Batman™ Arkhamシリーズを制覇した感想。+@2作品
なんだかんだアメコミ大好きヲタクのアスタング™です。
最近急にバットマンの波が自分の中でキてたのもあり、Steamにとある5作品をウィッシュリストに追加しておきました。
そしたらなんと、奇跡的なタイミングで「ペンギン※セール」というセールが来て、当方お金ないので大変助かりました!!ありがとうペンギン!!
(※ペンギンとはバットマンの主要ヴィランの1人。このタイミングで「ザ・バットマン」映画のスピンオフ「ザ・ペンギン」が配信開始に因んで行われたセールである。)
まあ、シリーズものです。
上から、
・バットマン アーカム・アサイラム
・バットマン アーカム・シティ
・バットマン アーカム・ナイト
ーーーーーここまでアーカムシリーズーーーーー
・ゴッサム・ナイツ
・スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ
の合計5作品になります。
すべてコンバットアクションマシマシなオープンワールドなゲームです。
この中で唯一、世界観的なつながりが見られないのが「ゴッサム・ナイツ」でごわっす。それ以外は公式で正統続編として語られておりますん。
ではレビューへ行くん。
◆バットマン アーカム・アサイラム
言わずもがな、バットマン アーカムシリーズの処女作。これからのシリーズのチュートリアル的な作品。
舞台はゴッサム・シティから離れたアーカム・アサイラムと言う名の精神病院。狭くて薄暗い雰囲気だけいっちょ前にホラゲー。
物語は、バットマンが代表的なヴィランであるジョーカをとっ捕まえて、精神病院へぶち込んでからというお話。
まあ素直に捕まるジョーカーでもないので、いきなりヴィラン達総勢で院内において暴動とか脱獄が起きるわけですよ。
院内は静かにしろって親から教わらなかった者たちの末路です。
初めて発売したのがPS3時代ですから、まあそんな感じのクオリティですよね。
これからアーカムシリーズやるにおいては基礎中の基礎が詰まった内容でした。
良かった点は、ヴィランズ総勢で出番があるので「お!こいつは!!」な展開が多かったです。初めて見るキャラも居たりだとか、これからバットマンを知るには良い機会となる作品でした。
また、物語が進めば進むほどバットスーツがボロボロになってくシチュエーションもやり込めば込むほど、バットマンに反映されてくような気がして良かったです。過労ですよもはや。
悪かった点は、舞台が狭い割にやり込み要素というリドラーチャレンジがめんどくさい。※いわゆる謎解き要素です。
マップもお外より室内な今作で、なんだか精神病を貰いゲロしそうです。
いや神経質な自分との相性が悪いだけですが。
アクションゲームとしては、バットマンシリーズ独自のアクション性が有りとっても良い。
そして全体的なストーリーはまずまずって感じでしょうか。
映画のような臨場感あふれるって感じがしなかったね。
◆バットマン アーカム・シティ
アーカムシリーズ2作品目。
前回ヴィランたちが大暴れした精神病院が廃れたため、バットマンシリーズでお馴染みのゴッサム・シティから少し離れた離島「アーカム・シティ」を丸ごと犯罪者の収容施設にしてしまったが舞台の作品。
そのコンセプト、ちょっとぶっ飛んでて好き。
ストーリーは面白かった、いかんせん謎を追うという体験がしっくりきます。ほら、物語のどんでん返しとかそういうのもあるじゃん?(語彙力)
良かった点は、前作と比較するとアクション性やマップが広がり探索ももっと自由気ままな感じにした良作。
例の続編でコケる印象が全く見受けられない素晴らしい作品です。
プレイキャラクターもバットマン・エロ部門代表こと「キャット・ウーマン」も追加されて遊びごたえがアップしました。(個人的にはハーレイ・クイン派)その他もチャレンジ限定で操作できるキャラも増えてたりバットマンのコスチュームも追加されています。
悪かった点は、リドラーチャレンジという(以下略)
いやだるすぎ、リドラーって何だよって人に向けるとコイツはナゾナゾが大好きなヴィラン。
そんなやつのチャレンジだから頭を使わせてくるやり込み要素を前作から引き継ぎ、マップも広がったのにさぁ・・・って思った。とってもだるい。
◆バットマン アーカム・ナイト
アーカム・シリーズの金字塔、アーカムナイトです。
この作品だけは前作、前々作に比べてクソほどやり込んだ。
