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【ユニオンアリーナ】紫ブリーチ 触った感想

 どうも、アシスです。
 先週金曜日にようやく紫ブリーチのパーツを調達できたので、
 まあ諸々構築を試しつつ、まあなんかちゃんとやれるなぁ〜〜〜と思っていたら、なんか最終的にチームZに破壊されました。不服。

 まあなんやかんやで、ぼんやりと今のところの紫ブリーチへの思考を落としておきます。
 デッキ構築云々よりも、プール全体への言及とカードへのコメントがメインになるかもです。
 「紫ブリーチのことは回してみましたが、良く分かりませんでした!」ってなってはいるんですけども。

 ※カード画像はユニオンアリーナ公式サイト(https://www.unionarena-tcg.com/jp/)より引用しております。


紫ブリーチ プール概要

 まず、ユニオンアリーナの構築をするで1番大事なものはなんでしょうか。答えはスペシャルトリガーです。
 紫ブリーチに存在するスペシャルトリガーを持つカードは、〈月牙天衝〉〈千本桜景厳〉の二種になります。
 そのため、それらのカードが指定する〈黒崎一護〉または〈朽木白哉〉のどちらかをデッキの軸として選択することになります。
 なるのですが……ここで、紫ブリーチがかなり特殊なプールになっているという話をします。
 基本的にユニオンアリーナのカードプールは、基本的に1色に対し2~3種のアーキタイふプが存在するような形になります。例えば、同日発売のブルーロックなんは分かりやすく、赤は凛蜂楽と三者融合、青はチームZと潔凪、黄は潔馬狼と凪玲王みたいな形になっています。

 しかし、紫ブリーチに関して言えば、スペシャルトリガー持ちの一護も白哉も、名称や特徴による縛りがついていません。どちらも、場外をコストにして効果を発動するという点で共通しており、2つのアーキタイプがお互いを阻害していないどころか、むしろ同じ方向性でデッキが組めます。
 脇を固めるカードも、大部分が場外を溜めるカードや場外をコストに使うカードといった、場外に関わるカードになっています。
 そのため、ユニオンアリーナにしては珍しく、一護デッキを組むにしろ白哉デッキに組むにしろ、紫のカードプール全体が無理なく採用圏内に入ってきます。構築の自由度がかなり高いです。

 上のカードとして、SRレイドやST一護あたりを中心に選択していくのが主流となりますが、
 スターターに収録されてる5/2 恋次や4/2ルキア、R浦原やマユリあたりを上手く使った構築なんかも考えられると思います。
 一重に一護軸、白哉軸いっても、何と組み合わせるかによってデッキの性質が変わってくるため、構築の研究しがいがあるプールになってきます。
 故によく分かんなくなってくるんですが

 ただし、どういうアプローチでデッキを組むにしろ、必ず考えなければいけない問題があります。
 一つが、場外リソースを貯めるカードの採用
 もう一つが、発生エナジー2のカード、所謂2個玉の採用、です。

場外リソースの問題

 紫ブリーチの高エナジーのカードは、場外のカードをリムーブエリアに置くことで強力な効果を発揮します。逆に言えば、効果を発動するには場外を溜めていなければいけません。
 普通にゲームをしていては、序中盤で効果を発揮できなかったり、複数回の発動が難しくなります。
 なので、構築段階である程度は場外を増やすことを意識する必要があります。

 代表的なカードといえば、R〈井上織姫〉でしょうか。

よくみたらRだったシリーズ

 1APで即時的に場外2枚増やせるのが扱いやすく、カラートリガー対応なのも偉いです。
 反面、場外を増やすだけで直接的にアドバンテージを取るカードではなく、またレイド元ではないので終盤面で何もしないことも多々あります。

 他にも〈石田雨竜〉やR〈黒崎一護〉、3/1〈阿散井恋次〉やレイドの〈朽木ルキア〉あたりが扱いやすい場外肥やしの方法かなと思います。
 評価は分かれますが、個人的には〈霊王宮〉も推してます。このカードは前回記事で語ったので、そちらで。

 これらの場外リソースカードの採用は、ゲーム中の必要枚数と必要タイミングの兼ね合いによります。
 R〈井上織姫〉は必須と思われがちですが、個人的には一護ルキアを使ってると無くても案外ゲーム中の場外枚数は足りてたことが多かったです。
 ただ、3ターン目のレイドターンで除去をするような早いゲームをするときに、R〈井上織姫〉が無いと難しい気がしたので、現時点では採用してます。

2個玉問題

 こちらが、わりと紫ブリーチを考えてる上で一番気にするところかなぁと思います。
 SR〈黒崎一護〉もSR〈朽木白哉〉も、どちらも5エナなので、カードを出すためには絶対に2エナを発生させるカードが必要になります。

 これらのレイド元となる2エナ発生のカード、もしくは、ST限の〈浦原喜助〉かアクティブ2エナの〈浦原喜助〉あたりが採用圏内でしょう。

 レイド元となるカードは採用しやすいですが、そうじゃないカードはただの2エナ発生以上の活躍はさせづらいです。
 場外を溜めつつ、2エナを発生させるスーパーカードはないです。そのせいで、2個玉の枠と場外溜めカードが枠を食い合って採用枚数に頭を抱えさせられるのが紫ブリーチの難しいところであり、楽しいところでもあります。

 1エナの〈井上織姫〉や〈茶渡泰虎〉は、レイドを多用するデッキなのと展開に長けたデッキではないので、面を消費してしまうこれらは採用しづらいと思っています。
 〈阿近〉は、この手のカード特有の環境次第なので一旦触れないでおきます。

