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脱毛症#3 (脱⽑症の発症と気持ち)ASPJ調査結果

この記事は私たちASPJが2021年に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。

このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった脱毛症当事者の方276名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。


◆本記事内容
9.脱⽑症であることに関して、どのように感じていらっしゃいますか?(複数回答可)
10. 脱⽑が始まったご年齢(発症が乳児や幼少期の場合、おおよそのご年齢でかまいません)
11. 脱⽑の原因について、ご⾃⾝ではどのように思っていらっしゃいますか?(複数選択可)


1_円形脱毛症【当事者】(その他統合)_GTグラフ_9


脱毛が始まった年齢


1_円形脱毛症【当事者】(その他統合)_GTグラフ_11

◆当事者調査チームの感想
・「自己免疫疾患」だと認識している方が意外と多い印象
・発症と年齢はほとんど関係ない、万遍なく発症している
・子どもの頃の発症時は「自己免疫疾患」という言葉も知らなかったが円形脱毛症の患者会によって知ることが出来た

・発症当時を振り返ればストレスはあったとは思うが、大きなストレスがある=脱毛とは言えないのだと感じる


🔽原因はひとつではない
ASPJが大切にしている「いろいろな目線を持つ」という事と関係しますが、何事も原因は一つではないという事を感じますね。どれも一つの要素ではあったけれど、いつ、なにが、どう関係して表に現れてくるかのメカニズムは違います。そしてまた、その向き合い方、対処の仕方も同じように違うのです。

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