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いつか見た色

短篇小説を連載しているものとは別に、日々あれこれ考えた随想的小文を書き連ねるマガジンです。たぶん週に一回程度(月に四〜六回ほど)、書ける範囲で更新していきます。『短篇三〇〇』のよ…
『どこでもない場所』のようなものを読みたいというご要望をときどきいただきます。あれは僕の過去のいろ…
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2023年3月の記事一覧

地上

 久しぶりに渋谷へ行ったら、大きなオフィスビルが駅の周りにたくさん建っていて、街の雰囲気…

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浅生鴨
1年前
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だらだらと音楽の四方山話を

 僕が仕事として音楽の制作をやっていたのはもう二十年以上前の話で、そのころと今とではレコ…

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浅生鴨
1年前
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杖がある

 あいかわらず杖をつきながらヒョコヒョコと歩いている。人工に換えた関節の可動域はあきらか…

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浅生鴨
1年前
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モノクロームの景色

 いきなり下から腰を突き上げるような衝撃が加わって、僕はハッと目を覚ました。飛行機に乗る…

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浅生鴨
1年前
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祝祭を担う者たち

 上野駅を出て緩やかな坂を上り、公園に入る。気温は五度くらいだろうか。傘を持つ手が悴ん…

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浅生鴨
1年前
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