 アクティブ2エナに関しては、手出ししたターンで2エナにならないという点がネックになり、3エナから一枚で5エナを作れない点から、5エナデッキには採用しづらいという思考があるプレイヤーも多いと思います。
 しかし、紫ブリーチの場合は、サブのレイドカードとして4エナレイドが3種もあるので、話が変わってきます。アクティブ2エナ最大の強みである2ターン目で4エナを作りレイドトリガーを構える動きがやれるからです。

 特にレイド〈朽木ルキア〉採用の場合のアクティブ2エナはかなり強いです。

後ろの物体が謎に気になるイラストである

 レイド〈朽木ルキア〉を序盤のトリガーでレイドできると強いのは言わずもがなですが、縦引き性能のおかげで採用枚数を絞ってる3エナの2個玉を探しにいけるので、アクティブ2エナが手出しターンに2個玉になれない弱点を和らげてくれます。
 アクティブ2エナがレイド〈朽木ルキア〉を強くし、レイド〈朽木ルキア〉はアクティブ2エナの弱点をカバーする、相互補完関係にあるように思っています。

 あと語るとことがあるとすれば、カラートリガーの〈朽木白哉〉でしょうか。

テキストが強く使えない感あるカード

 同じカラートリガー枠の〈黒崎一護〉と食い合うため、一護軸では採用されない印象ですが、実はSRレイドの〈黒崎一護〉とかなり相性がよかったりします。下手したら白哉軸より一護軸のが活躍機会は多いかもしれない。
 先程、2個玉と場外増やしを両立させるカードは存在しないと言いましたが、SR一護のレイドターンに出すことで実質的に場外を1枚増やす ことができます。
 自分はカラー配分を一護と白哉で、3:1配分で回してましたが、ガッツリ白哉採用に振り切った構築もあり得るのかなと思いました。

各種カードに対する印象

〈黒崎一護〉

思ったより強かったやつ

 なんか発売前は4000除去できるのはすごいけど、8枚場外溜まらなくね?って思ってた
 普通に8枚溜まった。てか、そもそも4000除去に必要な場外枚数は6枚だった。
 あとまあ、BPマイナスカードなので、除去するまで場外枚数足りてなくても相手のライン引き下げられるので最低限の仕事はする。
 〈更木剣八〉対面は〈月牙天衝〉を打ちましょう。
 レイドしたこいつが殴る時は後でいい。スペシャルをもらったときに場外が2枚増えるので。

〈朽木白哉〉

テキスト量が多すぎると話題に

 なんか気づいたら一護と評価がひっくり返ってた人。でもまあ書いてることは強いので研究次第ではぜんぜんある。
 レイド時のBPマイナス効果が強く、R〈井上織姫〉や〈涅マユリ〉あたりのBP3000ラインを活かしやすいのはかなり強みとなりえる。
 むしろ、〈千本桜景厳〉のコンボ前提カード感が白哉軸の課題な気がする。

〈朽木ルキア〉

偉さの塊

 縦引きと場外肥やしをこなすカード。場外リソース監理とエナ監理の両立という紫ブリーチというデッキの難しさをなんかこれ1枚でなんとかしてる感がある。
 地味にBP3500のカードが多いので、500バフを活かす場面はある。なんならただ場外を増やすためだけに手札を切ることもある。
 下がドロートリガーなのも偉い。ゲットトリガーは場外が増えないので。
 ただまあ下がドロートリガーなせいで、微妙にレイドが安定しない感じがある。デッキのエンジンの顔はしてるが、こいつにレイドできないまま頑張るしか無いゲームはよくある。

〈阿散井恋次〉

ゲンスルー

 4枚場外で3000マイナス。SR〈黒崎一護〉と比べて効率が良いように見えて、あっちは場外2枚増やすので実は場外に必要な枚数は変わらないらしい。
 この手のカードは、序盤にアグロ展開を見せて前だし誘発させて、レイドターンに焼く流れがキレイなんですが、序盤にアグロと4枚肥やしを両立させるのが難しい。
 こいつの最大の強さはポン置きしたときにもテキストあることなきがする。
 0が2000のアクティブトリガーなのは偉い。紫ブリーチに足りなくなりがちな栄養素。

〈涅マユリ〉

今日の最強カード

 誰がどう見ても最強のカード。
 ただし紫ブリーチに、場外は肥やせないわ、2個玉じゃないわ、レイド元にはならないわのカードを採用している枠はないらしい。
 そもそもポン置きしたときに即時的にアドを取れるんですが、結局その後4000ラインに対してアタックとれないなら、BP4000ポン置きしたほうが長期的に見たときにアドを取ってるのではという話がある。
 となると、このカードを強く使うなら出した後にアタックライン参加できるように〈朽木白哉〉で相手のラインを下げるか、〈二枚屋王悦〉か〈曳舟桐生〉あたりを使う形になるんすかね?

まとめ

 以上、思考落としのコーナーでした。
 世間的には現時点で一護ルキアの評価が高いですが、他のカードもかなりやれる余地はあるんじゃないかなぁと思ってます。思ってますが、僕は一護ルキアを使ってます。こいつ強いです。
 単に一護ルキアだけをとっても細かい調整や採用有無の検討できるのに、軸の組み合わせでまだまだ開拓されてないものもあるので、デッキ研究しがいのあるプールだと思います。
 皆さんも紫ブリーチの構築を考えていきましょう。

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