尻取り日記で映画な話「ミリオンダラー・ベイビー」


2003年12月に交通事故に遭って半引退します。
32歳になる手前です。
「年齢的にこのままひっそりと引退」
生生しい現実が待っていました。
 
裁判は続き、生活も見通しがなく、借金が増えるだけの
生活を送っていました。

息子は幼少期だった`ため可愛い時期でしたが、自分自身のみと
すると、思い出すのも嫌な底辺以下の毎日でした。
その頃、「ミリオンダラー・ベイビー」が公開されます。

僕の一番好きな映画の1つに「ニュー・シネマ・パラダイス」が
あります。
老人と子供の人間愛を描いた映画です。
男と女の恋愛映画には興味ありません。

大嫌いな恋愛映画ですが、好きな作品は1つ2つあります。
それはそのうちに。
この映画は老人と若い女性の恋愛映画です。
見直して、やはり、そう思います。
そう思うと、恋愛映画そのものが悪いのではなく、安易な作りに
思えるそれが多いから、毛嫌いしているだけのように思います。
事実、好きなその作品らを例外という括りに入れて、結局
好きな訳ですから。

残酷な描写の必要など、どこにもないのですがなくてもこれは
好きです。

クリント・イーストウッド、大好きです。
網羅には程遠いですが、それなりに観ています。
彼について蘊蓄を語れる程、知っている訳ではありません。
この作品、女子ボクシングの走りの時代の映画と思います。

キックボクシングはもっと前の僕が十代の頃から組まれていました。
しかし、女子キックボクシングがそもそも嫌いでした。
それについては全て後述します。

クリント・イーストウッド、幼少期から名を耳にしていました。
母が、彼の作品を好きだったからです。
若くして実力派だったからなのか、出演する作品がよかったから
なのかは知りません。

調べると、母が好きだという作品は、出始めの頃のなので、
トム・クルーズでいうところの「トップガン」のようなものでしょうか。
僕はまだその作品らを観ていないのですが。

母に対する反抗期といいましょうか、代表作「ダーティーハリー」
シリーズも観たことがありません。

僕が自分の意思で始めて足を運んだのは「パーフェクト・ワールド」
になります。
クリント・イーストウッドが、という訳でもなく主演の
ケビン・コスナーが、という訳でもなく、その作品が観たかった
のです。
なので、彼に対しての価値を見出して足を運んだ訳ではありません。

でも、存在感抜群でした。
この作品は好きなので、いつかまた別の機会に。
幾つか彼の作品を観ました。
人と違った人生を好き好んで生きてきました。
同年代よりも独り暮らしが早かったので、何なら同級生と同様に
高校進学しなかった為、そもそも中学生の頃からレンタルビデオ
ばかり通っていました。

実家にいた頃から少しでも安い金額で多く借りられる店を
見つけて足しげく通っていました。
テレビよりも深夜まで映画を観ていることが多かったです。
母が毎朝3時50分に毎朝朝刊配達で起きるため、中学に上がると
古いテレビをどこかでもらって、邪魔しないよう部屋につないで
いました。
映画とボクシング

僕にとって、それは贅沢で、当時の中学生ではそのようなことは、
少なかったのではないかと思います。
15歳の頃からまとまった金が必要な時だけアルバイトをして
稼ぎました。
グローブや減量着、ビデオデッキやステレオなど。
当時、どれも高級品ですが、その中でも安い無名のメーカーの
電気製品のそれらでした。

小6から夏休みや冬休みになれば新聞配達を手伝いました。
大晦日も元旦も。
だから、成田山まで走って参拝などと考えるようになったのかも
しれません。
そこの価値観は他とは違います。

80年代後半、LD(レーザーディスク)の出現で格安で
映画が買えるようになりました。
公開された映画のビデオテープが販売されていた当初、
16800円が定価でした。
LDは3800円から5800円程度で買えます。

ありがたいことに、デッキやソフトらをファンが連盟に
送ってくれました。
エルビスプレスリーのカムバックライブ、今でもなんなら
YouTubeでよく観ますが、LDで最初に買ったのが
それです。
彼のライブを観て、女性が失禁したとか耳にしたことが
ありますが、分かる気がします。

モハメド・アリ同様に、リアルタイムで知っているのは
晩年ですが、大人になって若かりし頃を目にして恰好いいなと
思います。

「パーフェクト・ワールド」は、94年夏に名古屋で敗れて
引きこもりだった頃に深夜や昼間、何回も何回も観ていました。

前述しましたが、女の殴り合いを観たくはないという個人的な
好き嫌いも勿論ありますが、原因は別にあります。

その件について、幾度も理由もインタビューで述べました。
でも、僕が反対していることだけ記し、その理由までは
専門誌は記してくれませんでした。

お陰で僕は悪者です。
他に競技自体を考えている選手も1人もいなかったので全然
構いませんが。
この件について、幾度も非難を受けました。

どうぞどうぞ、最初から好かれようとは思っていません。
心から愛される存在こそが目標です。

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これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。