asobi基地アドベンチャー|石樋 シャワートレッキング(夏休みキャンププログラム)完全紹介!
真夏の最高の水遊び!
asobi基地ユニバーシティ「アドベンチャー学部」の夏休みサマーキャンプ(サマースクール)企画、「asobi基地アドベンチャー at 石樋 シャワートレッキング」を余すところなく紹介します。
大人でも大興奮!美しすぎる “渓流” 宇田沢の石樋で、真夏しかできない最高の水遊び
まずは、シャワートレッキングの紹介から!これの紹介なくして、このサマーキャンプ(サマースクール)プログラムは始まりません。
舞台は、群馬県嬬恋村にある、宇田沢(うたんざわ)の石樋(いしどい/いしどよ)です。
耳慣れない “石樋” という名称ですが、このあたり一帯250〜300mの川底が、安山岩の石畳になっていて、その上を透明で冷たい水が、なめるように流れているのですが、この様子が、
石でできた雨樋(あまどい)のようだから
というのが通説のようです。
石樋まで、約2kmの森歩きをしてアプローチするのですが、岩に苔むす深い緑、思い切り息を吸い込みたくなる清涼な空気、普段は耳慣れない鳥たちのさえずり……。
子どもはもちろん、大人だって、ひと目見ただけで、心奪われてしまいます。
そんな最高の環境で、子どもたちは、あれこれ指示されたり、ルールや決まりごとに縛られすぎることなく、「やってみたい」「気になる」「楽しそう」を解放して思う存分に遊びます。
まずは、滝遊び。
ふつうは滝壺にはなかなか入れませんが、ここは真下でも胸ほどの水深。すぐに浅くなるので、万が一のトラブルの際にもすぐに救助できる、遊びにはもってこいの場所。
夏の首都圏の都市部は、うだるような灼熱の毎日ですが、沢の水は本当に冷たく、身体が本能的に「ギャーッ、これは無理!!」となるほどです。
それでも子どもたち、興奮と好奇心には勝てません。ふだんマイペースな子まで含めて、何度も何度も飛び込んでいきます。
そして子どもたちが発見したのは、滝の裏側へ入る方法!
もちろん大人は教えていません。自分で考え、自分で行動しやすい雰囲気があるからこそ、好奇心を発揮して、こんな遊び方を見つけることができました。
脇道から滝の上側へ出ると、ここからがまさに石樋の本領発揮。
思わず息を呑むような景色と、好奇心をくすぐられずにはいられない、素晴らしい沢が続いています。
見てください、この水の透明度。
(そっと歩くと、イワナが泳ぐ姿も見られるそうです。が、大はしゃぎの子どもたちと一緒では、ちょっと無理かな?)
asobi基地ユニバーシティでは「気をつけて歩いて」「危ないよ」などの注意喚起は一切ありません。
もちろん「見えないところまで行かない」など致命的な事故に繋がりかねない部分でのルールは設けますが、滑ったって、転んだって、別に何の問題もないのです。
転んで痛いばかりか、冷たい水にドボンと落ちて嫌だった――ならば、次からは同じ失敗を繰り返さないようにすればいいだけ。つまり、学びの宝庫なのだと考えています。
どこを通ってどのように行けば転ばないか。そもそも、行った先は通れるのか。ぜんぶ自分で考えて、自分の力で探索していきます。
そして!
ここが最奥部の秘密のスポットです。ちょっとアンテナを伸ばして探さないと、ここまでは普通は来られません。
さあどうなるのか???
続きは、1分のダイジェスト動画で、ぜひリアルにご覧ください。
出かけた瞬間からアドベンチャー!東京駅からの見守りサービス
「asobi基地アドベンチャー|石樋シャワートレッキング」は、混雑を避けるためにも、周囲に迷惑をかけない環境で思い切り遊ぶためにも、夏休みの平日に開催します。
よって保護者による送り迎えは難しいケースが多いかと思いますが、ご安心ください。
同じプログラムに参加する子ども同士で、一緒に現地へ向かうことができるよう、いちど東京駅で集合し、子どもたちが自分の力で行き来するのを、スタッフが見守る無料サービスを用意しています(親が送迎をしても、見守りサービスを利用しても、料金は変わりません)。
現地集合・現地解散としている理由は、asobi基地アドベンチャーが、「大人にあれこれ言われたくない」「自分でやってみたい」そんなふうに、心が大人になりかかっている、小学校高学年〜中学生のための企画だからです。
インターネットやスマートフォンを駆使して自分の力で現地まで向かう経験も、自分の世界を広げ、成長する機会にしてほしい。asobi基地ユニバーシティとしてはそのように考えています。
なお、はじめてのお子さんは、はじめは緊張するかもしれませんが、現地に到着する頃には「オレら、さっき会ったばかりなのに仲良すぎじゃない?」と自分たちから言い出すほど、あっという間に打ち解けてしまいます。
事前にオンラインでオリエンテーションを行い、顔合わせもしますので、緊張や不安も和らぐはずです。
キャンプ生活は自由。何をして遊ぶか、就寝時間まで自分たちで決める!
