2023年 NHKマイルカップ 回顧

 内田博幸騎手騎乗のシャンパンカラーが雨のNHKマイルカップを制しました。

 内田騎手は約5年ぶりのG1勝利となりました。
 
 以前は天下を取った内田騎手ですが、ここ数年は馬質に恵まれず目立つ活躍が出来ませんでした。

 決してその剛腕は衰えてる印象はなく、エージェントと上手くいかず騎乗馬を獲得出来ていない印象があります。

 やはり、条件さえ揃えばまだまだ一線級の腕はあります。

 まずスタートです、シャンパンカラーはダッシュが効かず早速置いていかれます。

 結果的に出遅れが幸いし、終いの脚に生きました。

 ラップタイムは
12.4
10.6
11.3
12.0
12.1 1000m58.4
12.0
11.5
11.9
 マイルにしてはミドルペースといった所ですが強い雨が降り注ぐ稍重馬場はタイム以上にハードでした。

 10番手以内までが団子になり、落ち着かない先行争いとなったのが先行勢総崩れの原因となりました。

 シャンパンカラーは仕方なく中団後方からの競馬を強いられ、内田騎手が追っつけてる様に見えましたので、少しズブい馬なのでしょうか。

 そして最後の直線は大外に進路を見出し、そこからは剛腕内田の追い出しで一気に順位を上げていきます。

 残り200mで先頭に立ちますが、更に外からウンブライトが差を詰めた所でゴールイン。

 正直な感想としては、シャンパンカラーは一世一代の走りをした印象があります。

 何を言いたいかと言うと、ここがピークだったのではないでしょうか。

 それを払拭するためにも、次走は重要になります。

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