アクション性も操作キャラも更にマシマシ、マップが前作に比べ更に広がった遊びごたえがあるそんな作品。今作はセカンドパートナーの如く乗り物「バットモービル」も追加されてるし(実は賛否両論)、個人的には大当たりだった。
ストーリーに関してはまさしく、集大成そのもの。
もうやってくれとしか言いようがない。
良かった点はまずマップ。待ちに待ったゴッサム・シティが舞台です。
ようやくきれいな町並みが今作から眺められます。大きく分けて3つの島があり、前作なんかよりもお外と室内のバランスが絶妙に良いです。
またこれらのアーカムシリーズ共通なのですが、作品ごとに前作の舞台が遠目で確認できるほどかなり隅々まで作り込まれています。抜かりねえ思い出が蘇る。
プレイアブルキャラクターもたくさん増え、サイドストーリーもたくさんありやりごたえMAXラーメンそのものです。
また、作品ごとに酷評しているリドラーチャレンジもなんだかんだ冷静に考えて見直すと、リドラーというヴィランにあったかなり作り込まれてる良質なやりこみ要素なんだなっていうのが改めて伝わってきた。(今更)
悪かった点は、タイトルにも含まれる「アーカム・ナイト」というヴィランのストーリー上での扱い方と、チャレンジ要素というもの。
アーカム・ナイト君さあ、作中で堂々とイキってるくせにそんな終わらせ方でええんか?おい。あとはみんな大好きネタバレ防止ね。
チャレンジ要素ではバトルだったり、バットモービルという乗り物を駆使したレースや戦闘など。
歴代このチャレンジが備わってるけど今作だけまじで物によって鬼畜仕様となっており、TASでも使わなきゃクリアできんじゃねーの?と感じさせるチャレンジがチラホラ。机に亀裂が入るのが先か、壁に穴あくのが先かそんな毎日を過ごすのはもう嫌。
◆ゴッサム・ナイツ
バットマンが死にました。(っていうのを元にしたストーリーなのでネタバレじゃありません。)
そっからサイドキッカーである面々がゴッサム・シティを守ろう!ってお話です。
やってて作品の雰囲気が、アーカムシリーズ後にも思えるけど実はそうじゃないらしい。
良かった点はマップ。かなりキレイ。
悪かった点はストーリがおもんねえのと、ボスが全くと言っていいほどいない。かといって無双ゲーというわけでもなく、一体どの層狙ってんのかってくらいなバトルシステムまわり。ストーリー1周すれば飽きる。
以上。
◆スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ
珍しく、ヴィランを操作しスーパーヒーローを打倒しようって作品。
ストーリー内容が世界的に炎上したヤベー作品。
だけどぶっ飛んだヴィランが面白おかしくやり取りするっていう個性があるので個人的には炎上込みでエンタメに思えて素敵。
舞台がアーカムシリーズの5年後とか言うマジな方面での世界観的に続編にあたる。物語の途中で出てくるロケーションに「バットマンミュージアム」的なとこがあってそこでアーカムシリーズの追体験ができるのは粋な計らいであった。
いやこれ、アクション性が独特な感じがしてかなりやってて面白かった。
プレイアブルキャラクターも初期で4人、シーズンパスで追加で現在3人(後にもう1人追加)とどれも個性あふれるスキルやアクション・操作感があってとても面白いです。(モンハンで言うとこの武器違いみたいな)
ただやりこみ要素が淡々麺としてていまいちすぎる。
セールで安く仕入れられるのであれば「正直、買いです。」※も◯う感
ストーリーはイマイチと感じても、キャラクター同士のやり取りが細かくて面白くて、意外とムービーやら見ごたえがありました。
◆さいごに
一応アーカムシリーズにもアーカムビギンズというシリーズのストーリー原点(要は前日談)にあたる作品があるがそちらは未プレイ。
まあこんだけの5作品も買って、DLC込で6000円程度で済んだので大分遊べたんじゃないかなって気がします。
これからバットマンを知るだったり、ちょろっと映画を見たことあるそんな方でも興味を持っていれば概ね楽しめるんじゃないかなって思います。
アクション面だけ追求したいのであればとりあえず「アーカム・ナイト」のシリーズ第三弾だけやってみるのもアリっちゃありです。
ただストーリーを読もうとするとそれはもう細かい部分ですが前作、前々作の内容が触れられていたりするのでMAXで楽しみたいならぜひ前作遊んでみましょう!!
俺はもうゴッサム・シティ守るのに疲れちまったよ。ほなね。
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