化」叩きという認識でいます(私の意見です)。

みなさん、たまたまターゲットにされて、同和利権のようにギャーギャーデモ行為されて、自分の産業が潰されたら、たまったものではないのではないでしょうか?
たまたまクジ運がわるかったとか、そんなので済ませていいわけはありません。両者の声を冷静に聞くべきではないでしょうか?

ですが、実際に2017年あたりからメイドカフェに近い業態にも見えるJKリフレは大問題になり警察による摘発があり、2023年のいまはコンセプト?の薄いコンカフェが乱立する時代です。コンカフェの定義は難しいのですが、実質的にガールズバーで「メイド風衣装を着ている」というコンカフェが多いというのが実態です。

ですが、2015年までは風俗店のような営業スタイルの「メイド喫茶」はほぼほぼありませんでした。断言できるレベルです。

なぜか?とても簡単なんです。

同人誌やコスプレを楽しむようなヲタク文化をルーツに持つクラスタは男女問わず強烈に風俗店を嫌っていたため、その層をメイン顧客とする2000年代初頭に生まれたメイド喫茶は、風俗まがいな噂が流れると顧客が離れて淘汰されてしまう(流行やプロモーションも関わりますが)

という実情があったからと指摘します。
また「店舗ごとに特徴のあるメイド制服がある」という文化も大きいです。

いまだに各店舗の晒しスレもネットの海を漂っています。
そろそろ中間管理職になったヲタ世代もいるなか、マーケティングに携わる方も多いでしょう。このマーケティング目線的な意味に納得される方は多いのではないでしょうか。

ここまでで、2015年に何があったか、一回まとめます。

仁藤夢乃さんは2015年に「メイド喫茶文化」そのものを叩く会見を行うことで、結果フェミニストのジャンヌダルクのような存在になっていきます。
しかし、そのメイド喫茶文化にはその特殊な顧客層やコスプレ文化が原因で、闇風俗営業のような実態がほぼないことは暴かれてしまいます。

業界の人が必死に「どこにそんな闇風俗営業のようなメイド喫茶があるのだろう?」とインターネット時代のログを駆けずり回り探しましたが、店舗を一つ一つ虱潰しにしても見つかりません。

結果、秋葉原電気街商店街などから大きな反発がおこりました。実際にメイド喫茶に勤務していたメイドさん側や、そのオーナーたちなど秋葉原の自治を行っていた方々からです。

そして今にいたるメイドなどのコンカフェが問題化したのは、そのあとのJKリフレ問題の摘発逃れにメイドカフェが利用されたからであり、2015年以前のメイド喫茶文化がJKリフレのルーツではないことを、繰り返し訴えています。
これを、マスコミが「報道しない自由」を行使し、仁藤さんを応援するような「報道の自由」を行使し続けたことで、いままでずっと悪者にされてきたのがメイド喫茶文化、という印象を受けます。

◆狙われたメイド喫茶文化◆

まず、仁藤夢乃さんがなぜ、ここまで秋葉原メイド喫茶文化クラスタから反発されてしまうかと言うと「仁藤さんの発信したメイド喫茶文化が実態と異なる」という、当時のメイド喫茶文化を捻じ曲げて海外にまで発信したことが主要因だと思っています。

そして今にも続く大問題に発展していくわけです。

暇空茜さんからColabo問題を注目するようになった方は、暇空茜さんが問題を追うようになったきっかけが「温泉むすめ」だと発信したことは有名です。

ですが、よく見ていただきたいのですが「活動家が作品を燃やす」から追及したのであって、WBPCのWBPはたまたま掘れてしまった、という経緯になります。
さらに付け加えれば「温泉むすめ」という作品そのものに興味はないとまで明言しています。
(ここではその真実相当性は言及しません)


ですが、私は思います。
「個別の作品を燃やしはじめた」のは比較的最近で、最初に大きな放火をしたのは「メイド喫茶文化」だと思うんです。(2014以前のColaboはボランティア活動やフリースクールを運営していたはず)

暇空茜さんが有名になった「伝説のリーガルハラスメント会見」は、暇空さんを女性の敵と訴える会見でした。

それと同じような構図が2015年にもあったということです。
メイド喫茶文化を叩くために女性支援団体が「2015年日本外国人特派員協会での会見」を利用し「女性の敵はメイド喫茶文化」だと国内と海外へ発信しました。この構図、ほぼ同じだともいえるのではないでしょうか(個人の感想です)。

冷静にネットを見てみると少なくとも2015年までのメイド喫茶文化は性売買の温床ではなかったと発言する方が非常に多いわけです。

むしろこれがあるからこそ、仁藤夢乃さんの発言に疑問を呈する方が多いです。これは実は大きな意義があるんです。

「メイド喫茶に近い風俗店があるから性売買がある!」
 ↓
「メイド喫茶の実態は違った、風俗業を自主的に寄せ付けない努力をしていたしデマやレッテル貼りの冤罪ではないか?」

これが2015年に起こったことです。
こういう構図、草津温泉で見たことありませんか?(ここ大事です)

つまり、日本外国人特派員協会で当時の認知と異なる実態を流した、ということになります。この発信は実態に伴った発信ではないと何度も指摘されても修正しないのであれば、仁藤さんの原点とは何なのでしょうか?


以上(1)の投稿は前置です。
説明することが多くて申し訳ないです。

これから本編です、(2)勤務していた店舗が見つからない!に続けます。

もし私の文章に共感できたとき、気が向いたらポイッとしてくだされば、次回作の推敲のモチベーションになります。 誰だって他人に評価されることは嬉しいものです!ありがとうございます。 ですが無理/無茶はしないで下さいね!