scouting
プロ野球のscout評価システムについて、最も優れた説明の一つを紹介する。20/80scaleを使う組織や2~8を使う組織もある。これらは同じ。2や20はscaleの低い方で、8や80は高い方。
scoutは通常、採点の際に4/6や3/5などの2つの数字を使う。1つ目の数字は、その選手の2~8のscaleにおける現在の評価であり、2つ目の数字は、その選手の「予想される」将来のプロ野球の評価。もちろん、これらの数字は個々のscoutの意見に基づく。
1つの数字しかない場合、通常その選手の将来の可能性についてのscoutの予測意見。
肩
これは、今の野球選手が見落としがちで、MLBlevelでは最も不足しているtoolの1つ。人工芝によって、野手がより深い位置でplayするようになった今、強肩は昔よりもさらに必要だ。肩のある選手は、Chanceを逃さずに走ってくるteamが少なくなり、失点を防ぐ事ができる。一方、外野手や捕手の肩が弱いteamは、より多くのChanceを見逃すことになり、投球エラーや失点が増える。
scoutが選手の肩力を評価する時は、大抵試合前の内野・外野の練習中。scoutは、外野手が二塁、三塁、本塁への数回の送球を見る。もし選手の肩力が高ければ、特に本塁への投球でそれを見せるだろう。scoutは外野手に4つの事を求める。
強いOver throw、直線的な軌道、優れたcarry、 ballが最終的に地面に当たったときの芝の上での生き生きとした動き。
内野手、特に遊撃手と三塁手にも強肩が必要。scoutは、外野の芝生から深いshortの位置から投げられるballに最も注意を払う。肩のある選手は、直線的な軌道、ヒューという強い音、そして一塁手のgloveに当たる鋭い音にも表れる。
足の速さ
足の速さは、攻撃と守備の唯一の共通点。これはslumpに陥らないtoolの一つ。(訳注おそらく歴代盗塁王に聞いたら怒られる。)人工芝で広い球場でplayすると、芝の上よりも ballが速くなるため、速い走者の優先順位が高くなる。足の速い外野手は、1試合に最大2つのballを捕る事ができ、teamにとって1試合平均1点を阻止する。同じ選手が盗塁をする事で、守備に大きなpressureを与え、投手に速球を多く投げさせる事ができる。
選手の走るspeedは通常、直線的なspeedを測る60yd dashと機能的な試合でのspeedを測るホームから一塁までの距離の2つの方法で計られる。MLBの平均timeは、60yd dashが6.9秒、ホームから一塁までが右打者で4.3秒、左打者で4.2秒となっている。ホームから一塁までのtimeは、batの響きから一塁に足が当たるまでが時計のstart。MLB levelの速いrunnerは、ホームから一塁まで4.0秒以下で走る事ができる。走力があると、野手は送球を急がなければならず、送球エラーが多くなる。speedのないteamは、走者を三塁で抑えなければならない事が多く、得点が少なくなる。多くの場合、scoutは生のtimeを使って(正確さを確認するために近くのscoutと比較して)、60のための風/芝生の条件に基づいてUP/downを切り上げるか、または打席から一塁へのtimeのjumpと努力のlevelがどれだけ優れているかを確認する。
60yd dash
8: 6.4秒
7: 6.5~6.6秒
6:6.7~6.8秒
5: 6.9-7.0秒
4: 7.1-7.2秒
3: 7.3-7.4秒
2: 7.5秒+α
本塁から一塁(右打者/左打者)
8: 4.0秒/3.9秒
7: 4.1秒/4.0秒
6: 4.2秒/ 4.1秒
5: 4.3秒/4.2秒
4: 4.4秒/4.3秒
3: 4.5秒/4.4秒
2: 4.6秒/4.5秒
守備力
これは、最も向上する可能性の高いtool。足の速さや肩の良さを身につける事はできないが、守備は品評会での練習で上達する可能性が最も高い。scoutは fieldingを判断する際に、何個かの特徴を見ている。
足の速さ 横、前後に素早く動けるかどうか。
範囲 どのくらいの範囲をcoverできるか?
