脱⽑症#4(継続性と脱毛個所)ASPJ調査結果
この記事は私たちASPJが2021年に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。
このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった脱毛症当事者の方276名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。
◆本記事内容
12. 脱⽑は現在も継続していますか。(複数回答可)
13. ご⾃⾝が脱⽑症だと認識したきっかけ(複数選択可)
14. ご⾃⾝が脱⽑症だと「認識」されたのは何歳ぐらいのときか(発症時期が乳児や幼児の場合にはおおよその年齢でかいまいません。成⼈になってからの発症の⽅はその時のご年齢を教えてください)
15. これまでに脱⽑の症状が出た箇所について(複数選択可)
14.ご自身が脱毛症だと「認識」されたのは何歳ぐらいのときですか?
(発症時期が乳児や幼児の場合にはおおよその年齢でかいまいません。成人になってからの発症の方はその時のご年齢を教えてください)
◆当事者調査チームの感想
・脱毛の箇所 については複数箇所が併発しているケースも多そう。
・このアンケートの回答者は重度の方が多そう。軽度な症状の方にも回答してもらえることで、より実態に近づけそう
🔽全身にある「毛」が抜けていく脱毛症。人によって箇所や進行具合も異なります。突然発症する方も多く、ある日、シャワーを浴びていたらいつもよりも抜け毛が多かった、起きると枕に真っ黒な髪が沢山抜け落ちていた…そんなきっかけから始まるのかもしれません。
驚きと、とまどい…その人にしかわからない恐怖感があったことと思います。私達ASPJは同じ痛みが分かる方たちと安心安全な場所で繋がる事、決して一人ではない事、向き合い方の選択肢があるという事をこれからも伝え続けていきます。
SNSと紐づかなく、匿名で登録できる当事者、御家族専用のコミュニティサイトの登録は現在3000名以上です(2021年1月時点)。日記代わりに、治療の備忘録、ウィッグやおしゃれの情報交換など使い方は様々です。きっと他の方の経験があなたの不安や迷いのヒントにもなるかもしれません。
◆参考
髪がなくなる症状について
◆実態調査の詳細はこちら
◆本件に対するお問い合わせはこちら
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