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【レースレポート あつし】下総エンデューロ90分 2021/5/29

毎年恒例となった下総エンデューロだがコロナの影響で去年は1回しか参加できなかった。今年はコンディションも上がってきており闘志が湧いている。私にとっての今年初戦となった下総エンデューロのレポートである。


■ 説明

下総エンデューロは完全クローズドの1.5キロ程度のコースを既定の時間走り続けるレースである。1.5キロの中にコーナーやアップダウンなどが配置されており一貫してスピードが落ちにくいレースになる場合が多い。また同時にファンライドの選手も参加するためライン取りには十分に注意する必要がある。

■ 前日

今回のレースはそもそもの出場が危ぶまれていた。なぜなら某ワクチンの接種翌日のレースであったためである。副作用として発熱や倦怠感が挙げられるが持ち前のやる気(晴天時に限る)に頼ることにした。

■ 当日 (朝)

不安を抱えつつ起床したら3時であったが体温測定を済ますと問題ないことが分かった。少しずつ準備を始め予定通り6時30分に出発した。

今回は初のソロ・自分の運転での大会参加であったため落車して怪我をしないことを祈りつつ利根川沿いを走り7時30分に到着。

会場に着くと人は疎らであったが受付を済ます。準備をしていると、やしろさんが到着された。また千葉で出会ったメンバー2人(悟さんとクシさん)とも合流できた。千葉のメンバーに「やしろさんはすごく速いんで頑張りましょう」と声をかけて団結した。

自転車の準備と着替えを行ったあと試走をした。下総では当日に従来と逆回りでレースを行うことが決まったり、落ち葉や前日の雨がコーナー付近に湧き出ていたりするため試走は必須である。やしろさんに軽く説明をしながら2周ほど周り試走は終了した。会場には参加者が集まっているがやはり少ない。完全に第一集団から千切れたら一人旅必須である。

その後ライダーズミーティングの後参加者達がコースに出始めたが私たちはのんびり座っていた。直前に並んだためスタート位置は最後尾であった。そこに千葉の鬼コーチであるyzさんが応援に来て下さった。私はこの人毎週いじめられている。レース開始まで少し談笑をしながら過ごした。

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■ レース開始(前半)

9時になりローリングスタートとなった。最後尾居たため500mほど先の道が広くなるところで前方に位置するため加速する。やしろさんについていきます作戦は開始0秒で終わった。

予定通り前方に位置取りしそのままローリングの一周目を終えた。エンデューロのスタート・ゴールは坂を上がりきったところでありそこから一気に加速する。しかし思ったほどのスピードではなかった。他の参加者も第一集団に千切られないように食らいついてくるため非常に大きな集団が形成されたままレースは進んでいった。

15分くらい経った頃だろうか、後ろの選手数人が集団を形成し全体のスピードをあげた。その中にやしろさんと悟さんが居た。少しの安堵感と集団が切れる不安が混じりすぐに追うことにした。坂でペースダウンしなんとか追いつくことができた。

その後坂の途中で数人の逃げ集団が発生した。「あれ先頭ですか?追いましょう!」の声と共にやしろさんが右から追い抜いてきた。申し訳ないが私は坂の入りで前に追いつく作戦なのでやしろさんに続く人にくっつく形となり追いかけることにした。またこれもすぐに吸収されてしまった。

■ レース(終盤)

結局大人数の集団のままレースの展開は変わらなかった。70分くらいしただろうか。前方の選手がお見合い状態になり後方の選手が追い抜くため団子状態になり高速コーナーに突入してきた。ローリングスタートよりも密度が高かった気がした。周りの選手も少しずつイライラしてきてハスる場面も見た。

80分程度経過したところで徐々に集団のペースは上がったが全員が足を残した状態であったと思う。

そしてさらに集団の動きが激しくなりそろそろゴールが近づいてくることを感じ取った。ここで致命的だったのがサイコンを全く見ていなかったこと。下りを通過し野球場に差し掛かったとたんペースが上がったがスプリントではないと思ってしまった。「ラスト1周だ」と思って顔を上げた瞬間チェッカーフラッグが目に入った。反射的に踏んだが坂の終盤だったためスピードが上がらない。そのままぬるっとゴール。

不完全燃焼ではあったがエンデューロで一桁に入れたことは喜ばしかった。

■ 感想

レースが単調だったためそんなに書くことがなかった。スーパーサイクルエンデューロの下総は人数が少ないためチームで連携を取ればもっと攻められると思う。

次回は来月の川崎マリン。今年こそは路面がぬれてても出ようと思う(雨はNG)。マリンはヘアピン多いからSTOP&GOの練習しようかな。埼玉勢に負けないようにしないと。




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