2023年 大阪杯 回顧

 これぞ武豊の逃げです!
 レースのすべてを掌握する逃げっぷりは、武豊の真骨頂です。
 レースを分析しましょう。
 まずジャックドールは逃げ馬なのに、スタートは良くなく、好位置を取れない場合はそこでレース終了する場合があります。
 今日は好スタートを切り、一気に先頭を伺います。
 馬のやる気を感じるをスタートでした。
 押し出される様にマイペースで先頭に立ったものの、外からノースザワールドが勢いよく先頭を伺います。
 ここでノースザワールドが無理やり先頭に立っていればジャックドールも終わっていたでしょうが、ノースザワールドの北村は手綱を引いて2番手に収まった事でここから武豊ザワールドの始まりです。
ラップタイムは
12.4
10.9
12.2
12.0
11·4 1000m58.9
11.7
11.5
11.4
11.4
12.5
はっきり言えばハイペースですが、武豊としては59秒を想定していたらしく、ジャックドールとしてはマイペースと言えるでしょう。
 武豊の真骨頂は道中で、後ろから突かれない程度にペースを上げて、バテない程度に馬をマイペースに走らせる事でしょう。
 あとは説明必要ありません。
 いつもの武豊の逃げとなり、後方勢は一定の距離を縮める事が出来ずに武豊にコントロールされゴールイン。
 史上最年長でのG1勝利記録はまだまだ伸びるでしょう。

 

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