なるべくお金をかけない配信の音質向上

某所で3年ほどレコードでDJ配信をやってます。
よく「音が良い」と言われます。


DJや音楽配信中心に書きます。ゲーム配信とかはよくわかんないですが参考になるかと。


お金をかけないのに1番効果がある方法をお教えします。

「レベルメーターの赤をつけないこと」です。
たったこれだけでかなり向上します。

DJの場合はミキサーの各チャンネル、マスターで赤をつけないこと。
オーディオインターフェースでも赤をつけないこと。
OBSでも赤をつけないこと。
とはいえちょっとつくぐらいだったら全然大丈夫です。
ずっと赤つけっぱなしがダメなだけです。

これだけで音が良くなります。
音が良くなりますと書きましたが、実際は良くはなってはなくて普通に鳴らしてるだけです。

赤をつけると単純に音が割れてしまいます。
(実際は多少赤になっても割れないですけど)
ダンスミュージックは音圧がパンパンな曲が多く、それだけでじゅうぶん歪んでたりするのでそれ以上圧迫させなくて良いよというか。

お店でDJをやってる人でも各チャンネルとマスターで真っ赤な人がいます。
私も初めてのお店やモニターしづらい環境の時にそうなったこともあります。
ずっと赤だと、迫力っぽいのは出るんですけど聞いてる側が疲れます。
音に詳しくない人もうるさいとか感じ取るようです。

音が良いと言われるDJは音が小さいのです。


赤をつけない時のデメリット
迫力にかけるので見劣りならぬ聴き劣りします。実際は劣ってないんですけどそうなります。

「音が小さい」と言われる時があります。
(他人より音が良いのがわからないないのかボケ)と思いながら「音質向上のため小さくしてます。そちらで音量上げてください」とか言うしかないです。


喋るDJは音楽もマイクもフェーダーを上げたままではなく、
喋ってる時は曲のフェーダーを下げるが正解です。
曲とマイクが重なれば当然音量は上がるわけですから赤がついて音が割れます。
喋ってる時にフェーダーを下げてても人間はよく出来てて脳内で曲が鳴ってたり、喋りに集中してて曲が消えても気にならないものです。


次に簡単な方法はmp3ではなくwavやaiffにすることです。

私がやってる配信のプラットフォームは最高でmp3 320kpbsなので、320から320なら別に良いじゃんと思われるでしょう。
例えば高価な良いカメラとwebカメラだと解像度の差がわかるじゃないですか。出口の解像度とかビットレートは同じなのに差が出るわけです。映像のことよくわかんないけど、そういう理屈で元が良ければ全て良しなのでwavやaiffを推奨します。つっても私は音質にこだわりがないのでmp3ですけど。

私は音にこだわりはないです。こだわりはないんですけど高価な物を買えばあとあと(上位機種にしておけば良かった…)と後悔しないで済むのでそうしてるだけです。


配信ではレコードよりmp3の方が音が良く聞こえます。
データの方が音圧があるのでそう感じるわけです。
私はレコード使いですが、レコードで入手しづらい曲やレコードが販売されてない曲はmp3をヴァイナルコントローラーを使ってかけます。
ヴァイナルコントローラーは一見レコードに見えるのもありそういうのでしょう
「やっぱりレコードは音が良いですね」と。
mp3の時に限ってチャットによくそう書かれます。「レコードは良い、クラック音(プチプチ)とかたまんねーぜ、レコード最高」みたいな事を書くレコード信者みたいな人ほどmp3の時に「音が良い」と書きます。
彼らを傷つけないよう「これはmp3だよ」なんて野暮な事は言いませんが「またかよ」とちょっと呆れてます。


近々有料版を書きます。そちらはケーブルや機材、OBSに挿すおすすめプラグインなどをご紹介します。



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