2023年 ダイヤモンドステータス 回顧

 ’安馬‘ミクソロジーが4連勝で見事大外から豪快に差し切り重賞初制覇しました。
 ミクソロジーはサマーセールでわずか550万円で取引された馬です。
 いつの時代も安馬の活躍は何故かほっこりしてしまいます。
 レースは3400mの長丁場、ウインキートスが逃げるレースとなり、ラップタイムは
13.1-11.9-12.8-12.7-12.2-12.7-12.3-12.7-12.6-12.2-11.5-11.7-12.2-12.3-11.9-11.7-12.6
長丁場だけあってそのレースの出来事を、数字で表してくれるラップタイムには物語があります。
少しゆったりしていた2週目の向正面で、マジックマンモレイラが捲くります。
 個人的にはモレイラを史上最高実力騎手だと思っています。
 モレイラが仕掛けるということは、何かあるかもしれないということで、ペースも上がります。
 勝ち馬は末脚にかける勝負をしているため、そこでも動かずじっとしています。
 そして最後の直線は大外に持ち出します。
 そこから同じオルフェーヴル産駒のヒュミドールが粘りに粘ります。
 最後はギリギリ抜け出した所でゴールイン。
 さて、天皇賞春はどうでしょうか。
 恐らく出走するでしょうが、タイトルホルダーなど一線級の馬との対決は厳しいでしょう。
 とにかく稼げ安馬!

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