頑張るという言葉

最近はこの【ガンバレ、ガンバって】という言葉を使っては
ダメだという風潮が多くあるように感じます。

本当に使ってはいけない言葉なのでしょうか？
今現在うつ病などに発展している人には
確かに頑張ってと声をかけるのは良くないかと思います。

でも何かの目標に向かって頑張っている人に
そのことを応援するのはどこも間違っていないのではないでしょうか？

スポーツをしている人や今から試験を受ける人
今日初めてのプランニングなど

最近の流れでこういった人たちにまで頑張っての言葉を使っては
いけないと言う人もいたり。

変な感じです。

所で自分自身で頑張るとはどういうことでしょうか？

頑張ることは本来とても大事なことだと思います。
でも、どれだけ頑張れば良いのでしょうか？

頑張ることは大事だけれど命を落としてしまったり
うつ病にまでなってしまったりするほど
頑張らなければならないと言うのは間違いだと思います。

最近は月平均の残業時間を１００時間などを超えると
労働基準法に違反しているなどと決まりが出来たりしましたが

じゃあ月８０時間くらいまでなら頑張って
それ以上だと頑張らないようにすれば
頑張りすぎないで頑張っている？みたいな状態に
なっているのでしょうか？

人はそれぞれ違います。
世の中には一日中働いても平気な人もいれば
残業どころか定時内で働くのも大変だと感じる人もいます。

出来る人からすれば努力次第や努力が足りないと言われるかもしれません。
でも個人差があることも間違いのない事実なのです。

周りを見てあの人もこの人も頑張っているから
自分ももっと頑張らなければならないと
無理をしたとき心身ともに壊れてしまうこともあります。

世間の一般常識などと言われるものは
正しいとは限りません。

個人差がある限り頑張ることを時間で定義したり
今まではこのやり方で来たんだというような
会社の風潮は単なる悪習慣であり
とても無理のある難しいことだと感じます。

それでも最低限のことはやらなければならないのも事実です。
じゃあ、どこまで頑張れば良いのでしょう？

頑張るという定義を周りではなくて自分で決めてみてください。

今頑張らなければならないことが、頑張っていることが
自分自身で決めたことかどうか？

たまにTVなどを見たり、自分の周りの人たちを見たりして
こういった考え方や言葉をきいたことなないですか。

【これは好きじゃないと出来ないよね】
【好きだから続けられるんです】

好きでやっている人たちは一日に何十時間働いても
頑張れる人が多いのです。

だからといって好きなことが出来ている人なんて
世の中にどれくらいいるの？と感じるかと思います。

いきなりの転職が難しいなら
簡単なことでもよいので目標を立ててみてください。

ただのお茶くみばかりさせられている人でも
そのお茶くみをどれ位の時間で出来ているか確認してみて
もっと早くできないかなど工夫して考えて行動してみる。

目標時間を自分で決めてみる。
同じようにしている人がいたら話をして
競争してみるなど。

あるいはお茶の味を変えて誰かに気づかせてみるなど
自分自身で変化を持たせてみるなど。

実はこれだけでも自分から目標を決めたことになるので
今までよりは幾分か楽になったりします。

自分なりの工夫や変化を作ることで
毎日やらされていることが、自分で決めたことに変わります。

この自分で決めたことが大事で
人に言われてやることよりも
ずっと頑張りやすくなります。

なんとなく毎日を繰り返しながら
でも何か頑張らないとダメだと感じている人がいたら
毎日の繰り返しの中に自分で決めたことを
作ってみてください。

それだけでも今までと違った風景が見えることもあります。

どうでもよいことで命を落としてしまったり
うつ病などになることはこれ以上ないくらい
バカバカしいことだと思います。

頑張ってみてください。
頑張ってみろよ！！自分( ﾟДﾟ)！！

自分への応援メッセージでした・・・

イラストは灯さかすさんにお借りしています。

https://note.com/akarisakasu

灯さかす｜note