柔らかいhandling gloveの中心でスムーズにballをcatchする能力。
Quick Hands 悪いhopをcontrolする能力。
打撃能力
アマチュアの投手との対戦を見て、MLBlevelでどのような打撃をするかを判断するから、これは最も難しいscouting tool。アマチュアの打者の中には、アマチュアの投手との対戦では素晴らしい成績を残していても、プロ野球の世界に入ると顔面蒼白になってしまう人が多くいる。batterは次のようなskillを持っていなければならない。
バットスピード)素早くbatを振ることができる。
安定して強い ballを打てる能力
strike zoneの知識
MLBの速球、変化球を打つ事ができる能力
全方向のfieldに打てる能力
騙された時にplateを調整する能力
powerのある ballを打つ
powerのある打球を打つ事は、batterにとってより望ましい特性の1つだが、残念な事に、それはしばしば最もうまく予測されない特性。
powerのある打球を打つ
powerのある打球を打つ事は、あらゆるbatterにとって望ましい特性の1つだが、残念ながら、MLBlevelでは最も評価の低いtoolである事がよくある。powerのある打球を打つためには、打者は優れたbat speedが必要。 bat speedは、優れた打者はみんな持っている ballを飛ばすために必要な事。MLBのpowerを持つ打者は、打撃練習でfenceを越える打球を定期的に打ったり、400ft以上の ballを打つ事もできるはず。
金属batを振っているアマチュアの打者を判断する際には、かなりの注意が必要。金属batは打球面が大きく、軽いのでbat speedを上げて振る事ができ、木製batに比べて18%もballを遠くに飛ばす事ができる。木製batで400ftの強い回転が、金属では470ftになる。そのため、多くの打者は、金属batでhome run batterになったかと思えば、木製batではwarning track batter(訳打球が伸びない打者?)になってしまう。プロ野球の世界に入る前に、木製batに慣れる事はとても重要だ。殆どの打者は、大学や高校時代のようにballを打てない事に慣れるのに苦労している。
scoutが投手に求めるもの
投手をscoutする時、scoutはまず強肩を探す。これは神から与えられた才能であり、ある程度までしか向上させる事はできない。投手がMLBのprospectであるための肩力を持っているかどうかは、radar gunの下での1試合でわかる。
速球の球速を計るためのradar gunには、2つの基本モデルがある。Jugs Speed Gun (Fast Gun)は速球が3.5ft移動した後、Ra-Gun (Slow Gun)は ballが40~50ft移動した後に速度を計測する。速球は、投手の手を離れてからHome plateを通過するまでに、8マイル減少する。JUGSspeed gunは、通常、Ra-Gunよりも3-4mph速い。
MLBの平均的な速球は、JUGSspeed gunで88~89mph、Ra-Gunで84~85マイル。scoutは、JUGS speed gunで少なくとも85mphを投げない投手と契約する事はほとんど無い。
投手を評価するためのcheck list
速球- scoutが最初に注目するのは、良い球速と動きのある速球。速球は、沈んだり、上がったり、滑ったり、尾を引いたりする。MLBの速球は、80mph台後半。
curve ball - scoutは ballに速いtightな回転がかかっているかどうかを見る。良いcurve ballは、横にも下方向にも約2ftの範囲で変化し、Home plateに近づいた時に、その鋭い下方向の変化でtableから落ちるような錯覚を与える。
slider- 優れたsliderは、優れた速球の素晴らしい引き立て役になる。良いsliderは、弾丸のように横方向にしっかりとしたspinを持つ。sliderは、plateを越えるまでは、速球のように見えるが、Home plateに近づくと、約6~18インチ変化する。
