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#私を構成する5つのマンガ

今晩は。
あっすんこと梓です。

なんであっすんなん?てたまに聞かれますが私も忘れました。
ただの勢いです。だいたい勢いです。

興味深いお題が挙がってきていたのでつらつら書いてみます。

火の鳥(手塚治虫)

人生で1番衝撃を受けた漫画。
あとにも先にもこれ以上の衝撃を受けた漫画にはまだ出逢えてません。
手塚先生の作品は火の鳥が初めてでしたが世の中にはこんな作品を生み出す天才がいるんだという衝撃から、発売されている作品すべてを読みました。
未完のものも多いのですが、どれもとても素晴らしいです。
特に好きなのはブラックジャックアドルフに告ぐブツダ
手塚治虫というひとについて描かれているブラックジャック創作秘話も面白いよ。
弟子に沢山の天才を抱えていたのがまた凄い。

三国志(横山光輝)

小学生~中学生の時寝ても覚めても読んでました。
舐め回すようにという表現じゃ足りない。
ねぶりたおすように読んでいました。
三国志の魅力は一言じゃ言い表せないし語りだすと78時間は必要なのでとにかく読んでみて欲しいしダメなら読んでみて欲しいしなんなら読んでみて欲しい。胸を打たれること間違いなし。
関羽に惚れ込んだ曹操が関羽を手放したくなくてずっと面会を拒んできたのに結局見送りに行ってしまうツンデレ話や、張飛がお酒で失敗する話や、あんなに慎重にいけよって孔明に念を押された馬謖がいちびって下手こいてボコボコに負けて泣きながら孔明に斬られた話や、もうね、もう、壮大なロマンの、宝石箱やぁ~★
三国志は色んなクリエイターの方が作品化されていますが私の中での三国志はもう絶対に横山光輝先生バージョン。
「げぇっ!」は歴史に残る名言ですね。
作品の中の絵はLINEスタンプにもなっていますが最高に煽れるのでおすすめだよっ☆
余談ですが横山光輝先生がタバコの不始末の火災で亡くなったのは本当に悔しいし哀しい。
だからタバコはやめろってあんなに言っただろ新太郎!!
こんな天才でもあっけなく死んでしまうんです。
先生の孫子、読みたかったなぁ。

タッチ(あだち充)

私を野球沼に落とした漫画です。
主人公が死ぬというあまりにもセンセーショナルな展開で感受性豊かだった小学生当時、多大な影響を受けました。
あだち先生の漫画は情景描写が多く、多くを語らず読者に委ねる作風なんですがその塩梅が絶妙で、日本人の大好きなワビサビに満ちています。
「すべてを語らない」という美しさ、それがあだち先生の魅力です。
同じぐらい「ラフ」も大好き。

キャンディ・キャンディ(いがらしゆみこ)

少女漫画の金字塔ではないでしょうか。
少女漫画に必要な要素全てが詰まっています。少女漫画としてもストーリーとしてもこれ以上の名作を私は知らない。
人生というのは本当に思い通りにいかず、キャンディのようにどんな時も明るく前向きに生きていたって哀しい出来事やつらい出来事の連続なんです。
人生は本当に「痛い」。
でもどんな痛い出来事もいつか、「この瞬間のために必要なことだった」と思える日が来る。
キャンディがそうだったように。
とても綺麗にまとまった作品で大好きなんですが、残念ながら現在は絶版となっています。
実家にある文庫本は家宝にします。

ご近所物語(矢沢あい)

矢沢あい先生と言えばNANAが有名ですが、わたしはご近所物語が大好き。
人生で迷った時、恋愛で迷った時、心を打たれる名言に溢れた漫画です。
矢沢あい先生の漫画は主人公以外の登場人物も全員キャラが立っていてとても魅力的なんですよね~。
ユースケやバディ子、天使なんかじゃないのマミリンも好き。
ひとりの女の子が夢と恋愛の間で揺れ、親との関係に躓き、人生に迷い、それでも明るく前向きに自分の人生を切り開いていく。
恋愛よりも夢を選ぶ主人公と言うのは当時の少女漫画の中ではセンセーショナルだったのではないでしょうか。
90年代はそういう時代の入り口だったのかもしれません。
人生の目的が明確な主人公と、そんな主人公の生き方を間近で見ていて何も目的が定まっていないツトム(恋人)の苦しみと葛藤。
登場人物の心情描写がきめ細やかで誰でも誰かに感情移入・共感できるストーリーで胸を打たれずにはいられません。
大人になった今読んでも響くものがあります。



以上、梓を構成している5つのマンガでしたっ!

#私を構成する5つのマンガ

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