【VIVANT】3話 雑レビュー


あらすじ

日本大使・西岡(檀れい)の裏切りに気付いた乃木(堺雅人)たち。バルカ警察から逃れ日本へ脱出するには、バルカ人も決して足を踏み入れない“死の砂漠”を突破するしかなかった! 一か八か、死と隣り合わせの砂漠の横断が始まった。
しかし、薫(二階堂ふみ)を乗せたラクダから薫の姿が消えていた。そのことに気づかず、進んでいく一行。薫、そして乃木、野崎(阿部寛)の運命は?
そして、誤送金を引き起こした人物がついに正体を現す!

https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/story/ep3.html

最高。もう,食い入るように見ちゃった。

日本人が,ドラマで,CGなしで,ここまで壮大なスケールでやってんの,初めて見たかも。

もうとにかくこの熱りを覚ますために,吐き出していく。

最高箇所挙げていく

死を感じさせる砂漠

本当に,関係者の皆様,あんの砂漠でロケしてくださってありがとうございます。

本作中で出てくるバルカ共和国は存在しないので,いったいこの砂漠はどこで撮ったのかなあ?と調べてみると,南ゴビにある"ホンゴル砂丘"とのこと。

砂漠は,無が続くから絶望を感じるんだと実感する写真。

2話では砂嵐に襲われ,3話では薫がラクダから落ち,行方不明になっていた。

もちろん,阿部寛さん,二階堂ふみさん,堺雅人さんの演技あってのことだが,砂漠の恐ろしさを画面越しにでも痛感してしまう,生の砂漠感に息を呑んだ。

砂嵐の風に強く吹き付けられて辛そうな表情だったり,長く砂漠を歩いて,砂がこびりついた赤黒く焼けた肌だったり。

これらは,死を感じさせる生の砂丘が舞台だからこそ映えてるんだと実感。

山肌がエロい

モンゴル国境のシーンなどで見られる,ゴツゴツした山肌が,超RPG。

ドローンで撮ってるのか知らんけど,この山肌を舐めるように撮影するシーンが超エロくて。自然のエロさ分かってる。

VIVANTに没入してるはずなのに,ここのシーン見た時だけゲームしたくなった。とりあえずゼルダやりたい。

二階堂ふみさん

すごすぎん?

なんやろな,表情管理が極まってると思うんよな。(黙れ)

1話,阿部寛さんがトイレで便を顔に擦り付けるシーンでも思ったんだけど,この苦しみに歪んだ表情,すごすぎんか。

視聴者に,野崎が顔に擦り付けているのが「絶対う○こや🥶」って思わせてるの,この表情があってのところやと思う。

これが演技で,便が小道具であると分かっていても,薫の表情を見ると,ゾッとしてしまう。

そんで今回注目したのは,薫はラクダから落ちて乃木に助けられるシーン。

目を閉じている時は,力尽きて死んでいるようにも見えるのだが,乃木に頬を叩かれ,目を覚ますと,目には希望が宿っている。

歩くこともできず,ボロボロなのに,全然諦めてないのが伝わる。

濱田岳さん

濱田岳さん,ドラマをそんな見ない俺からすると,かわいい印象で。

今回の役が癖が強いクールなホワイトハッカーっていう役だったから,印象と違うなと思ってたけど,意外とハマってて。

何より,どういう流れか忘れたけど,東条が野崎に抱きつくシーンがあって。
(あれだ,野崎が容疑者を伝えようとするのを止めようとするシーン)

野崎役の阿部さんを止めようと,東条役の濱田さんは抱きつくんだけど,阿部さんに濱田さんの絡んだ腕が短くて。もう可愛くて。

演出かアドリブかわからないけど,役は全うしつつ,自分の良さを絶妙なところで出してて,最高でした。天才。

半沢直樹だと思ったら乃木だった

終盤。
乃木が山本とともにサーバールームに忍び込むシーン。

いや流石に半沢直樹!

となったけど,忍び込むときにバッタバッタ足音させて,スーツ乱れさせる姿がほんま情けなくて,差別化してるなあと思いました。

優秀さについて考える

半沢直樹で思い出したけど,彼はてこでも曲がらない正義感と頑固さで,上り詰めていくのが持ち味。

一方,乃木はお人好しで,同期の中で最も課長への昇進が遅かったという設定。

しかし,人望はある,という設定もあるようだ。

乃木はここまでのピンチを,人望(と運)でどうにかやってきている。
(ちょっと疲れてきたから挙げないが)

今後の展開も,乃木の周りの人間を観察しながら,見ていきたい。

まとめ

ハラハラ展開で披露したのか,まだ書きたいことあるのに限界きた。

来週以降は,流石に海外ロケはないかな。

サスペンス全振りくるかな。とにかく楽しみ。



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