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【ユニオンアリーナ】真人東堂ミッドレンジ

 どうも、アシスです。
 今回は先日発売されたNEW CARD SELECTION 呪術廻戦で、強化された紫呪術の「東堂」デッキを紹介します。
 金曜日に組んだばかりなので、まだまだ構築を洗練させる余地しかないですが、かなり感触が良かったので現段階で構築紹介をさせていただきます。

 カード画像はいつものごとく、ユニオンアリーナ公式(https://www.unionarena-tcg.com/jp/)または、バンダイTCG+(https://lp.bandai-tcg-plus.com/)からお借りしております。


東堂軸について

 紫呪術というと〈真人〉を軸とした[呪霊]デッキのがシェア率が高く、〈東堂葵〉を中心とした[京都校]はあまり使われていないイメージが多いと思います。
 しかし、レイド〈東堂葵〉とその専用スペシャルである〈不義遊戯〉自体は、かなりカードパワーが高いと思っています。(画像貼るとスペース取るのでリンクで)

 レイド〈東堂〉は、レイド時に相手のフロントLとエナジーLのカードを入れ替えることができます。
 純粋な除去ではないですが、エナジーLのカードをつり出すことがかなり偉く2エナジー発生のカード、いわゆる2個玉をつり出すことで相手のエナジープランを破壊することができるのが最大の強みです。
 紫ギアスや紫ブリーチといった5エナを軸としたデッキ相手に刺さるのはもちろんですが、青呪術のようなレイドトリガーを構えるデッキも2個玉を外すことで不発にさせるみたいなプレイができるのでかなり刺さります。
 また、レイド東堂の最大の強みはレイドトリガー発動時です。入れ替え効果で相手のアタッカーを潰すだけでなく、自身のBPも6000まで上昇するので、ダメージ2点分得する展開が結構発生します。

 次に、〈不義遊戯〉
 3エナという安めの除去でありながら、条件なしでBP5000までを対象にデッキ下に送る除去で、〈東堂〉がいるだけで1ドローーがある。当然デメリットがあり、相手が手札にあるエナジー3以下のカードをフロントLに出せる。ちなみに結構出せない場面が多いので、デメリットと機能しないことは多々ある。ノー墨に謝ってほしい。

 と、結構単体でみたときのカードパワーがかなり高い。
 ではなんで、あんまり使われていなかったかというと、まあ、その……周りのカードパワーが……。
 特に一番辛かったのは、東堂が5エナレイドであるにも関わらず、2個玉の選択肢があまりなかったことにあると思う。
 紫呪術のプールは2個玉に恵まれておらず、バウンス2個玉やアクティブ
2個玉と言った互換系を除くと、カラーの〈真人〉しかありませんでした。 
 カラー〈東堂〉のカラー枠が被るので、レイド東堂を出しやすくしようと2個玉採用するとレイド東堂が出し辛くなるというよくわかんない現象が発生してました。

 が、先日発売されたNEW CARD SELECTIONでここらへんの問題を一気に解決するカードが追加されました。
 2個玉〈東堂葵〉です。

 東堂名称、かつ、京都校の2個玉、さらにアクティブトリガー持ち。4エナという使いづらさはありますが、それ以上に起動効果による動きの自由度の高さが魅力的なカードです。
 単純に2個玉が増えただけでなく、これによってカラー東堂を無理に採用しなくてもレイドが足りるようになり、カラー真人を採用しやすくなりました。
 カラー真人を採用するとレイド真人を採用できる以外にも、6エナに届きやすくなるので同じく追加カードである〈伏黒甚爾〉を採用できるようになります。
 このように新東堂1枚の追加のおかけで、レイド東堂の構築自由度がグッと上がり、本体性能の強さを活かしやすくなりました。

デッキ紹介

 それではデッキ紹介です。
 今回は東堂真人のレイド二種採用デッキになります。
 東堂真人というと純真人のようにアグロに寄せた構成もあるみたいなのですが、今回はせっかくなので新カードの伏黒を使ってミッドレンジにしてます。

 デッキリストはこちら。

 各カードを紹介します。

0~1エナ帯

〈東堂葵〉
 レイド元のゲットトリガーです。何も考えず4。

〈真人〉
 レイド元のゲットトリガーです。何も考えずに4。
 ちなみに序盤に出すカードとしては、東堂より真人を優先した方がいいと思う。東堂名称は大事なのと、東堂レイドの方が大事。あと先2メカ丸ルートの場合は、4レイドで構えられるとか云々。

〈改造された人間〉
 デッキ唯一の[改造人間]でもあります。レイド真人で拾える有用性と、カラー真人のつり上げ対象なので。
 0エナを埋めつつ、[改造人間]であることが重要で、効果の使いどころはあまりない印象でした。真人で3000焼くときとか、無理やりライン作るときとかそのくらい。歌姫で最速で切るのも良い。

〈庵歌姫〉 
 なぜかドロートリガーがついた〈白瀬咲耶〉。この場合の〈白瀬咲耶〉とは「アクティブ2エナをサーチできる1エナのカード」を指す。
 実は、1エナのサーチキャラにトリガーが付いてることが珍しく、あとは黄銀魂の〈猿飛あやめ〉とブルロの玲王くらい。
 5エナ以上を採用しているデッキなので、二個玉は必ず引いておきたいカードです。メカ丸、東堂の二個玉のカードにアクセスできるという点が何よりも偉い。また微妙に2エナ以下が微妙に足りてないデッキなので、エナの接続安定に寄与している点でも優秀です。
 このデッキに採用されてる[京都校]は歌姫自身を含めて20枚なので、サーチのヒット率は低いですが、山札を掘っているので目的のカードがなくても以降のドローで欲しいカードを引ける確率を上げています。
 カラー真人が流れた時だけキレましょう。

