十三日記 2020.6.21

十三日記 2020.6.21
朝から自転車漕いで新大阪、自転車停めてJR乗って京都。
八条口からイオンモールを横ぎり、営業を再開した京都みなみ会館へ。

映画『うたのはじまり』を見ながら、主題と全然違うことを考えていた。

1つは、一人で見に来て良かった、ということ。
気を使い過ぎる、という性質を私は持っていて、「一緒に行った人が楽しめてるか」ということが気になって気になって、映画の内容どころじゃなくなることがよくある。
映画に限らず。
そんな私にとって、この映画は「このシーン大丈夫かな」と思ってしまうシーンが多かったので、たぶん楽しめなくなっていたと思う。

2つ目は、なんで「このシーン大丈夫かな」って思ってしまうんやろってこと。
出産シーン、障害者へのフォーカス、子育てのやり方、なぐり合い。
反射的に「大丈夫か」と思ってしまうけど、なんでそのシーンが「大丈夫じゃない(かもしれない)」と思ってしまうのか。
自分が見てて不快になってるならまだしも、そうじゃないのに思うのは、たぶん、普通は撮らない・映さないだろ、とか、障害者の話題は気を使う話題だからなあ、とか。
自分で考えたわけじゃなく、世間の雰囲気が染みついただけの感覚で物事を考えてるんじゃないか、と思ってしまう。

でもやっぱ誰かとちゃんと共有したいなって思うし、共有できる人いるよな、自分が他人のことなめすぎなんやろな、って考えに至ったのが3つ目。

いつも思ってることなんやけど、こういうこと考えさせてくる時点で、いい映画やったと思う。

あと、前にみなみ会館で見た『音楽』も良かった。
原作買った。

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