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ニッポンのデザインを贈る

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#Cohana

肌に優しく柔らかい、自由にかたちを変える「本錫」のブレスレット

「スズ(錫)」という素材をご存知でしょうか。日本では奈良時代に茶器と共にもたらされたという記録があり、正倉院の中にもこの「スズ」製の宝物が存在しています。 酸化や腐食に強いことから、錆びない、朽ちない金属として、ながらく特権階級の人々だけが使うことのできる高級な酒器や茶器、飲食器として、そして神具のための素材として重用されていました。 このような歴史的な背景と優れた特徴を備えた金属、スズは、もうひとつの驚くべき性質を備えた素材です。通常、私たちは金属は「硬い」ものである、

伊賀の組みひもでモダンに仕上げた、庄三郎の糸切りバサミ

世界にその名を知られるハサミの名品、庄三郎。伊賀のくみひもを組み合わせて、モダンな糸切バサミを作りました。 ▶️ cohana 庄三郎 伊賀くみひもの糸切ばさみ 世界にその名を知られるハサミの名品、庄三郎。刀鍛冶技術を生かしながら、西洋の切るための道具、ハサミの製造研究を行い、「日本の鋏」を作り上げた創業者を引き継ぎながら現在にいたるブランドです。 品質に妥協することないその庄三郎の糸切りばさみに巻きつけたのは、伊賀のくみひも。奈良時代以前から、主に武具などの紐としてつ

指先ほど小さくて、きちんと切れる豆ばさみ

全長3.5センチ。親指と人差し指でしっかりつかめて、きちんと切ることができます。岐阜県関市の老舗メーカーの、どこへでも持っていける豆はさみ ▶️ cohana 関の豆ばさみ 親指と人差し指でつまむことで安定して、きちんとしっかり切ることができます。全長35ミリの、とても小さなハサミ。サイズはミニチュアですが、優れた切れ味。刃物の産地として世界中から知られる岐阜県関市で昭和8年に創業されて以来、ずっと良質なハサミと刃物だけを手がけてきた長谷川刃物が作りました。 裁縫用の糸

伝統こけしの職人が、手芸に便利な針入れを作りました

身長9センチ。津軽の伝統的で高度な製造方法をそのまま使い、青森県黒石市の職人が手芸に便利な針入れをつくりました。 ▶️ cohana こけしの針入れ おかっぱ頭に無垢な表情がかわいらしい手のひらサイズの小さなこけし。中にはフェルトの針山を備えていて、縫い針をしまっておけるニードルケースです。東北各地に伝わる「伝統こけし」のひとつ、津軽系こけしの技術を引き継ぐこけし工人の手によって作られています。 身長9センチ。とても小さくコンパクトですが、津軽系こけしの特徴でもある、お

ガラスのおはじきが楽しい、最高品質の待ち針

やさしい色合い、直径はわずか7ミリ。誰もが一度は遊んだことのある繊細で綺麗な「おはじき」を施し、針仕事が楽しくなるマチ針をつくりました。 ▶️ cohana おはじきの待針 日本古来から伝わる玩具「おはじき」。誰もが一度は遊んだことのあるこのおはじきをあしらった美しい待針を作りました。 やさしい色合い、そして直径はわずか7ミリほどの小さなおはじきの待針はどれも愛おしく、針仕事がより楽しい時間になるよう、一つひとつ、手仕事で丁寧につくられています。 おはじきは東京国分寺