change-up- 優れたchange-upは、打者に速球をより速く見せる事ができ、投手にとって非常に大きな財産となる。良いchange-upは、打者には同じように見えるはずだが、速球よりも15~20マイル遅いspeed。これにより、打者は投球の前に大きく立ちはだかる。
腕の角度- 投手の基本的な腕の角度は、可能な限りスムーズであるべき。体を横にして投げたり、硬い前足で着地したり、over strideしたり、かかとで着地したり、腕が体から遅れたりするような機械的な問題がなく、努力していないように見える。機械的な問題を修正せずに放置すると、controlや腕の問題に繋がる。
control-投手がMLBで成功するためには、strikeを安定して投げる能力が不可欠。もし投手が強力な武器を持っていなければ、成功するためにはcontrolがより重要になる。優れた投手は、投球の70%をstrikeに投じる事ができ、countが悪い時にも変化球をstrikeに投じる事ができる。
投手の球速
8:98mph+α
7: 93-97 mph
6: 90-92 mph
5: 88-89 mph
4: 85-87 mph
3: 83-84 mph
2: 82 mph
スカウトが捕手に求めるもの
優秀な捕手は、チームの成功に不可欠。捕手はfield上でleadershipを発揮し、投手と協力して打者を準備したり、gameをcallしたりする。捕手は耐久性がなければならず、teamのdefenceに責任を持つ。捕手には、柔らかい手と素早い足、そして投球をblockする能力が必要。優れた捕手は2.0秒以下(中には1.8秒を切る)で捕球して二塁に投げる事が必要。
catcherの二塁へのrelease Time
8:1.7秒~以下
7:1.7~1.8秒
6:1.8~1.9秒
5:1.9~2.0秒
4: 2.0-2.1秒
3: 2.1-2.2秒
2:2.2~2.3秒
scoutが内野手に求めるもの
優れた内野手は、チームを成功させるためには金に換えても惜しくない。強力な守備力は、相手チームの攻撃を防ぎ、投手陣の負担を軽減。
肩力。
外野の芝生の端に足をつけて150ft投げる事が多いshortは、特に強肩が必要。
三塁手もまた、foul lineに沿って120ft(約150m)の距離を投げる必要があるため、強肩が必要。内野手の送球がまっすぐで、一塁手に近づいても倒れないかどうかを見る。
守備範囲 body controlの良い内野手を探す。一歩目の速さが必要で、左右や頭上で ballを捉える事ができ、ballをchargeして投げ上げる事ができる。また、手が柔らかく、bad hopや鋭い打球にも素早くスムーズに対応できる必要がある。
スカウトが外野手に求めるもの
優秀な外野手は、teamを成功に導くために不可欠。殆どの外野手は打撃が得意だが、守備力も見逃せない。scoutは外野手に次のような基本的なskillを求める。
肩力。
外野手の守備力を高めるためには、強肩が不可欠。強肩は、得点しようとする走者を減らし、走者が余分な塁を取るのを防ぐ。選手の腕力を評価するには、試合会場で内野・外野の練習を見ることが重要。その選手の肩力が高ければ、ここで発揮される可能性がある。teamは、試合前に披露された腕の強さで、出走するかどうかを決める事が多い。外野手に求められるのは、「強いOver throw」「直線的な軌道」「動作の良さ」「最終的に ballがgroundに当たったときの芝の抜けの良さ」の4点。右翼手の場合は、三塁やhome plateに向かって275ftの高さまで投げる事が多いので、強肩が不可欠。
飛距離
優れた外野手は、外野を広くcoverする事ができる。中堅手は最も広い範囲をcoverしなければならないので、 ballによく飛びつき、speedがある事は良い外野手には不可欠。外野手は、前方の ballとフライの両方に対応し、投げ、打球の強さを判断し、自分の上を越える飛球を捕球する事ができなければならない。Centerは最もspeedが必要で、右翼は最も肩力が必要。優れた中堅手は、60yd dashを6.6秒以下、左翼手と右翼手は60yddashが6.8秒以下である事が望ましい。
scoutが打者に求めるもの
その選手がMLBで打てるかどうかは、実際にMLBでplayしないと分からない事が多いため、予測が最も難しいtool。
