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ニッポンのデザインを贈る

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肌に優しく柔らかい、自由にかたちを変える「本錫」のブレスレット

「スズ(錫)」という素材をご存知でしょうか。日本では奈良時代に茶器と共にもたらされたという記録があり、正倉院の中にもこの「スズ」製の宝物が存在しています。 酸化や腐食に強いことから、錆びない、朽ちない金属として、ながらく特権階級の人々だけが使うことのできる高級な酒器や茶器、飲食器として、そして神具のための素材として重用されていました。 このような歴史的な背景と優れた特徴を備えた金属、スズは、もうひとつの驚くべき性質を備えた素材です。通常、私たちは金属は「硬い」ものである、

「本錫」のアクセサリーに、ラリエットが加わりました

「スズ(錫)」という素材をご存知でしょうか。日本では奈良時代に茶器と共にもたらされたという記録があり、正倉院の中にもこの「スズ」製の宝物が存在しています。 酸化や腐食に強いことから、錆びない、朽ちない金属として、ながらく特権階級の人々だけが使うことのできる高級な酒器や茶器、飲食器として、そして神具のための素材として重用されていました。 このような歴史的な背景と優れた特徴を備えた金属、スズは、もうひとつの驚くべき性質を備えた素材です。通常、私たちは金属は「硬い」ものである、

小さなネコの駒で遊ぶ、囲碁みたいな陣取りゲーム、だからnego。白ネコ・黒ネコ、カタチは可愛いくても奥の深さが特徴です

ネコ好きの方はもちろん、そうでもない方もみんな楽しめる、新しいボードゲームができました。ネコのコマで遊ぶ囲碁のような陣取りゲーム、だから「nego」。 オセロを楽しむように誰にでも気軽にはじめることが出来る。囲碁のように奥深く、ずっと楽しむことが出来る新しいボードゲームです。 ネコの姿を作ったのは、造形作家の森井ユカ。無類のネコ好きであり、「ポケモンカードゲーム」の粘土造形など、絵本やテレビ、CM、ゲームなどの世界で親しまれてきたキャラクターデザイン同様、ボスネコ、ノビネ

手にしたときの肌触りがよくて長く使える、新しい和紙でできた文庫本カバー。ミナ ペルホネン、粟辻博とのコラボ作品も登場。

手にした時の独特の肌触りと、眺めた時のやさしい風合い、美しさ。古く奈良時代から私たち日本人の生活とともにあった「和紙」という素材の素晴らしさは、みなさんよくご存じの通りでしょう。 軽くて風合いの良い和紙の良さはそのままに、和紙の産地、山梨県市川大門の和紙メーカー、大直(おおなお)が、紙の可能性を広げる、新しい和紙をつくりました。それが「ナオロン」。和紙のしなやかさを持ちながらも、耐久性があり、水に濡れても破れない特徴を持っています。 これまでデリケートだった紙を、いっそう

シルエットが美しい。ワンタッチで収納部を開閉。そして肩を優しく包み込むショルダーベルトを搭載した全く新しいバックパック

「Dulles bag」とはアメリカの国務長官ジョン・フォスター・ダレス氏が愛用したことから世界中に知られるようになったバッグのデザイン。別名「ドクターズバッグ」とも言われ、往診時に医者が持ち歩くバッグとしても知られています。 その優れた構造をそのまま現代のバックパックとして現代に蘇らせたのがこの「Dulles backpack」です。 その機能性とは、金属製のフレーム構造を採用していること。これによって、バッグの開閉をワンタッチで行うことができ、従来のジッパー式バッグの

書斎や仕事場のデスク周りをすっきりと整えてくれるSIWAのデスクトレーができました。A4とB5サイズで決済箱にも最適。

書斎や仕事場のデスク周りをすっきりと整えてくれるSIWAのデスクトレーができました。 和紙の持つ独特な風合いと落ち着いた外観が特徴です。フタ付きのボックスとして使用することもできますし、フタをトレーとして上下に並べて使うことも可能です。 仕事途中の書類を分類する決済箱としての使用はもちろん、筆記具や文房具の収納にも最適。さらにコピー用紙をアイデアスケッチやメモ用紙として使用されている方ならその収納ボックスとしてもぴったりで、コピー用紙500枚がピッタリ収納できる内寸に作り

新テキスタイル追加。最高品質の先染め織物を使った歴史あるエプロン。バウハウスの基礎を築いた色彩学を使い、自由学園がデザイン。

世界的な建築家として知られるフランク・ロイド・ライトによって設計された「自由学園 明日館」。デザインや建築がお好きな方なら、みなさんよくご存知の建築物でしょう。 この場所で、ライトの建築物のたたずまいにより育まれた「隠れた美」を見つけられる深い心、その心を表現し、人々に良いものを提案するために研究を続けてきたのが、自由学園生活工芸研究所。80年以上に渡って、本当に生活に必要なものはなにか、本当によいものとは何かをテーマに、自由学園で生徒たちが手で学んだことを生かすモノづくり

