【ユニオンアリーナ】〈モタリケ〉型指定ポケット
どうも、アシスです。
今日も今日とてユニオンアリーナのデッキ紹介Noteです。
今回は、先日発売された「HUNTER×HUNTER Vol2」で強化された、指定ポケットデッキを紹介します。
カード画像はいつものごとく、ユニオンアリーナ公式(https://www.unionarena-tcg.com/jp/)または、バンダイTCG+(https://lp.bandai-tcg-plus.com/)からお借りしております。
指定ポケットデッキの概要
指定ポケットデッキは、[特徴:指定ポケット]を場や手札に集め、その種類数を参照する強力な効果を持つキャラを使って戦っていくデッキになります。
ただし、[指定ポケット]を持つカードは5種類しかなく、うち4種類はイベントやフィールドになっています。また、『枚数』ではなく『種類数』を参照するため、複数種類積む必要がありました。
あまりキャラじゃないカードをデッキに入れすぎるわけにもいかないので、散らして入れようとすると[指定ポケット]を引くことが安定せず、十分な効果発動がしづらいというジレンマを抱えたデッキでした。
しかし、新弾では、種類数参照ではなくターン中に[指定ポケット]を使っていることで効果を発揮する5〈キルア〉や1〈ビスケ〉が追加されました。また、レイドしながら手札の[指定ポケット]を無料で使えるようにするレイド〈ゴン〉や、発動時にドローしつつ手札に戻る効果を持つ[特徴:指定ポケット]の〈ブループラネット〉が、それらのカードのカードの発動をサポートします。
これらのカードを使うことによって、手札の指定ポケットが少ない状態でもある程度の動きが成立するようになりました。
特にこれらの追加カード、スペシャルトリガー持ちの[指定ポケット]である〈大天使の息吹〉がかなり強くなりました。
今までは〈大天使の息吹〉で場外からカードを出そうとしても、レイド〈キルア〉以外はアクティブにならないので、即攻撃はできませんでした。
しかし、5〈キルア〉が場にいれば場に出したキャラを即座アクティブにできます。
また、〈大天使の息吹〉でレイド〈ゴン〉を登場させ、レイド〈ゴン〉の退場時効果で〈大天使の息吹〉を回収すれば、レイド元が供給され続ける限り、毎ターンレイド〈ゴン〉をレイドさせるみたいな動きもできます。
これらの新規カード追加のおかげで、BP4000のカードをアクティブでフロントに供給し続けてガンガン殴るという動きが簡単にできるようになりました。
しかし、こうなってくると5エナのカードを使うために、ちゃんと二個玉を出す必要があります。二個玉持ちの[指定ポケット]である〈一坪の海岸線〉があるものの、3枚しかつめません。
二個玉の供給案としては、バウンス二個玉の〈イータ〉か3〈ビスケ〉の採用になるかなと思います。
ただ、それらのカード置くよりも、登場時でドローする効果を持つ〈一坪の海岸線〉を使っていく方が強力であることは間違いないです。
そこで、二個玉を増やすのではなく、〈一坪の海岸線〉にアクセスしやすいようにするという構築でアプローチしたのが、今回紹介するデッキとなっております。
構築解説
デッキリスト解説
デッキ全体のコンセプトとしては、前述のとおり『4000並べをしつつ、5エナ〈キルア〉を使って即アクティブでガンガン殴っていく』になります。
そのため、5エナ〈キルア〉は4積みにしています。
先3で〈一坪の海岸線〉5〈キルア〉と出すことで、もう一枚BP4000を出すことで、BP4000を2枚並べつつ、1回アタックを作れる動きを評価しているため、序盤から引きたいカードでもあるので4枚採用しています。
先3〈一坪の海岸線〉5〈キルア〉5〈キルア〉は宇宙。
逆に、SRの4エナ〈ゴン〉は、効果発動に3種類要求なため序盤は4000バニラになりやすいのと、ゲットトリガーで必要なタイミングで手札に拾いやすいので2枚採用です。
また、4000並べ展開をやりやすくするため〈大天使の息吹〉を2枚採用しています。
1枚採用でも、0〈ビスケ〉やレイド〈ゴン〉の回収効果で使い回しが効くため、なんとかなるのですが、ゲーム中に1枚は引きたいのでまぎれないように2枚採用にしてます。
手打ち除去が減る分は、4〈ビスケ〉や〈聖騎士の首飾り〉でフォローします。
4〈ビスケ〉に関しては使ってて疑問はあるので、もしかするとここを〈聖騎士の首飾り〉2とかでいいかもしれないかなとか思っているのですが
4〈ビスケ〉や〈ジャジャン拳〉で小型を焼いて、相手面を4000以上だけにして、1〈ビスケ〉を通すみたいなゲームがたまにあるので、一応ピン採用しています。
そして、このデッキの最注目カードは、タイトルにもあるとおり〈モタリケ〉です。
BP1000でトリガー無しのカードではありますが、退場時にデッキの上から7枚を見てフィールドカードを手札に加えることができます。
〈一坪の海岸線〉や〈リスキーダイス〉〈ブループラネット〉といった[指定ポケット]がサーチ対象になります。
同様に、登場時に山札の上から7枚をみて[指定ポケット]を加える3エナの〈ゴン〉を加えると、8枚体制で〈一坪の海岸線〉を探しにいけるので、かなり安定して5エナを発生させることができます。
