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これを読めばわかる!枝門ネイを徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は枝門ネイについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事は2023年9月29日(ぼっち・ざ・ろっく発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CX:クライマックスカード
CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
始動札:手札消費を抑えてアタックできるカード
システム:手札交換能力や集中など補助的な効果を持つカード
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
圧殺:すでにキャラのいる枠にキャラをプレイすること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
ヒール:クロックのカードを控え室に置く効果
千鳥ヒール:クロックのカードをストックにする効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果
領域移動:リバースしたバトル相手を別領域に移動する効果

基本情報

枝門ネイはフィニッシュ力に特化した低速寄りのミッドレンジデッキです。

甘美の零龍喚士 ネイ」のCXコンボの成功率を上げるためにデッキの7~80%がソウルアイコンを持つカードで構成されているため、CXをプレイせずとも高い試行打点を叩き出すことが可能になっています。

ネイのCXコンボが3面すべて最大値になるとレベル2前半からでも4~5回キャンセルを要求できる高いリーサル性能がこのデッキの強みであり全てです。
特に序盤は繊細な立ち回りを要求されるので、各カードの役割を理解して相手に極大ダメージを与えていきましょう。

デッキリスト解説

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カードの役割別に順番に解説していきます。

システム 5種14枚

アマテラス&ツクヨミ
1クロック受ける代わりにストックを一切使うことなくレベル1以下のカードをサーチすることができるカード。
アタック時にパワー+1500を振れるので中盤以降もバッファーとして運用することができます。

悠然のギタリスト・ソニア=クレア
ストックを使わずに手札交換できるカード。
このデッキは高レベルのカードの比率が高いので、他のデッキよりも高レベルのカードにアクセスできる可能性が上がっています。
公開されたカードがソウルアイコンを持っているとパワー2500になるため、序盤はそれなりのバトル適正を併せ持っている点も優秀です。

夏休みの約束・バーバラ&ジュリ
使い切りのサーチカード。
思い出になることで間接的に「甘美な零龍喚士・ネイ」のCXコンボの成功率を上げられるだけでなく、ソウルアイコンをトリガーする期待値も高めてくれます。

サッカー部のストライカー・キオ
プレイした直後に実質5枚集中できるカード。
回収できるカードが限定されていますが、このデッキで回収でき無いカードは「堕天使ルシファー&熾天使ルシファー」のみなのでほとんど気になりません。
最初の1回以外は平凡な集中でしかないため、山札やストックを管理するために運用していくことになります。

ダイヤ&ゴールド&グリーンガチャドラ
手札1枚分のアドバンテージを得られる可能性があるカード。
PIG効果で山札を4枚削りながらレベル1以上のカードをサーチできるので、フルパワー運用できた際のカードパワーは非常に高いです。
序盤は「納涼の箏龍楽士・ミナカ」を、中盤以降は手札の状況に合わせて次のターンに必要なカードを集めていきましょう。

メインギミック 3種14枚

納涼の箏龍楽士・ミナカ
自身のCXコンボでハンドアドバンテージを獲得しつつ、公開されたカードがレベル2以上なら追加でストックブーストも可能な強力なアタッカー。
ソウルアイコンを持つためトリガーした枝で回収できるだけでなく、「甘美な零龍喚士・ネイ」のCXコンボとの親和性も高いです。

甘美な零龍喚士・ネイ
現環境において最強クラスのリーサル性能を持つカード。
不確定ではあるものの最大で3回攻撃+3枚逆圧縮+ヒールをこれ1枚で行うことができ、コストも安いため安定して多面連動することが可能です。
CXコンボで山札が一気に崩れるため、脆い山札を晒してもリフレッシュを挟むことで解決できるという隠れたメリットも存在します。

天極の黄龍帝・ファガン -RAI-
枝にソウルアイコンを付与することができるレベル比例応援。
起動効果によるトップチェック+パワー+2000×2も非常に強力で、後述する「輝虹の花嫁・エスカマリ」や「堕天使ルシファー&熾天使ルシファー」と組み合わせることでそれなりの盤面対応力を得ることができます。

