Kemetってどんなゲーム?

こんにちは!久々のnote投稿しているアソビション社長の岡田です。

さて、今回は表題にもあるKemetというゲームを皆に布教しようということでして、いや、本当にいいゲームなんですよこれ。。。

ニューパッケージはサソリ君推しのようですが、僕はカブトムシ君が一番好きです。(本当に出てくる)

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本当にいいゲームなんです。。。なのに。。。

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アンケートの結果がこんな事に。。。しかもうちみたいな弱小出版社のツイートを見る人なんて結構コア寄りのゲーマーが多そうなのに。。。(偏見

でも、仕方ないですよね!出た時は2012年。僕は大阪で店もやっているので分かりますが、ボードゲーマーが一気に増加したのはここ2~3年の出来事です。しかも、日本語版どころか、和訳ルール付きで流通してるのも見たことがありません。(BGGに和訳ルールは存在していました!ありがたい)

そう言うことなら仕方ありません。ここは私が説明しましょう!新作のゲームを追いかけるのはボードゲーマーの最も楽しい所。でも、振り返ればめちゃくちゃ面白いゲームがまだまだ埋まっているんです!


最初にこのゲームを見た皆さんの感想は予想できます。

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('ω').。oO(Kemetって、めっちゃアメゲーっぽいなぁ)

うんうん。フィギュア付いてるしね。分かる分かる!

でも、このゲームの進行方法って個人ボードのワーカープレイスメントなんですよね!

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こんな感じの個人ボードのスペースにスカラベのワーカーを置いてそこのアクションを行うんです。同じラウンドに同じ場所は2回できないよ。何気に全ての段で最低一回ずつはアクションを行わないといけないという縛りもあります。で、右の方にあるアンクがリソースで、これで兵隊を雇ったり、ピラミッドをレベルアップしたり、パワータイルを購入したりします。

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これがパワータイル。左上のアンクがコストです。兵隊が強くなったり、怪獣のフィギュアが手に入って一緒に戦ってくれたりするよ!コストは1~4まであって、レベルが高いパワータイルを購入するためにはその色のピラミッドを買いたいレベルまでレベルアップしないといけません。

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普通に生きてるとお目にかからない4面体さいころ。踏むとサイコロの中で一番痛い。これをピラミッドって言い張るのがいいよね!(新版ではサイコロではなくプラスチックのフィギュアになってしまいました。。。)

ここまで読んだ人の感想も予想できます。

('ω').。oO(Kemetって、ワーカープレイスメントだし拡大再生産だし、これってドイツゲームじゃん!)

うんうん!お買い物って楽しいもんね!

でも、勝敗は殴り合って先に規定の勝利点を集めた方が勝ちなんですよね!

しかも、攻撃しないと勝利点は貰えないシステム。防御側で勝っても勝利点は貰えない!神殿と言う場所があってそこを保持していると1点貰えます。でも、場所を取られると点数もなくなっちゃう。(一時的勝利点)ところが、戦闘で勝って貰える勝利点は決して失わないんです!(恒久的勝利点)

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黄色が占拠してるのが神殿。持ってる限り勝利点も得られるし、ラウンド終了時にアンクも貰えるぞ!大体戦いが起こる場所だ!

私はこういうシステムを「ルールが殴れって言ってる」と表現するんですけど、これなら殴りやすくないですか?だって、殴らないと勝てないし、恨みっこなしですよね!

ここをルールで制定してくれてるゲームって大好きです。あなたは悪くない、すべてはルールを作ったゲームデザイナーが悪いのです。。!

ちなみに戦闘はカードを伏せて戦闘力を足す形式。後年のゲームだとScytheとかがよく似ていると思います。カードを出すときに一枚を捨て札にしないといけなくて、全てのカードを使うか捨て札にするまでカードは戻ってこないです。

正直細かい所でルールが古臭い所もあったんですが、それもルール1.5で殆ど解消されました。

今日、覚えて帰って貰いたいこと!

・Kemetはアメゲーとユーロゲーをうまく融合させたゲームだということ。

・パワータイルを買って、能力を獲得した自軍で相手を攻撃するのは、とても楽しいということ。

・モンスターのフィギュアを従えて相手を攻撃するのはとても楽しいということ。

・攻撃してもされても、悪いのはルールなので、誰も悪くない、皆仲良し!ということ。


すごい勢いで書いたので、間違い誤字あったらすいません。

他の方法でも私の大好きなゲーム、ケメトの魅力を発信していくのでぜひよろしくお願いいたします!


5/26からクラウドファンディング開始予定!


株式会社アソビション

岡田大志

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