2個玉枠

〈究極メカ丸〉
 アクティブ2エナ。
 先2で4エナをつくり、真人のレイドトリガーを構えられるこの互換の基本的な強みです。
 このデッキ特有の強さとしては、2ターン目にメカ丸を構えて4エナを作った後、二個玉〈東堂〉orカラー〈真人〉で6エナを作り、〈伏黒甚爾〉を最速で構えられたりするので、アクティブ2エナを採用する価値はかなり高いと思っています。

〈真人〉
 基本的にカラー枠を埋めつつ、二個玉枠を増やしつつ、〈真人〉のレイド元になれるカード。偉い。
 効果を使うことはあまりない。パンチ数を無理やり増やしたり、後述する〈夏油〉との組み合わせのパターンくらい。
 一応このデッキでは唯一のBP3000のカードなので、たまにアタッカーとして前出しすることはある。

〈東堂葵〉
 今日の最強カード。基本的な役割は他で語ってるので省略。
 起動メインの効果もかなり強くて、
 ・3ターン目に前に東堂置き→歌姫と入れ変え→東堂レイドで相手のBP2000をつり出して歌姫と合わせて2パン
 ・後ろでアクティブになってる東堂の2個玉を使って色々動かした後、フロントにポン出ししたメカ丸と入れ替えて、アタッカーを作りつつ、返しのエナ確保
 みたいな動きで、序盤中盤の打点形成でかなり偉い動きをしてくれます。

4エナ以上(アタッカー枠)

〈真人〉
 レイド真人。純真人みたいにこのカードを強さは十分に活かせるデッキではないですが、それでも強いことは間違いないです。
 相手のBP2500を減らす効果なので、純粋な除去としてだけでなく、低エナのカードをアタッカーに変換するときにも使えます。
 東堂と同じく、レイドトリガーで捲れたときにダメカできるのも魅力です。

〈東堂葵〉
 レイド東堂。このデッキの核です。
 このカードの強いところは他でいった気がするので省略。

〈伏黒甚爾〉
 BP5000最強。それ以外にコメントしようがねぇ。
 (追記)
 このデッキの地味な強さとして、早期にこのカードを着地させられることにあると思う。
 メカ丸の項目にも書いたアクティブ2エナ+2エナで6エナ展開もあれば、3エナで〈真人〉を置き2個玉〈東堂〉をフロント置きして後ろと入れ替えることで6エナを作る展開もある。
 〈高田ちゃん〉や〈吉野順平〉といったテンポ損するカードを採用することなく、3ターン目に6エナ構えられる展開を作りやすいのはとても偉い。

〈夏油傑〉
 枠余ったからとりあえずパワカなので。このデッキにはインパクトがないので、その点でも優秀。
 カラー真人がいる除去効果をノーデメリットで発動可能。東堂、伏黒と対面視点のマスト除去カードが多いので、けっこうこいつまで除去が間に合わない事が多い。

採用を考えてるカード

〈吉野順平:異形〉
 ドロートリガー付きの2500。2個玉着地優先なので歌姫より優先するカードではなさそうですが、序盤のBPラインが弱いので採用価値はあり。
 伏黒、夏油あたりが、01比率が変わるが改造された人間が入れ替え候補。

〈楽巌寺嘉伸〉
 同じく序盤のパワーラインを作るカード。ついでにアクティブトリガー。
 入れ替え候補は改造された人間だが、真人で拾える候補が減るのはキツそうな気がする。

〈三輪霞〉
 登場時ドロー。歌姫で拾いつつそのままエナ繋ぐので、このデッキに不足している縦引き要素。
 入れ替えるなら上のカードかなぁと思うが、パワーラインが下がるのが諸説。ワンチャン、メカ丸の枚数を減らしていいみたいな話はあるかもしれない。

〈交流戦〉
 基本的に拾ったカードをそのまま出す蘇生カード。実質的な〈東堂〉の枚数を増やせるのが魅力。
 夏油入れるくらいなら、わりとこっちな気がしなくもない。

〈存在しない記憶〉
 一応詰めのカード、2個玉東堂を4000オーバーにできるのが偉そう。問題があるとすれば、東堂じゃない方で得できそうなのがカラー〈真人〉くらいしか候補がないことか。

まとめ

 環境デッキはかなりエナラインの2個玉が大事なので、エナ破壊が完了すると対面視点何もできないゲームを作れる。トリガー量がそれなりにあるし、唐突にBP5000が飛び出すところも魅力的である。
 ただし、ドローする効果が少なくデッキとしての安定感があまりない。伏黒が事故要因になることもしばしば。エナ破壊ができないとこっちのボードがボコボコにされる印象。
 宿儺、一護、紅蓮対面はかなりやれる。白夜叉だけ微妙な気がするが、環境的に白夜叉の評価が落ちてそうなのが追い風かも。
 このデッキが環境レベルかといわれると、まだ難しい気がしますが、研究次第ではかなり可能性を感じるので、ぜひ皆さん研究してみてください!

 それではまた次回の記事で。

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