asobi基地ユニバーシティすべてのプログラムに共通しているのが、
「自分(たち)の責任で決めて、やってみることができる」
そんな環境が保証されている点です。
もちろん、今回のサマーキャンプ(サマースクール)企画であれば「シャワートレッキングに行く」ということは決まっていますが、それ以外の時間は、どこで何をして遊ぶか、何を作って食べるか、生活ルールはどうするか……すべて自分たちで決めていきます。
ミーティングは2種類あり、1つはオンラインでの事前オリエンテーション。もう1つは現地での青空ミーティングです。
2021年の開催時は、釣り、花火をやろうと自分たちで決めました。
また、現地では肝だめしで盛り上がりましたが、積極的にやりたい子もいれば、怖いのを嫌がる子、そもそもやりたくないという子もいて、ではどうするのか、自分たちでうまく落とし所を見つけました。
おもしろいのが就寝時間です。自分たちで決めたのは、21:30〜22:00に眠るという、(お年頃から考えると)とても優等生な!?ルールでした。
そして自分たちで決めたルールはよく守ります。
夜は、トランプの大富豪や、ウノで盛り上がるケースが多かったのですが、21時過ぎにはテントエリアは本当にシーンとしていました(静けさ、暗さ、日中の疲れ……そんな影響もあったかもしれませんが!)。
大人スタッフは、眠れない子や、夜遊びしたい子もいるかもしれない……と準備の態勢をとっているわけですが、肩透かし!?
自分はこうしたい。だったら、他人の「こうしたい」も尊重しないとうまくいかない
紹介してきたとおり、asobi基地ユニバーシティでは、大人があれこれ指図したり、一方的にルールを決めたり、子ども同士の話し合いに介入したりしないようにしています。
ただ、まったくなにも手を出さず放任します、というわけでもないのです。
大人の役割は、大切にしてほしい価値観を提示することです。
まず、子どもたちに聞くと学校ではよくあるそうですが、「下級生のくせに生意気だ」みたいなことは、ここでは一切関係ありません。
もちろん、男だから・女だから、できる・できない、能力がある・ない、そんなことも関係ありません。
言うまでもなく、誰もが一人の人間。asobi基地の根本的スタンスです。
そして最も大切なのが、それぞれが自分の自由を守れる、しなやかな人間関係であることです。
一人ひとり「自分はこうしたい」という思いがあります。でも、他の子は違うかもしれません。
強引に押し通そうとすれば、ときに衝突することもあるでしょう。あるいは誰かが我慢しなければいけなくなってしまいます。
こんなとき、学校のような場であれば、逸脱はいけないと諭されるケースが多いのではないでしょうか。みんなが少しずつ我慢して、一つの結論にまとまるように、同調圧力を感じるかもしれません。
asobi基地ユニバーシティでは、
「いろいろな考え・価値観の子がいるよ。どうしたらいいか考えてみて」
とだけ、子どもたちに伝え、託します。
“自分はこうしたい。だったら、他人の「こうしたい」も尊重しないとうまくいかない。でも利益が相反することもある。どうしたらいい?”
私たちは、社会に出てから、大なり小なり、この答のない問いと向き合っていくことになります。
子どもたちにとって、かなりハードルの高い問いかけです。けれども難しいのは、そのような考え方に慣れていないからです。
実際、学校のように考えなければいけないという固定観念を取っ払ってあげると、柔軟な頭を存分に活かして、しなやかな結論を出せるケースが少なくありません。
たとえば、夜に肝だめしがやりたい。でも怖がって尻込みする子もいる。誰も我慢せず、嫌がらないにはどうしたら?
最初は子どもたちは、やりたくないという子を、あの手この手で説得しようとしていました。
半ば強引だな、というところも見え、この先にあるのは「やりたくない子がやらされる」または「肝だめしが中止になってしまう」のどちらかでしょう。
そこでひとこと、全員で同じことをやらなくてもいいよね、と流れを少しだけ変えてあげると、状況はガラッとかわりました。
自分なりのやり方で関わっていいんだとわかったからでしょう、「脅かす側だけならいいよ」「やってもいいけど、驚かされて反撃するのは無しね」「ぼくはどっちもやりたくないから見ているよ」と建設的な話し合いに。
みんな、“楽しい時間にしたい” という思いでは、一緒だったんですね。
その日の肝だめしは、もしキャンプ場がほぼ貸切状態でなかったら、居合わせたキャンパーのみなさんに頭を下げて歩かなければいけなかったかな?と思うほどに、叫び・心の底から笑い・にぎやかにすごす子どもたちの姿が見られました。
“自分史上最高” の夏休み(サマーキャンプ/サマースクール)が、きっとここにある
小学校高学年〜中学生の10代前半の子どもたちにとって、本当に価値があり、夢中になれる体験とは何か?
ともすれば、大人になってから振り返って、あのときがターニングポイントだったと思い返してもらえるような一生モノのプログラムを作るには、どうしたらいいのか?
asobi基地ユニバーシティのプログラムを構築していくにあたって、常に考え、妥協することなくやってきました。クオリティには揺るぎない自信を持っています。
さらにサマーキャンプ(サマースクール)企画となるシャワートレッキング編では、
“世界は魅力的なもので溢れていて、ちょっと興味を抱いて目を向けてみるだけで、世界はどんどん広がっていくんだと知ってほしい”
という思いを込めています。
石樋の素晴らしい環境は、まさにこれらを叶えるのにうってつけ。
群馬県嬬恋村の掛け値なしの自然の中ですごす、子どもたちによる子どもたちのためのグレートジャーニー。
自分史上最高の夏休みが、きっとここにあります。みなさまの参加をお待ちしております!
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