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分離不安症猫様が過剰グルーミングを行うようになった場合の対策

この記事の目的

この記事は、在宅勤務により室内暮らしの猫様が分離不安症になり、過剰グルーミングによって毛を毟るようになってしまった問題に対して、どのように解決したかを記したものです。

・室内猫様がいる
・在宅勤務である
・在宅勤務が始まってしばらくしてから、猫様が毛を毟るようになった
・病院でも原因不明だった

の4点に該当する場合、私のとった対策があなたの猫様を救うかも知れません。確証も獣医学的な根拠もありません。ただそれでも事実として我が家の猫様が過剰グルーミングを御止めになられたため、それについて共有させていただければと思います。

結論

猫様が生活される室内で基本的に生活を行う。

対策

家内にいるにも関わらず、睡眠を除いて猫様の生活圏から数時間以上離れない。

【具体例】
・個室があり、勤務中は猫様とは違う部屋に数時間滞在することがある
⇒ただちに止め、猫様の居住空間内にワークスペースを用意してください。

【例外】
・我が家の猫様の場合、買い物や外泊など行う場合は気にならないようです。

※恐らく基本的に室内にいるにも関わらず、猫様が寝ている時以外に「探さなければお前が見つからないんだが?(怒)」という状況を回避できれば過剰グルーミングを御止めになってくださるようです。

【余談】どうやって気が付いたか

在宅勤務が始まったのが2020年3月。猫様が過剰グルーミングを始めたのが4月末のことでした。急に猫様が毛を毟るようになったため病院に連れて行ったのですが、お顔は可愛い過ぎる以外何の問題もなく、体調も万全、体重も理想的で完璧な可愛い猫様であるという診断をいただき、全く原因がわからない状態でした。

そんな時、Twitterで山本さほ先生の漫画を目にします。

こちらの内容を獣医さんに相談したところ、可能性が高いとのことで分離不安症対策を始めますがなかなか改善しません。

【行った対策例】
①猫様が自室までいらっしゃった場合直ちに仕事を止め猫様の指示に従う
②精神安定用のサプリメントを召し上がっていただく 等

それでも①を極力実行することによって1~2か月ほど改善が見られたのですが、私がゲーム(FF14)でどうしても座席を離れられなかった際、猫様の呼びかけに答えられなかった直後、目の前で無言で自分の背中に500円玉ほどのハゲができるまでムッシムッシと毛を嚙みちぎった時は戦慄しました。昔働いていた会社の先輩が、他の女と話をしたという理由で彼女から腕に包丁を刺された話をその時私は思い出していました。メンヘラ……

逆に、この行動によって「もしや視界から居なくなること自体が根本的にダメなのでは?」と考えるに至り、今回の対策をとった次第です。

(我が家は3LDK。リビング、寝室が猫様の生活空間。他個室2つは私と妻それぞれ一か所ずつでした。寝室を私の元個室に移動させ、旧寝室に仕事用のデスク、機材を運び、猫様の生活空間を間借りする形で仕事をさせていただいている現状です。)

貴方の猫様の過剰グルーミング対策に少しでも役に立てますように。

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