これを読めばわかる!7門2ドラ/8門ミュウランを徹底解説
こんにちわ、なっつんです。
今回は7門2ドラ/8門ミュウランについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。
これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。
なおこの記事は2023年7月21日(SPY FAMILY発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。
それでは行きましょう。
前提
長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。
基本情報
7門2ドラ/8門ミュウランは、レベル2で強固な盤面を形成することで勝利を目指す低速寄りミッドレンジデッキです。
「自由を告げる鼓動 ミュウラン」を「静かなる怒り シュナ」+「囚われの魔法使い ミュウラン」のバフ効果でパワー12500に強化し、ミュウランのCXコンボでフィニッシャーや助太刀などをサーチしながらストックを積み上げて山札を圧縮していく動きが強力です。
動きが8宝アレクサンダーやかなたマリンと似通っている部分がありますが、そちらと違って盤面構築の安定性や再現性が高く、仮に盤面を崩されても勝ち筋が潰れないという強みがあります。
ですがミュウランは面取りができる2連動でしかないため、ヒールの枚数やリーサル性能が他のデッキよりも少なくなっています。
しっかりと強い山札を作る意識を持って立ち回りましょう。
デッキリスト解説
7門2ドラミュウラン
8門ミュウラン
カードの役割別に順番に解説していきます。
うまいのだぁ!ミリム
相手のキャラの正面にしか移動できないものの、無条件でパワー3500という破格のスペックを持つ始動札。
このカードに回答しつつ多パンする動きを取るのは非常に困難なため、序盤の手札消耗を抑えたりゲームスピードを遅くすることができます。
ハイテンション!ヴェルドラ
こちらは移動できないもののミリムと同じくパワー3500なので生存率に期待が持てる1枚。
2:1交換になるもののシステムとしても運用することができるので、ゲーム中一定のバリューが保証されている点も優秀です。
戦いの後 リムル
レベル1以下のキャラをサーチしつつハンドアドバンテージを得られるカード。
2つ目の効果はあまり強くはありませんが後列のキャラをバウンスできるため、この効果を使うことで相手の前列のキャラを2枚以上踏むことができるのであれば使う価値は十分にあると思います。
沈着冷静 ソウエイ
ストックを使わずに手札交換が可能な強力なシステム。
シフトによってクロックから手札に集めることができるので、クロックフェイズのコストにも最適です。
リムル=テンペスト(8門ミュウランのみ採用)
1枚で最大2枚の手札交換が行えるカード。
しかし1つ目の効果は不確定、2つ目の効果はCXをコストにしかできないため出力が安定しないのが玉に瑕。
やや弱い5枚目のソウエイという感覚で運用するといいでしょう。
自由を告げる鼓動 ミュウラン
非常に緩い条件でパワー10500になる2連動。
リターンが山札サーチとキャラストブという最強の組み合わせのため、手札に加わった対応CXを投げ続けるだけで簡単に硬い山札と大量のストックが手に入ります。
リフレッシュ直前に連動する際は山札サーチとキャラストブの間にリフレッシュが挟まるため注意が必要です。
静かなる怒り シュナ
全体にパワー+1000できる上位応援。
「囚われの魔法使い ミュウラン」がいると自身以外にアンタッチャブルが付与されるため、相手の防御札や一部のソウル減少効果を無力化することができます。
囚われの魔法使い ミュウラン
シュナとセットで舞台にいると全体にパワー+1000できる山集中。
1週目の山削りの要でもあるため、序盤はほぼ毎ターン集中を使っていくことになると思います。
喜色満面 シュナ
舞台に出た次のターン終了時までパワー10500になる早出し。
出すタイミングに困らないので、レベル2においては実質5枚目以降の「自由を告げる鼓動 ミュウラン」としてカウントします。
闇に潜む影 ソウエイ(7門2ドラミュウランのみ採用)
不確定ダメージと3枚逆圧縮を同時に行えるカード。
ダメージ量が不安定な代わりに連動に一切コストがかからないため、ストック6枚から3面連動、7枚なら光景+2面連動という動きが取れます。
なるべくソウルトリガーを持たないカードをストックに送りたいので「自由を告げる鼓動 ミュウラン」のCXコンボでしっかりとストックを積んでおきましょう。
強者の元へ ベニマル(8門ミュウランのみ採用)
