「運動強度(METs)」で見る身体活動

先日、スポーツ庁のWeb広報マガジン「DEPORTARE」でこんな記事が更新されていました。

運動強度(METs)を使って日常生活の身体活動を数値化し日々のエネルギー消費量を振り返るというもの。

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【METsとは】
安静時を1METsとして、身体活動時に安静時に対して何倍のエネルギーを消費するかを表す単位のこと。
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2006年に厚生労働省がまとめた「健康づくりのための運動指針2006」で定義されたものらしく、知ってる人も多いかもしれませんが私はスポーツ庁のWebマガジンでまともに認識しました。
(今日見たらジムのトレッドミルでもMETs使われてました。)

スポーツ庁の2019年の調査で運動不足を感じてる人がなんと80%近くいたそうですが、運動を身近に意識的に行うため、METsを使って数値として見える化しようというのが今回の記事。
一部分をもっと活動量が多い動きに置き換えたりして運動を意識していくという内容です。

METsと身体活動については、一個前の記事でまとめられていました。
https://sports.go.jp/tag/life/mets.html
スポーツ庁 Web広報マガジン|「運動強度(METs)」で見る、効果的な身体活動は?
テレワークが積極的に取り入れられるなど“新しい生活様式”が徐々に定着しつつある今日において、気になるのが“運動不足”です。ここでは気軽に体を動かし、日常生活の中にスポーツを取り入れるヒントとなる「METs(メッツ)」をご紹介していきます。
sports.go.jp


◾1日をMETsで数値化してみた
ということで、私の一日をMETsを使って記事と同じようにまとめてみました。

※合間の休憩や細々としたことは面倒なのでざっくりと一つにまとめています。
合計で約35.75METsでした。
この身体活動量(METs)からエネルギー消費量を求めると以下のようになりました。

35.75METs × 68kg × 1.05 ≒ 2,590kcal

また、休日の場合は以下の通りでした。

40.3METs × 68kg × 1.05 ≒ 2,877kcal

圧倒的に休日の方が活動してると思ってたのですが意外とあんまり変わらなかったです。
また一つ一つの行動と活動量を項目ごとにまとめて一覧にするのは純粋に面白かったです。

また、話は変わりますがスポーツ庁はここ数年、スポーツを身近にしようという活動や発信を積極的にやってくれていて個人的にとても好きだし応援してます。

WEBマガジンのタイトルであるDEPORTARE(デポターレ)について別の記事内で以下のように説明してます。

デポルターレとは、「運び去る、運搬する」の意。転じて、精神的な次元の移動・転換、やがて「義務からの気分転換、元気の回復」仕事や家事といった「日々の生活から離れる」気晴らしや遊び、楽しみ、休養といった要素を指します。

つまりこれらがスポーツの本質であり、人生を楽しく、健康的で生き生きとしたものにするために、より楽しむために勝利を追及するもよし、自分ペースで楽しむもよし、誰もが自由に身体を動かし、自由に観戦し、楽しめるものであるべきなのです。

※以下の記事より
https://sports.go.jp/special/policy/meaning-of-sport-and-deportare.html
スポーツ庁 Web広報マガジン|スポーツ庁が考える「スポーツ」とは?Deportareの意味すること
スポーツ庁では「スポーツ基本法」に掲げられた理念の下、誰もが身体を動かすことを心から楽しみ、健康で、豊かな日本を作るべく、取り組みを進めています。ここでは、どのようにスポーツと関わり合うことができ、どのような効果を享受できるのかを解説していきます。
sports.go.jp

競技としてのスポーツはもちろん、体を動かすことが好きなのでスポーツが世の中的にどんどん身近になっていったら嬉しいです。

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