初めてTRPGのキーパーをやった
TRPGというテーブルトークゲームをやった。実際にはDiscordでつないでいたのでテーブルは存在しなく、ただのトークゲームだ。
それまではニコニコ動画やYouTubeに公開されるリプレイ、またはプレイの様子を収録した音声をイラストなどであしらった動画をみる側、もしくはどこかの卓に混ざる側だったのだけども、ついにキーパーをやることになった。
シナリオは auroraloop さんの「ニクノクトゥルフ」より「高木さんのレストラン」
題材になっているのはTNSKさんというイラストレーターが作り出した「高木さん」というキャラクターを二次創作したシナリオ。ちなみにTNSKさんが書いている「うちの師匠にはしっぽがない」という漫画を書いてます。興味がある方はぜひ。
このシナリオ、たまたまコミケをふらついてたら偶然見つけたもので、当時高木さんというキャラクターは知っていたし、見かけた際に「おっ」と思ってそのまま購入した。そのままずっと本棚に仕舞いっぱなしだったのを、旧友とのTRPGに誘われて「そういえば」となり本棚から引っ張り出した。
事前準備としてはシナリオをよく読んだり、必要な共有メモをMarkdown形式で書き出して Inkdrop に書き溜めておいて、開示するときには HackMDを使った。ダイスボットは友人がつくった内輪向けのものがあったので どとんとふのようなTRPGを補助するSaaS的なツールは使わなかった。
あとは、シナリオの末尾に見取り図もあったので Sketchを使ってざっくり書き起こしてデータにした。GitHub上に公開して、ファイルのリンクをMarkdown形式で保存しておき適宜共有メモを貼っているHackMDに付け足したりした。もちろん画像ファイルとして展開してくれる。
実際のセッション中の話だと、思った以上に難しく途中で実際にはシナリオにない描写をして物語の核心にたどり着くなどのアドリブは発生した。それでもなんとかエンディングまでたどり着けられたのでよかった。
一応ルールブックを買ったのだけども当日までにすべて読み込むことはできなかった。友人たちもルールブックを持っていたので助けられつつも、シナリオの革新に関係ありそうな部分についてはアドリブをする上でも雰囲気や感覚とかは予め確かめておくとよさそう。
また、ロールプレイをする上で探索者たちの動機づけをやっていくのも難しいと感じた。ここはいい感じに探索者たちの技能やバックストーリーを見ながらキーパーが導いて行く必要ありそう。場数を重ねてこの辺りはいい感じにまわせるようになりたいな。
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