レベル置き場に3色のカードを用意する必要がある代わりに、非常にコスパのいいリーサル効果とヒールを併せ持つカード。
舞台が完成していると常時パワー12000となるためリバースされづらく、生き残ることでリーサル効果を繰り返し使って相手を追い詰めることができます。
経験を満たさないと勝ち筋が潰れてしまうため、レベルアップの際に置くカードに注意しましょう。
ちょっと休憩 リムル
舞台に穴を空けつつソウル-1できる2500拳。
相手のリバース要求型のリーサル効果を1面無効化しつつ、実質1点ヒールできるため相手のデッキによっては額面以上の防御性能を発揮します。
嵐牙狼族召喚!ゴブタ
助太刀使用時に山札を1枚削ることができる2500拳。
大ダメージに対して使うとキャンセル期待値を上げることができますが、逆に1~2点程度の場合は焼け石に水レベルなのでリムルとうまく使い分けましょう。
お熱い関係 ヨウム&ミュウラン
「自由を告げる鼓動 ミュウラン」をサーチできるパワー6000のクロックアンコール。
アンコールコストが控え室のキャラなので色発生を安定化させられるほか、ミラーにおいては2枚目のこのカードで圧殺してクロックアンコールをループさせ、相手より先にミュウランを展開するといった使い方もあります。
ポーション生成!リムル(7門2ドラミュウランのみ採用)
2ターンに1枚キャラストブする効果とヒール効果を併せ持つ強力なカード。
主にレベル2で盤面を制圧した後に耐久戦をするために採用しています。
7門2ドラ型では貴重なヒールソースとなるので大事に使いましょう。
中身は子供?ミリム
非常に珍しい山札破壊効果を持つレベル0。
かかるコストはレベル3のそれと同じですが、レベル0なのでゲーム中任意のタイミングで相手のストックに干渉できます。
レベル0相殺でもあるので先手1ターン目に置いたり、相手の高パワーキャラに回答する役割もあります。
作戦通り ミリム
使節団長 ベニマル
それぞれ手札のCXを別のCXに交換できるカード。
ミリムは余剰手札をストックに変換でき、ベニマルはデッキトップの不要なカードを弾くことができるので、集中や「闇に潜む影 ソウエイ」のCXコンボを補助したりできます。
1枚ずつ散らして選択肢を増やしていますが、どちらかが不要と感じのであれば片方を2枚にしてもいいと思います。
立ち回り
マリガン
レベル0
「うまいのだぁ!ミリム」や「ハイテンション!ヴェルドラ」で相手に負荷をかけていきます。
スピードゲームをしかけると1週目の弱い山に高打点を浴びるまでの時間を早めてしまうので、相手のキャラへの回答や集中が上ブレでもしない限り、こちらからの多パンは避けた方が賢明です。
対アグロ戦では相手から受けるダイレクトアタックを減らしたいので、2枚目以降のミリムをなるべく後列に控えさせておきましょう。
「戦いの後で リムル」や「使節団長 ベニマル」のCIP効果を絡めることで「囚われの魔法使い ミュウラン」の集中でめくる枚数を底上げできるので、狙える場面では積極的に狙っていきましょう。
レベル1
「"爆炎の支配者" シズ」のCXコンボや「お熱い関係 ヨウム&ミュウラン」で「静かなる怒り シュナ」や「自由を告げる鼓動 ミュウラン」を集めつつ、1-6リフレッシュまで持っていければ理想的。
デッキ全体のヒール量は雀の涙程度なのでなるべく早くリフレッシュへ持っていきたいところですが、対コントロール戦では相手のキャラへの回答ができずに結果として不利を招いてしまうのでやめましょう。
レベル2
「自由を告げる鼓動 ミュウラン」と「静かなる怒り シュナ」を展開してパワー12500×2~3の面を作り、ミュウランのCXコンボで助太刀や「喜色満面 シュナ」をサーチして控え室の「うまいのだぁ!ミリム」や「戦いの後 リムル」などの不要牌をストックに積んでいきます。
7門2ドラ型の場合は、相手がパワー11500に対処できないと判断したら「ポーション生成!リムル」をプレイしてストックを加速したりヒールして相手のリーサルレンジに入らないようにしましょう。
レベル3
「闇に潜む影 ソウエイ」or「強者の元へ ベニマル」で相手を追い詰めます。
8門型はヒール+キャンセルである程度耐えることができますが、7門2ドラ型はCXコンボで山を崩してしまったりヒールがほとんどできないので基本的には1ターンで決めるつもりで立ち回りましょう。
7門2ドラ型の場合、相手のキャラを踏めるのであれば「忍ぶ者たち」の効果で「ちょっと休憩 リムル」や「嵐牙狼族召喚!ゴブタ」を構えるといいでしょう。
他のデッキリストはこちらからどうぞ
今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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