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あつさのせい

Buongiorno!

如月です。暑いですね。いや、本当は暑さも和らいできたような気配がしているのですが、一度点けたクーラーをなかなか停止させることができずにいる言い訳として暑い暑い言っているぼくです。

ところで、25日の日曜日にこのようなツイートをしました。

45歳の無謀な決断が面白がられたのか、これをポストした48時間でフォロワーが140以上増えました。ほんとうに有り難いことですが、同時に、その140の大半がローマファンではないというプレッシャーも感じています。

それまでのローマ速報のフォワーは、ヨーロッパサッカー、特にイタリアサッカーであり、ローマが好きな人たちで、そのひとたちの前で、ぼくは自分のやることに不正解はないと思っていました。つまり、ローマ速報に何を書いても肯定してくれるという安心感があったのです。

ですが、昨日今日は「勢いで会社を辞めたミドルシニアの人生」をのぞいてみたいという気持ちでフォローして頂いた方も多いのかなと勝手に推測しています。(ご期待に沿えるようがんばります!)

あくまでぼくのやるべきことは裏方なので、すぐに形になるのか、形になったものがみなさんの前で発表できることなのか、それすら未知ですが、ときどきツイッターのミュートをかましつつ、長い目でタイムラインから見守って頂ければ幸いです。

ちなみに、noteのアカウントを取得すると、たくさんの面白いテキストが無料で読めたり、イイネができたり、様々なクリエイターを支援したり、購入することができます。登録そのものは無料ですので、ぜひアカウント取得してくださいね。

今後の活動に先立ちまして、まずは自分の持つふたつの発信チャンネルを住み分けてみました。

ASローマ速報~ROMANISMO

これまで通り、むしろこれまでよりもローマに特化した情報を発信していきます。これは閲覧型のチャンネル。ぼくが関わる限りは、これまで通り無料で見ることができるという、同じスタンスでやります。

note版ローマ速報

ここはその舞台裏にも触れていきます。ぼくがなぜ会社を辞めようと思ったのか、働くということをどう考えているかというパーソナルな部分から、ASローマと生きていくとは具体的になにをするのか、そういったものまでお伝えします。それで悩んでいる社会人の参考になれば嬉しいし、これから社会に飛び出していく若者の反面教師になればいいですね・・・というのは冗談で、なにかを始めるヒントにしてもらえればと思います。だからnoteのほうはちょっと大人ぽいテーマになるのかな。

こちらは参加型のチャンネルと定義していきます。なにものでもない素人の如月がnoteをはじめて、そこにロマニスタやサッカーファンが集まって、凄いことを成し遂げたら、みんなも家族や友達に誇れるだろうし、ぼくもやってよかったなーって心おきなく死ねるというストーリー(もうちょっと生きたいと思いますが)。今後は有料エリアも作ります。

強制も推奨もしませんので、好きなほうを読んでください。

それはさておき、この二日間で多くの方々からの美しいコメントを頂きまして、本当に勇気を貰いました。それらを光の速さで全てブックマークした自分ですが、ふと気になったのが一点「自分はまだファン歴が浅いのでロマニスタとは名乗れませんが・・・」というコメントがちらほら見受けられたことです。心情的には理解できますし、謙遜もあるのでしょう。しかし、ぼくはそれが必ずしも正しいとは思いません。

英文法家、ケリー伊藤の著作から引用致しますと――

「雨が降ったから外出できないよ」

アメリカ人はこの言葉をすんなり理解することができないそうです。なぜならば、これを日本語のニュアンスで英文にすると『The rain prevented me from going out.』となり、雨で外出できない理由が不明なのです。ですが、日本人は『雨が降っている』と『外出しない』ことの因果関係を察することができます。
つまり『雨が降っている(気分がのらないから)外出しない』と、みなまで言わずも理解できるのですが、英語圏の方からすると「じゃあレインコート着ればいいのに」とひとつ疑問が挟まるのです。これは言語の仕組みによる思考の違いです。

ぼくがケリー伊藤先生の本に影響を受けているからなのでしょう。「ファン歴」「ロマニスタとは名乗れない」これは全くの別問題に思えるのです。では、このふたつのセンテンスの間に何が入るかというと、「まだファン歴が浅い(だから経験や知識がないので)ロマニスタとは名乗れない」となるのではないでしょうか。だったら・・・


絶対にそんなことないです!きみは今すぐロマニスタを名乗るべきだ。


ぼくはサッカーなんて、ルールすら知らなかったのに、トッティやローマがかっこいいという、その薄い武器だけでブログを始めました。開設当初は、今みたいな感じじゃなくて、Yahoo! JAPANのローマのニュースのリンクを張り、薄い知識で自分のコメントを書き添えるだけでした。当時たくさんあったローマ系の個人ブログやサイトから全く相手にされませんでした。サークルの仲間内で話してるのに、自分の発言だけ見事にスルーされてる感じわかります?要は同じフィールドに立っていなかったのでしょう。

それに加えて、いまだに中田英寿やスクデットシーズンに間に合わなかったという、拭いきれない引け目があります。それでも最初から迷いなくロマニスタを自称してきました。だから、別にファン歴浅くたって名乗っちまえばいいのにって思います。

毎試合観れなくたって、ユニフォーム買わなくたって、選手の名前と顔が一致しなくたって、そんなものローマ愛とは関係ないです。朝スポナビで試合結果だけでもチェックしてる人は、逆にむちゃくちゃローマ気にしてるヤツって気がして悪くないですけどね。

好きな人のために豊洲にマンション買ってあげるのも愛ですが、地元の賃貸住宅の内覧に行った後にラーメン食べて帰るデートだって愛ある行為じゃないですか。どちらも愛情の成せる業です。しかし、このふたつを比べると、資金力、労力といった具体的な比較ができてしまう。自分と誰かは比べないことです。ぼくだって引け目はあるけど、他で挽回しようと思って今があります。

ですから、あまりご自身のファン歴は考えずに、ぜひ胸を張ってロマニスタを名乗って頂きたい。そういう人が増えるとぼくも何かと心強いです。

あとはVARがなんとかしてくれます!(適当)



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