【詩】努力目標
仲良くするのが嫌いな少年は
自分が嫌いと叫んで泣いて
愛が欲しいって嘆くばかりで
いつになっても進歩がない
前向きに変わることが
正しいことだと気づいていながら
何も変えない、それでは何も
変わるはずがないでしょう
自分のためと言いながら
自分は幸せになりはせず
周りの幸せを呪いながら
自分の幸せを遠ざける
何をしたいかは大切ではなく
他人のためかを考えなさい
正しいことを知っているだけでは
正しいことではありません
世界を憎んだその目には
恨んだだけの世界がうつり
世界に笑ったその目には
喜びに等しい世界がうつる
世界は美しく存在する
常に変わることはない
変わっていくのは心だけ
その目を心を変えなさい
問答のようになったうた
うたのようになった問答
しかし全てがつまっていて
自然への理解を願ってる