カタールでのオミマイ話①-1
日本の裏ブラジルへ数日滞在してからの帰国日
トランジットするカタール・ドーハ経由の飛行機に乗り込んだ
サンパウロからドーハは約14時間
相当の長旅を覚悟して乗り込むも半分程度の時間で飛行機が着陸
冷静に考えれば予定の半分しか乗ってないんだから着いてるわけがない
でも乗客は次々と荷物を取り出し降りる準備
冷静な私はモニターを操作して地図を確認
すると現在地は「アテネ」と表記されている
「ギリシャやん!」
目的地のカタールは更に先
一体何があったんだ?とドキドキしつつ待っていると機内放送が
『カタールがサウジとモメた結果、空港が大混雑。暫く時間調整します。』
そんな事あります??
荷物を再度締まった乗客へ席に戻るよう言いまわるCAさん
最初は乗客も言う事を聞いて座っていたんですが
数時間も待たされると歩き回る人が続出
近くの客と大声で談笑したり通路で運動を始めたりと地獄絵図
2時間後くらいですかね、やっと離陸し目的地のドーハ空港へ飛び立った
ただし本当の地獄はドーハ空港にあった
幾つもの便が大幅に遅れた為に乗り換えられない人が続出
激込みのインフォメーションカウンターで便の変更待ち
当然私も乗り換える事ができず次の便に変更して貰ったらナント20時間後
20時間も空港で過ごすのか・・・と思ったら
カウンタースタッフから予想外の提案が
『ホテル代も出すし、テンポラリーのVISAも出すから入国する?』
当時のカタールは入国VISAを事前申請しないといけなかった為
トランジットも空港内で過ごす気マンマン
故に小汚いスウェットパンツ&ビーサンで飛行機に乗っていたのですが
ナントその恰好でカタールへ入国する事になったのです
カタールでのオミマイ話①ー2へ続く
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