尻取り日記 映画な話「ニュー・シネマ・パラダイス」

劇場で6回は観ています。
シネスイッチ銀座だけで5回は観ています。

僕はとにかく人見知りなので、幾度か記している通り
人にする質問を用意しています。

「好きな映画何?」
食べ物以外で、こういう質問もあります。
こと映画に感しても、この手の質問は幾つか用意しています。

1990年3月だったと思います。
平成2年になって、18歳になってまだ日の浅い頃です。

こういうの、弱いのです。
実話系であったり、老人と子供の話であったり。
爺さんと婆さん、父方は父が子供の頃に亡くなって
いるので当然知りません。
母方の祖父は小学生の頃に亡くなり、祖母は最近まで
健在でしたが、でも、それほど思い出がありません。
なので、羨ましい気持ちもあるのだと思います。
いや、あるのです。

もっと、色色と話がしたかった。
もっと、色色と話を聞きたかった。
もっと、知りたかった。
等等。

母の実家は弟が継いでいて、他所者感がとても強く、
親戚というよりは客という感が幼少の頃からあり、だから
そんな感情があって、想いが溢れてしまったのだと思います。

この作品は実のおじいさんという設定ではありません。

「ニューシネマパラダイス」
これだけの素晴らしい作品、どれだけあるのでしょうか。
内容もよく、音楽もいい。
テーマソングがどこかで流れる度、鳥肌が立つのです。

17歳の終わりか18歳のなりかけのころ映画に足を運びました。
大人の街銀座にある、シネスイッチ銀座という小さな
劇場での単館上映でした。
単館上映、まだあるのでしょうか。
そもそも映画館というものがもう絶滅危惧種なのではないので
しょうか。

当時はまだ、今のようにどこに行っても同じ映画しか
やっていないという大手劇場ではなく、映画館によって
違う映画が公開していたのです。
いい時代最後の世代と思います。

毎週「ぴあ」という情報誌を購入して、公開中や公開予告などの
知識を得るのです。
たった数行で記された、監督キャストあらすじを目にして、
頭の中で想像を膨らませるのです。

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これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。