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【レースレポート ダイスケ】川崎マリンエンデューロ2時間ソロ 午前 33位

年2回ほど東扇島で行われるホビーレーサーにはおなじみのエンデューレースに参加したレースレポートというか駄文。

今回初参加でまずは「完走」が目標だった。

そもそも普段から2時間も走ったことがない人間がレースレベルで2時間走れるんかいな、と。

・準備

自分にとっては長丁場のレース、ハンガーノックにならないようにと(汗)3〜4日前から炭水化物を多めに摂取。レース中、お腹が空いたりエネルギー切れを感じることがなかった為、結果的にはよかったのかもしれない。が、実際はよくわらない(笑)

・レース中の補給について

とにかく2時間という未知の領域への恐怖心からレース中も積極的に水分は取っておこうと思い、2ボトル用意。普段は550mlのボトルに、申し訳程度の水道水を入れて練習に望んでいるが、新たに750mlのボトルを用意。この2ボトルにアミノバイタルを目一杯いれてレースに臨んだ。後にこれがアダに。

・レース当日〜会場

当日は5時前に起床。やはりハンガーノック恐怖症からいきなりバナナ1本とサトウの切り餅を3つ食す。そしてチームメイトのやしろさんの車に乗せていただくことになり、とても快適にレース会場まで到着。到着後はこれまたやしろさんが用意してくれたテント?(詳しい名前わかりません💦)にてチームベースが出来上がる。おお、チームっぽい!チームなんだけどまさしくチームらしいチームになって感動。早めに現地に着いたこともあり、着換えやゼッケン取り付け、トイレなど余裕を持って準備完了。

・レーススタート

スタート前に1周だけ試走。特に危険と思われる箇所はなかったのでそういう意味では一安心。そのままスタート位置に並べたが最後にジェルを補給する為一旦テントへ。その後、川之辺さん、ふなこしさん、ほんなみさんの並ぶ全体の真ん中辺りの場所に入れていただいた。

KOEの人たちと間を開ける為か少しローリングがあってからリアルスタート。当たり前だけど、強度高し。1周目はまだ団子状態で無難にこなす。

2周目すぐに、まさかのサイコンのスタートをオンにしていないことに気づく。エンデューロで経過時間がわからないのは致命的で、レース前にも再三時間の確認はきちんとしましょうと言っていたにも関わらず自分がやらかしてしまう。

2周目もなんとか集団に食らいつく。コーナー後の立ち上がりがめちゃくちゃキツイ。レース開始直後、先頭が後続を引き離す為にキッツいインターバルをかけてくるのはわかっていたが、「ほんとにこれ2時間続くんですか」と。まだ見ぬ2時間という領域、、、。「無理やで、、、」と、にしてつさんの颯爽とした後ろ姿を見送り早々にドロップ。

スタート直後からこまめな水分補給を心がけようとボトルを口にするが様子がおかしい。

一口飲もうとする度にボトルのフタがしまるという謎の現象。しかも750lmの目一杯のボトルが意外に重い。なんじゃこりゃ。

なんとか足の合う集団を見つけて混ぜてもらおうとしていたところ、後方から川之辺さんやトクさんのいる集団が。おお、渡りに舟とはこのことか。

エンデューロに馴れている川之辺さんは最初から先頭集団に付かずに、自分のペースで走っていた模様。さすが。

このペースならしばらくは持ちそうだなという感じで走っていたところ、前方にいたヨウヘイさんともジョイン。おお、これasmicやん。7人程度の集団で半分がチームメイトという奇跡。普段同じ練習をしているので、大体みんな同じくらいの位置になったということなのかな。

こんな心強いことはないと思いながらしばらく走行していたところ、折返しのヘアピンでヨウヘイさんが落車。

ヨウヘイさんの体がゴムまりのように地面を弾み、後ろポケットから携帯電話が滑り落ちるところまで、超スローモーションになって見えた。

結構ショッキングな出来事だった。しかし心配しつつも集団に。しかしその後まもなく自分にも試合終了の合図を知らせるシグナルが。

なんとなーく、ふくらはぎがピクってするなぁ、とほんとになんとなく走りながら思っていたのだが、突然、ビキッ!と両ふくらはぎが痙った。

経過時間40〜50分あたり。

ちょうど普段の練習時間そのまんまのところで足痙り。体は正直だな。そのまま集団をドロップ。

ここは水分補給でもしよう。ってボトル上手くから出てこないんだった。飲み口をグイっと引っ張ったところ、飲み口が外れ、中身がビシャっと漏れる。飲み口を戻してボトルケージに戻すが手がベトベトに。なんじゃこりゃ。

両足痙って手がベトベトのローディー風おじさんが、ママチャリ程度の速度で、川崎マリンのコースを周回。

ヨウヘイさんも落車から復帰したようで、いいペースで自分をパス。詳細はわからないが今自分より元気そうで安心。

とにかく自分も2時間走りきろう。普段から2時間走れる機会も少ないし、2時間走った後、自分の体がどうなっているかも確認したい。この経験をベースにできる絶好のチャンス。

そう気持ちを切り替えたら自然と足が回復。楽ではないが苦しくもないペースで走行。途中前の人に付かせてもらったりしながら周回を重ねていく。

すると前方にふなこしさんが!おお!このまま回していければいいペースでいけるんじゃないか!?

「ふなこしさん!」と声がけ。

「ああ、ボクもう足ないんで先行ってください」

後で聞いたところ1時間くらい先頭集団にいたらしい。あのペースで1時間持つこと自体今の自分には考えられない。

さらに周回を重ねていくと今度は前方にトクさんが!これまた回していけばいいペースゴールできるのではないかと思い、少し前に出て見るもかなりキツそう。

自分もかなり疲れており、自分のペースを崩さないことを優先し、そのままパス。

ラスト1周前にむとうさんにお声がけして、残り1周を走り切りゴール。

33位。

全体のちょうど真ん中くらい。初めて2時間走ったにしては上出来か。

いやー走りきった。とにかく走りきれたことで今回は満足。当たり前のことだけど、普段やってることしかレースでもできないということ。これに尽きる。

70〜80km程度のレースはザラで、さらにアップダウンもあることを考えると、今の自分の練習の向き合い方を根幹から変えないといけないということだ。

・反省点

機材チェック。今回はボトルがあんなになるとは思わなかった。これも事前に使っておけばわかることでリスクヘッジできた部分だった。

・良かった点

マシン。いつもとてもよく走ってくれて、何も言うことなし。乗り手の問題。

チームメイト。バックボーンの全く違う人達が、共通の趣味を通じて同じ時間を共有するという何物にも替え難い経験させてもらっている。本当にみなさまには感謝です。


もっとしんどいことしなきゃなぁ。




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