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ファイナンシャルプランナーおじ@確定申告;医療費控除

確定申告提出期限まであと2週間ほどですね。確定申告を提出した後に気づいたことがありまして、まだ間に合う人がいるかもしれないと思い共有します。医療費控除についてですが、医療費の10万円超の部分は所得から控除できるのはご存じと思いますが、低所得者(所得200万円未満)であれば所得の5%超えた部分を控除できることは知らない人が多いのではないでしょうか。私の2023年所得は65万円で、これに該当しておりまして
650,000円×5%=32,500円からの超過分が控除できたのです。申請後の修正もできるようですが領収書を捨ててしまったのでもう無理です。(´;ω;`)ウッ…
65歳(年金受給開始)前に無職となり収入が大幅に減少する場合は気を付ける必要ありです。

■該当する収入の目安は
◎給与所得者の場合  給与収入 297万円未満
給与収入をAとして
給与所得控除=A×30%+8 万円
A-(A×30%+8)=200
A-0.3A-8=200
0.7A=208
A=297
◎公的年金受給者の場合  年金収入 310万円未満    ・・・65歳未満
年金収入をAとして
年金控除=110 万円
A-110=200
A=310
そもそも公的年金の源泉徴収は少ないので確定申告の医療費控除は意味ないかもしれません。

ついでに
年金受給者の方は
公的年金収入400万円以下で、かつ、公的年金等以外所得20万円以下であれば確定申告は不要ということで確定申告をしない人が多いと思いますが、この場合、住民税の計算に医療費控除を反映させるためには別の申請が必要です。所得税にはメリットがなくても、住民税にはメリットが出る場合がありますので気を付けてください。


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