呼吸器への苦手意識を克服!PEEPを分かりやすくイメージしよう!
呼吸器疾患を患った患者さんや、頚髄損傷の患者さんと関りを持つと人工呼吸器を使用している方も中にはいらっしゃいます。
その人工呼吸器でPEEP設定を行いますがそもそもPEEPって何だっけ?
ということで、PEEPについて見ていきましょう。
今分からないことが問題ではなくこのタイミングで理解出来て良かった!というポジティブな気持ちで学びを楽しんでくださいね。
PEEPは「風船を膨らましやすくするもの!」とイメージしておいてください。
良く、PEEPをかける目的は
・肺胞の虚脱を防ぐ
・酸素化の改善
など、小難しく書かれていますね。
これではイメージしにくく覚えるのも嫌になります。
ここでは、PEEPは・風船を膨らませやすくするものと、覚えておいてください。
ここで実際に風船をイメージしてみましょう。
まだ膨らましていない赤い風船があります。
この赤い風船を膨らましてみます。
しっかりと膨らみますね。
では、子どもに膨らませてもらいましょう。
なかなか空気が風船に入らず膨らまないようですね。
ではここで、大人に少しだけ空気を入れてもらったものを子どもに渡してみましょう。
この少しだけ空気を入れてもらった風船を子どもに吹いてもらいます。
先に少しだけ空気を入れておいた風船であればしっかりと膨らみましたね。
つまり風船を膨らます上で最もきついのは膨らませ始めるタイミングなんですね。
肺活量の低い子どもでも、最初に少しだけ空気を入れておけば簡単に膨らますことができるというわけです。
分かりやすくイメージするために風船に例えましたが
実は肺でも同じ考え方が出来るんです。
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