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【ネタバレ含む】HALO INFINITE キャンペーンクリア感想

感想

HALO INFINITEクリアしました。
FF14のUpdateが来たタイミングでのリリースだったので、年が明けるまでプレイを我慢していたのですが零式も終わったのでようやく、といったところです。

感想としては正直「イマイチ」でした。後述しました「HALO INFINITE」がプラットフォームとしての役割を持ったことによって、ナンバリングとしての楽しみ=HALOの終わりを期待していた自分にはやや肩透かしをくらった気分です。

※オリジナル・トリロジーとしたHALO1~3は一度完結し、その後「リクレイマー・トリロジー」としてオリジナルのその後として描かれたHALO4は、その名前の通り3部作での完結を謳われていたため、5の続編であるINFINITEの終わり方(というより続き方)にやや疑念を抱く形に。

長い、長い目で見ればマスターチーフがHALOという呪縛に最後まで戦い続けることになるわけですから、それはそれでとても嬉しいことなのですが。

初めて初代Xboxこと黒箱を手にした約20年前「いや、たった今始まったばかりさ」というあの伝説的なシーンを目にした当時の少年からすると、ミョルニルアーマーの奥に隠された秘密を見てみたいという気持ちにさせられるものなのです。これは多くのHALOファンに感じてもらえると思います。

※初代HALOは2001年に発売。キャンペーンの最後のシーンで最初のHALOから脱したコルタナからの「終わったわね」というセリフに、「始まったばかりさ」と返すマスターチーフはヘルメットを脱ぐが、その顔は騎乗した飛行船の機体に隠され伺うことはできないという痺れるシーンがあった。

終わってほしくない多くの作品が世の中には沢山あるべきですから、ここはむしろ喜ぶべきなのでしょう。でもhalo:5から6年。halo1から20年。ずっと待たされてるファンとしてはここですぐその気持にスイッチを切り替えるのが難しいこともご理解いただきたいところですし、私は今日これを書き終えることでその気持にピリオドをつけようとしているのかもしれません。

ナンバリングである意味

2020年頃、上記のような記事が掲載されました。

内容としては、HALO INFINITEは今後10年は続くであろうHALOという作品のプラットフォーム的な役割を果たし、ナンバリングはしばらく表記しなくなるというのです。

前述したプラットフォームとしての役割とはまさにこれのことであり、言わばINFINITEが終わりを迎える頃、始まりからその日までがHALO6なのであり、「リクレイマー・トリロジー」の終焉と考えて良さそうです。

繰り返しになりますが、ファンからするとこんなに嬉しいことはないですよね。向こう10年楽しめるわけです。初代Xboxコントローラーを手にしたあの日から、まさか30年先まで遊ぶことになるとは誰が思ったでしょう。

ビジネスと娯楽のはざまで


E3のMicrosoft枠でも、HALOがキラーコンテンツ的な立ち位置を維持しているわけですから、そうトリロジーだからと終わりを迎えるわけにもいかなかったのでしょう。

2013年のE3、Microsoftの発表で「今年もHALOの話題はなしか……」と落胆の声を出した最中、流れ出す未知のトレーラーと液晶に映し出された5の文字には思わず出張先のホテルで両手を上げて喜んだものです。

ただ、近年FPS/TPSなどシュータータイトル市場は大きく変遷を遂げ、APEXを代表とするランダム製の強いレベルデザインと選択肢豊富な武器種はHALOとは相反するゲーム性となっています。

HALOにとってオリジナル・トリロジーからのファンは非常に大切なユーザーだと思いますが、今後10年を戦っていくのであればそのゲーム製はINFINITEの1作目を最後に大きく変化していくべきでしょう。そういう意味でも既存のファンを抱え、プラットフォームとしてこの先10年を戦うというのは、改めて喜ばしいことなのでしょう。

終わりに

書いてよかったなと思うことが1つありました。

そういう、うんちくは全部抜きにして、もっと素直にHALOを楽しもうということに、改めて気がつけたことかもしれません。

久々に会えたマスターチーフ。
無鉄砲に飛び出し周りを巻き込む。そして勝つ。

すぐ飛び出すし落ちる。でも助かる。だって宇宙からの自由落下にだって耐えてきたじゃないか。そういうマスターチーフの姿をずっと見たくて、HALOという作品をずっとずっとずっと楽しみにしてきた。

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どこへだっていこう。
僕たちの永遠のヒーロー、スパルタン117と共に。


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