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声優のオーディションに応募した話


ちょっと前の話。あまり詳しく書くと特定されそうなので濁しつつにします。
その会社を知ったのはweb広告で声優の募集をしていて興味本位でクリックしたのがきっかけだった。
募集内容の見出しで、年齢性別職業は問わず応募できるというのがまず目に留まった。
別に前から声優になりたかったとか、そういうんじゃないけど、仕事をしながらでもできるということだったのでとりあえず軽い気持ちで応募してみることに。対面か遠隔が選べたので交通費のかからない遠隔でお願いすることにしました。
1次審査はLINEで受け取った台詞を録音または録画して送ってくれということだったのでその通りにしました。
数日後、1次審査合格の通知をLINEで受け取りました。もうこの時点で若干怪しいと思ったんだけど合格という結果が自分でも嬉しくて怪しさが薄れていたんだと思う。
そして次は2次審査があるからまた対面か遠隔を選んでくれとのことだったのでもちろん遠隔を選ぶ。遠隔の場合はビデオ通話で1時間程度お話するというものだった。
2次審査当日、遠隔で面談をしてわかったのは合格すると費用として77万円(税抜き価格)かかるということでした。
声優として使い物になるまでボイストレーニング通いやvtuberのアバター制作費用としてそのくらいかかると言われました。もちろんそれだけでここまでお金がかかるわけじゃなくていろいろ支援と称したサービスが他にもあるのですが金額のデカさにまず驚きました。
早ければ半年くらいで仕事ができるということでしたが、仕事するのにお金を払うということがまず頭に無かったので声優業界って大変なんだなあと思いつつこの件を丁寧にお断りしました。

この件とはまったく関係ないんですが、オーディション詐欺みたいなのはずっと昔からある手口で参加した人全員を合格させて参加者を誉めまくってお金を落とさせる方法なんだけど地上波でも被害者の再現映像放送してたことがあるみたい。あ、この件とはまったく関係ないんですけどね。


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