樹望龍の癒し手・アリナ
相手のストックに干渉できるカード。
盤面対応力が貧弱なデッキなので相手に余分なストックを与えがちになりますが、それを使った圧縮を咎めることが可能です。
ネイのCXコンボ2段階目が逆圧縮なので数枚のストックを破壊するだけでも相手の山札が脆くなる可能性が高いです。

早出し 2種6枚

輝虹の花嫁・エスカマリ
CIP効果で万能サーチが行える早出し。
早出し目的というよりも枝にアクセスするためのカードとしての役割が強いです。
手札の減らない早出しとしてもかなり性能が高いので、プレイできる時はリソースの負担にならない範囲で積極的にプレイしていきましょう。

堕天使ルシファー&熾天使ルシファー
こちらもエスカマリと同じ早出し条件のカード。
相手依存にはなりますが常時パワー11500のヒール持ちなのでこちらもプレイできると非常に強力です。

その他のカード 3種9枚

正月の傾奇神・前田慶次
最大でパワー7000まで上昇しますが、レベル1のメインアタッカーが青なので併用する場合はパワーラインに注意が必要です。
このカードの真価はCIP効果による山札への積み込み。
最終盤ネイのためにソウルアイコン持ちのカードを、ミナカのX=2以上を狙うためにレベル2以上のカードを山札に戻しながらツインドライブでストックを綺麗にしたり試行打点を伸ばしたりできます。
ただ使って強い効果ではないので基本的な使い方をマスターしたら、この効果を有効活用できるタイミングを模索してみましょう。

転生貂蝉
バッファーとバウンス効果を併せ持つカード。
現環境トップの使用率を誇る8電源ホロライブほか、レスト系の防御札を持つデッキ対策で採用しています。
道中でもバウンスによって都合2クロック分のライフアドバンテージを生み出せるので、基本的な使い方をマスターしたらこのカードを有効活用する択を研究するといいと思います。

初日の朱雀姫・レイラン
CXを入れ替えられるカード。
デッキの構成上CIP効果でストックブーストできる可能性が非常に高いため、0コストでCXを入れ替えることができます。
ミナカのCXコンボを撃てるかが非常に重要なデッキなので、その準備ができていない限りは切らない方がいいです。

立ち回り

マリガン

キープするのはこの1種類。
このカードを引いているようなら、レベル0や「納涼の箏龍楽士・ミナカ」をキープしましょう。

レベル0

レベル1で「納涼の箏龍楽士・ミナカ」を多面連動するための準備期間となります。
ダイヤ&ゴールド&グリーンガチャドラ」や「夏休みの約束・バーバラ&ジュリ」でミナカを集め、枝を引いた場合は「初日の朱雀姫・レイラン」で門と交換するといいでしょう。

相手のキャラは踏めるならもちろん踏みに行きますが、無理をするくらいなら諦めてしまって大丈夫です。
まずは相手をリーサルレンジに入れることを優先して立ち回りましょう。

レベル1

納涼の箏龍楽士・ミナカ」を2~3面連動できると理想的。
追加のストックブーストが発生すればするだけ以降の動きが楽になるので、門をトリガーした場合は極力門を回収して何度もCXコンボを狙っていきます。

対コントロールデッキの場合、この時点でパワーラインが通用しなくなってくるのでソウルアイコンのトリガー率に甘えてサイドアタックするのも視野に入ります。
ですが、脆い山札相手には打点優先で立ち回りましょう。

レベル2

リソースが潤沢であればリフレッシュ直後に「輝虹の花嫁・エスカマリ」や「堕天使ルシファー&熾天使ルシファー」をプレイできると多少楽になりますが、カツカツの場合は「甘美な零龍喚士・ネイ」や「樹望龍の癒し手・アリナ」と枝を手札に集めることを最優先に考えましょう。

天極の黄龍帝・ファガン -RAI-」は1ターン目に確実にプレイし、毎ターン起動効果でデッキトップを確認しながら動きを組み立てましょう。

レベル3

相手の山札の状態に応じて、「甘美な零龍喚士・ネイ」の3面連動や「樹望龍の癒し手・アリナ」のストック干渉+ネイ2面連動で1ターンで詰め切ります。
相手が防御札を持つデッキの場合は「転生貂蝉」で咎めることを忘れないようにしましょう。

他のデッキリストはこちらからどうぞ


今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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