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Q.やっぱりアトリエは残業ばかり?

私は東京のアトリエ系の設計事務所でスタッフとして働いています。
働き始めて1年半ほどで、今の事務所で働く前もアトリエ系の設計事務所で1年半ほど働いていたことがあります。
なので今のところ合計3年ほどアトリエスタッフとして働いています。

アトリエは残業徹夜ばかり休みも無いというイメージがついてしまっていますし、私が学生の頃は実際どうなんだろうと思いながらも聞ける人もいなかったので、実際に働いてみるまではそのイメージのままでした。

ですが、実際にアトリエで働いてみて違っている部分もあったので、残業について分かったこと、思ったことをまとめておこうと思います。

年がら年中忙しい訳ではない

いつも忙しそうで徹夜ばかりのイメージもあるかもしれませんが、実際に年がら年中寝る暇も無く忙しいという事務所はほとんど無いのではないかと私は思います。
実際に私が働いた2社は、通常であれば帰ろうと思えば定時には帰れるような仕事量で、私はほぼ定時から1〜2時間後には帰っています。

通常でない時はどんな時かというと、急ぎの仕事依頼が入った時や、他の会社と一緒に仕事をしている案件で自分の作業の前の工程が遅れて作業を急がなくてはならなくなった時などです。
こういった時は、作業をしているとあっという間に夜遅い時間なんてことになってしまいます。

これがどれくらいの頻度で起こるかというと、(人によるとは思いますが)多くて1ヶ月に1度くらいでは無いかと思います。
ただ、規模が大きい案件だと数週間〜数ヶ月に渡ってこの状態になることもあります。(これは年1あるかないかくらいかな…?)

結局は自分次第

どうしても急ぎ作業をして期日に間に合わせなければならないということは、建築設計に限らず会社で働いていればよくある話だと思います。

ではなぜアトリエスタッフはいつも残業しているというようなイメージがあるのか、私が思うに、
アトリエで働いている人たちは、そもそも夕方に帰ろうと思っている人が少ないし、
「夜遅くまで働く=頑張っている人」
という考えの人が圧倒的多数。
だから、新入りは余計に帰りづらくて帰れない。
(※これはあくまでも私が他のアトリエスタッフや事務所代表の人たちと話していて察したこの人たちの考え方です。)

つまり、普段の急ぎの仕事が無い時なら定時に帰ることは可能だが、特に帰ろうとは思っていないので定時を過ぎ残業になっているんだと思います。

因みに私が現在働いている事務所はどうなのかというと、自分のやるべき仕事が終わっていれば帰ってもらってかまわないよという感じなので、私はだいたい1番に帰る人になっています。
口では帰っていいよと言ってるけど、特に頑張る気は無い人だと思われていそうだなと私は思っていますが…。

こう思われることで何か不都合が生じ始めたら、その時は何か対策を考えますが、今は特に不都合はありませんし、帰って遊んでいる訳では無く自分の将来のために仕事以外に時間を費やしたいからできるだけ早く帰るという選択をしているだけのことです。

なんでもそうだと思いますが、結局は自分次第でどうにでもなると私は思っています。

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