ざっくりと自由に使える。ミニマルに、抱えてもぶら下げて持ち歩ける。深澤直人デザイン、新し和紙で作ったSIWAの物入れ。

手にした時の独特の肌触りと、眺めた時のやさしい風合い、美しさ。古く奈良時代から私たち日本人の生活とともにあった「和紙」という素材の素晴らしさは、みなさんよくご存じの通りでしょう。 軽くて風合いの良い和紙の良さはそのままに、和紙の産地、山梨県市川大門の和紙メーカー、大直(おおなお)が、紙の可能性を広げる、新しい和紙をつくりました。それが「ナオロン」。和紙のしなやかさを持ちながらも、耐久性があり、水に濡れても破れない特徴を持っています。 これまでデリケートだった紙を、いっそう

リビングでも仕事場でも、お店でもスタジオでも物作りの現場でも作業部屋でも。これまでに無かった、全く新しいワゴンの形です

お部屋の収納でよく使われている、キャスター付きのワゴン収納の問題は何でしょうか。タテに3つのカゴが付いていて、ポイポイとみんながモノを放り込んでしまう。 そんな最初は便利に思えたワゴンも、いつかは家庭のモノがあれやこれや堆積し、必要な時には見つからない。上に貯まったモノを取り出してから、探し出す。しかしこれでは、いつまで経ってもこの繰り返しでしょう。 私たちの生活になくてはならないモノ。仕事を円滑に進める道具。趣味の充実した時間を過ごすためのもの。お店のレジまわりで。それ

新モデル6種類を追加。あなたのカメラとレンズとデジタル機器を包みこむ。新潟県が生んだ、あらゆる方向に伸びる1本の糸でできた新素材の収納ツール

愛用のカメラやレンズの持ち運び。仕事に必要なデジタルデバイスの携帯。お仕事やプライベート、旅行などでその頻度は増すばかりですが、そのためのアクセサリーやケーブルなどもバッグに入れて一緒に持ち歩かなければならない。その収納にはいつも困ってしまいます。 精密機器ですから移動中の傷や擦れから守りたいことはもちろん、ケーブル類もこんがらがったり端子が折れてしまえば、使うことができません。またそれらの分類と整理も大切なこと。取り出しと収納を瞬時に行いたいものです。 これまでの収納ポ

1日の疲れを癒します。お風呂で使う、群馬の絹で作った特別なアイマスク。水分を含んで程よい重さがじんわりフィットします。

1日の疲れを癒してくれる、大切なリラックスの時間にお風呂でお使いいただく、特別なバス用アイマスクを作りました。 その素材に選んだのは、群馬県で生まれた上質で希少な「絹」。この特別な絹には天然のスキンケア成分「セリシン」がたくさん含まれており、これをワッフル生地を贅沢に使用。 空気層を含んだ構造とシャリ感があり濡らすと柔らかくなり、その心地よい重さで疲れた目を癒します。また形状も「くびれ」のある形にしたことで、目の周りにしっかりフィットします。 素材に使っている絹は、蚕の

両手を添えて持てる。飲み物もヨーグルトやシリアル、果物やお菓子の器にも。子どもから大人まで、みんなが使いやすいカップ。

2003年の登場から熱心な愛用者を増やしてきた「tagCup」が20年ぶりのリニューアル。その優れた使いやすさ、持ちやすさはそのままに、細部を見直してアップデートしました。 白い日本製の磁器のカップにシリコン製のスリーブを付けたことで、持つ手が滑りずらく、小さなお子様やお年寄りでも持ちやすく、使いやすい。そんな誰にでも使いやすいマグカップが「tagCup」(タグカップ)です。 通常のマグカップの側面に付いた「取っ手」は、握力の弱い小さなお子様やお年寄りにっては持ちづらいも

飲み物の味を変えない 冷蔵庫で冷やすことができる新しいボトル

真空二重構造による「保温・保冷」の機能に加えて、さらに「飲み物の味をそのままに、味を変えない」ことに注目したステンレスボトルをつくりました。 ヘアライン仕上げの美しい「ovject BOTTLE-IN-BOTTLE」。このボトルにはその名前に、内部に入れた飲み物本来の豊かな香りや風味、味わいを変えてしまわないための秘密があります。 一般的な真空二重構造のボトルにはいくつかの問題がありました。それはステンレスという素材の特性から、例えば入れたコーヒーに金属臭が移ってしまったり、

リビングでの普段使いも、もしもの時も快適に使える「寝袋」

もしもの時に備えて、食料の備蓄や防災用製品を用意されている家庭は多いでしょう。しかし「防災用品」の中でこれまで死角になっていたのが、災害時の睡眠環境でした。 そこで作られたのがこの「SONAENO」です。単にデザインや使いやすさが優れているだけではなく、現代における価値が高いと考えられる重要なアイテムとして、「グッドデザイン賞ベスト100」にも選出。防災アドバイザー、高荷智也との共同開発で完成しました。 開発の中で最も大切なポイントとして考えたのが、日常の暮らしに溶けこむ