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日曜・新ことわざ辞典 (7)

コピペの時ほど 時間をかけよ
こぴぺのときほど じかんをかけよ

【意味】
コピペをした文章ほどミスが発生しやすく、またその間違いは大変恥ずかしいミスである事が多いため、いつもより時間を掛けて、十分な注意・見直しが必要という意。

【バレバレ感】
1から入力して作成したモノであれば、比較的可愛いミスで済むが、コピペミスの場合は、一見してそれと分かるため、いざミスると結構恥ずかしい。
また相手にコピペミスを指摘した場合、「いや、ちゃんと見直ししたんですけどねぇ・・・」などの一言を発するが、ちゃんとしていないから問題なのである。

【ミスの原因】
実はコピペの文章・ファイルは、いつも通り見直しただけでは発見が出来ない事が多い。なぜならば、コピー元は既に完成した文章・ファイルであるため、それ自体に問題が無いためと言われている。
問題は、コピペした内容をケースに応じて修正しなければならず、その修正後の確認が不十分である事にある。
その結果、完成品を未完成品へと低下させてしまう。

【対策】
・1から書いた時と同様、時間を掛けて丁寧に見直すこと。
・日付が出てきたら特に注意する。
・ファイル名もしっかり確認しよう。月が先月になっているケースも多い。
・自分を信用せず、またミスした自分をイメージしながら確認すること。
・何よりも受け取る相手の気持ちを考える事が重要。

【伝説】
社員全員に送られた退職の挨拶メールにおいて、宛名こそ各自の名前が書かれていたが、末筆において「渡辺様」だけのご健勝をお祈りしたあの人に、このことわざを捧げたい。



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