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アンオーソドックス


Netflixで観ているシリーズが、
・Emily in Paris
・Sex education
・Valeria
・Fate -The winx saga
なんですけど、新しいシーズン出るのが早くて1年後とかなのでしばらく放置してました。

久しぶりに開いてみたら、Emily in ParisとWinx Sagaが新シーズン公開されていたのでこの1週間で観ました。どちらも次が待ちきれない…Winx Sagaについてはまた別で書こうと思っています🧚

何を観ようか‥と思っていたら、おすすめに出てきたこちら。

UNORTHODOX

NYの超正統派ユダヤ教徒のコミュニティで育った主人公が、コミュニティから抜け出すお話。

超正統派ユダヤ教徒というのは、なかなか聞いたことがないと思います。私は元々宗教学に興味があったので、大学で宗教学やイスラム教の授業を取っていました。なので超正統派ユダヤという言葉は聞いたことが。

とても細かい戒律があったり、決められた服装で過ごす、女性は10代で結婚し子供を産む。何より外の世界(コミュニティ外)との関わりを良しとしないそうです。

作品の中で特に描かれていたのが、夫婦の性生活について。お互いに本当に最低限の方法のみ知っている状態で行為をするも、なかなか妊娠することができず、主人公は姑や他のコミュニティの奥様方からの圧に疲弊していきます。そして主人公はコミュニティを出ることを決意します。

主人公が初めて行為に成功した時、痛みから泣いているのに大して夫は喜んでるんですよね。行為は神聖な儀式だから。この作品では男女差別とも思えることが他にも。例えば、主人公は結婚した後に髪を剃られます。外出する時にはウィッグをつける。これは夫以外を誘惑してはいけないからだそう。

男女差別といえば我々からはそうなのかも知れないけれど、彼らにはそれが当たり前なんですよね。この物語では、"当たり前"が何かということを問われている気がします。

作品自体は4話しかありません。
観終わった後に驚いたのが、これは原作者の実体験だということ。

私は宗教の起こりや、各宗教の歴史や思想、文化を知るのが好きなのですが、宗教による争いが多いのも事実。そりゃそうだ、考え方や価値観が違うんだもん、と思う。マザーテレサは愛の反対は無関心と言ったそうですが、今の時代には無関心も必要な気がします。傷つけるとか侮辱するとか、それって結局相手に構ってるってことだから、「あなたはそうなのね、でも私はこうだから。」って無関心になることも必要かなあと。

最近社会派なものばかり摂取しすぎました…なーんにも考えなくていいようなやつを観ることにします(´-`)

観たものの備忘録でした。

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