MLBの打者になるために最も必要な資質は、スムーズで速いswing。素早いswingを持つ選手は、投球をより長く待つ事ができるため、より強い ballを打つ機会がある。もう一つの重要な資質は、strike zoneをよく知っている事。strike zone外の球を振っても、良いbatterにはなれない。打者は我慢すればするほど危険(な存在)になる。
打者を見る時は、歩幅を広げる時の手に注目。投球時に手を上下したりしていると、 ballを強く打てない可能性が高くなる。手は後ろに下げ、不必要な動きはしない方が良い。投手が強く投げれば投げるほど、打者は機械的に正しくないと打てない。突っ込んだり、手を後ろに下げなかったり、ヒッチしたり、upper cutが顕著なbatterは、安定したlevelでhitを打てない。
打者を評価する時は、統計ではなくtoolに注目。performanceではなく、toolをscoutingすべきである。統計は弱点を評価するのに適している。三振が多く、四球が少ないbatterは、あまりに多くの悪い球を振っているので、修正しない限り、一定のlevelで打つ事はできない。
打者は、良い速球をplateの内角で打てないと、良い打者になる可能性はほとんど無い。MLBで成功するためには、投手は内角に投げなければならないから。打者は変化球を打てなければ、MLBでもminor leagueでも長続きしない。一旦、変化球が打てないという噂が広まれば、それを打てるようになるまで、他の球種は見られなくなるだろう。
選手のMAKEUP
プロ野球で成功するためには、選手のMAKEUPが重要。多くの場合、肉体的に優れた選手よりも、最大の欲求を持つ選手の方が、より優れた選手に成長する。minor leagueに送られてきた選手の多くは、teamのstarである事に慣れており、slumpや敗戦の経験がない事が多い。多くの選手にとって、生まれて初めて、1回でknockoutされたり、無安打で終わったりするので、受け入れがたい。これを乗り越える事ができれば、MLBで活躍するという目標を達成できる可能性が高くなる。
選手のMAKEUPで最も重要な要素の1つは、家から離れる事に適応できるかどうか。高校生の多くは家を離れた事がないので、長時間のバス移動や悪天候、劣悪な環境に対応するための精神的な準備ができていない。多くの大学選手にとって、マイナーは、良いground、良い照明、飛行機、大勢の観客の前でplayする事からは、一段落している。
しかし、大卒の選手は2年で辞めてしまう事もある。なぜならば、自分が十分に昇格していないと感じたから。自分が留まっている間にチームメイトが昇格していくのを見るのは、選手にとってとても辛い。minor leagueで頑張って好成績を残している選手は、組織から注目される。
選手check list -- (選手を見極めるpoint)
catcher :腕力、敏捷性とクイックネス、柔らかい手、積極性とleadership。
INFIELDERS:腕力、speed、本能、アグレッシブさ、柔らかい手、打撃能力(特に両corner)。
打者:腕力、bat speed、振動面、恐怖心のなさ、積極性、上半身の伸び、フォロースルー。
投手 腕の強さ、速さ、動き、しっかりとした回転のあるcurve、自由な肩の動作と適切な投球、完全に伸びたフォロースルー(基本的には生き生きとした素早い腕、アグレッシブさ、集中力。)
MAKEUP: 成功への強い願望、coaching能力、成熟度、気質、向上心、意欲、hungry精神、一貫性、gameの知識、競争力、(選手がどれだけMLBに到達したいか、どれだけ努力するか。)
身体的変化:まだ身長に達していないか?体重は増減するか?速くなったり遅くなったりするのか?体は鍛えられているか?過去に怪我をした事があるか?彼のskillは去年からどれだけ向上したか。その選手は、MLBでplayするための身体的なtoolを持っているか、また、強い体質を持っているか。
しかし、大卒の選手は2年で辞めてしまう事もある。なぜなら、自分が十分に昇格していないと感じるから。自分が留まっている間にチームメイトが昇格していくのを見るのは、選手にとってとても辛い。minor leagueで頑張って良い成績を残している選手は、組織から注目される。
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