水星がさそり座へ「深く濃密なコニュニケーション」

2020年9月27日 08:00

2020年9月27日16時ごろ、知性の星・水星が、社交的なてんびん座から深い領域のさそり座へ入ります。

軽やかさが軽減しますが、じっくりしっとりと深く掘り下げ、関係性を密にしていくような感覚が強くなりそうな星の配置です。

10/14〜11/5、水星逆行

10月14日に水星逆行が開始しますので、10月18日にてんびん座に戻るまでの約３週間、さそり座に滞在することになります。

そして、11月5日に順行となった水星は、11月11日に再びさそり座入りする、といった流れです。

水星は、太陽に一番近い天体で、チャートでも太陽のそばを離れずに、常に近くいます。

太陽＝生命の根源・太陽神、といった捉え方をした時に、太陽の秘書みたいな役割があり、太陽の情報をみんなに伝える、というところから、情報やフットワークの軽さ、素早さ、などのキーワードも並びます。

また、コミュニケーション、学習、知性、流行などのキーワードもあり、思考やアイデアを扱う天体でもあります。

さそり座は、強いこだわりと粘り強さがあり、対象の物事や人に一点集中して没頭します。相続や遺産、潜在能力など、目に見えない世界も表し、裏番長的な扱いをされることもあります。

破壊と再生の冥王星が守護星ということもあり、究極まで突き詰める、動くまでに時間はかかるけど、動いた時は大きい影響がある、というような性質も持ちます。

水星のコミュニケーションや知性、情報関係が、さそり座的になる、ということになります。

知的好奇心が、一つのことに集中して、深く掘り下げていく傾向、とか、コミュニケーションが広く浅く、ではなく、狭い範囲で濃厚なものになりがち、とか、そういった風になります。

水星は風の性質を持ちますので、インスピレーション、直感という目に見えないものを扱います。さそり座も目に見えない領域を司りますので、第六感や洞察力、言葉にできない感覚、が水星の直感にも影響し、深みと鋭さに磨きがかかりそうです。

水星の軽やかさ、素早さに、少し重みが絡みますが、その分深みと濃厚さを含み、じっと観察するような面が出てくるでしょう。

水星さそり座時期に、SNS関係をブラッシュアップしてみましょう。
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