適当なタイミングで前出ししてブロックして効果発動させるのが基本ではありますが、0エナなので序盤の展開次第ではこいつがダメージを取りにいけるのも優秀です。
さらに、これらのサーチカードは山札を7枚堀りするめることができるので、かなり早期に山札を一周させることができます。
そうなってくると、活躍するのが〈リスキーダイス〉です。
〈リスキーダイス〉は、山札の上のカードによって、メリットデメリットが発生するカードなので、山札の上を確認できるカードを沢山採用している[爆弾魔]デッキでは採用しやすいカードですが、
指定ポケットデッキでは、それらのカードを積んでいる余裕があまり無いので、採用されてもただ[指定ポケット]の種類数を増やすだけで、効果の発揮しづらいカードでした。
しかし、〈モタリケ〉を採用型では、山札を一周やすくなったおかげで、デッキトップにあるカードを把握することができるので、〈リスキーダイス〉の効果を安定して発揮することができるようになりました。
もちろんデッキ下に送ったカードを覚えておく必要はありますが、ちゃんと記憶する必要はなく、2以上か1以下かさえ覚えておけばいいので、ぼんやり記憶でもなんとかなります。積み込むときに、極力交互に入れるようにしておくのがおすすめです。
また、〈モタリケ〉と〈リスキーダイス〉の相性の良さはこれだけではありません。
山札の上にあるカードが分からない状態でも、とりあえず〈モタリケ〉を〈リスキーダイス〉の対象にすることで、
ダイス成功すれば無料1ドロー、失敗すれば退場時効果が発動して[指定ポケット]フィールドを探しにいくという、どちらでも悪くはない結果にはなります。
〈モタリケ〉にダイスを振らせ得……というわけではありませんが、これをする展開は結構発生するので、覚えておいて損はないです。
〈リスキーダイス〉が発動を見込めるようになったことで、BP3000ラインのカードが扱いやすくなります。
特にカラートリガーの〈キルア〉は、エナ2のBP3000、かつ、山を掘り進める能力を持つ序中盤に強いカードを、終盤にも活かせるようになるため、〈リスキーダイス〉のバフが起動する恩恵をかなり受けられると思います。
採用圏内のカード群
一応採用圏内にあるカードを紹介しておきます。まだ構築を考えてる段階なので、明日にはこいつらが入ってる可能性は全然ある。
あたりまえというか、レイド〈キルア〉は採用を常に迷うカードです。
効果自体は強いので、できれば採用したいカード。
特に[指定ポケット]2種でドローを進めることができる点は偉く、中盤をつなぐカードとして優秀です。
ただ、指定ポケットというアーキタイプ自体が常にAPが足りないと思い続けるデッキなので、
AP軽減効果がある〈ゴン〉はともかく、2APを使って4000のカード1枚をアクティブで出すというのが微妙に弱く感じています。
まあ、〈モタリケ〉採用のために0〈キルア〉を削ったのが一番の非採用理由なんですけども。
レイドトリガーという最強トリガーを0枚採用という点にも微妙に納得いかないところがあるのでそのうち入ってるかもしれない。
また、〈ゴレイヌ〉もかなり採用を迷うカードです。
トップチェックテキストが〈リスキーダイス〉と相性が良く、また、[指定ポケット]を手札に引き込みやすくなります。地味ながらも山の掘り進めに貢献できます。
また、このデッキはレイドトリガー0なのも相まって、かなり受けが弱いので、アクティブトリガーを増やすという点でもかなり偉いです。
問題は、後列常駐が強いカードなので、〈一坪の海岸線〉や〈ブループラネット〉、0〈ビスケ〉を後ろに置きがちなこのデッキで置いてる余裕があるのかってところなんですけども……。
トップチェック機構と言えば、〈ゲンスルー組〉もかなり採用候補です。〈ゴレイヌ〉と同じく〈リスキーダイス〉とのかみ合いとデッキの掘り進めが強いカードです。
また、BP4000なので、4000並べを目指すこのデッキとはかなりかみ合います。
ただ、序盤が弱いデッキなので、BP3000の壁を作れるカラー〈キルア〉を抜く勇気はないので採用することはなさそうかもなと言った感じです。
プレイング解説
プレイング解説、とわざわざ項目を立てましたが、僕もデッキを回してる段階なのであんまりちゃんとプレイングができている気がしません。
ただ、「絶対ここは気を付けた方がいいな~~~~~」という点が1点あって、それは「〈ビスケの修行〉を雑に切らない」ことです。
指定ポケットは手札を増やすことにはかなりたけているので、わりと雑にAP起こしてカードを使いたくなる盤面があったりするのですが、そういうことをしてると後々「あ~ここで〈ビスケの修行〉があったらな~~~~」の場面が来たりします。
特に終盤でリーサルの展開を作るのに〈ビスケの修行〉が複数枚使うことが結構あるので、使いどころはかなり大事にしたほうがいいカードです。
デッキ相性
まあこちらも真面目にやってはないので、明確に「こう!」みたいなのはないです。手元にある紫ブリーチと一人回ししててもそんなに勝たないので、少なくとも環境レベルではないかなぁと思っています。
真面目な話をしますと、序盤はフィールド・イベントの割合が多く、〈ブループラネット〉〈一坪の海岸線〉で序盤のエナをつなぐ展開をつくるのと、
低エナが低BPなので序盤のテンポ取りがそこまで得意ではないです。
面形成はそこそこ得意ですが、除去枚数が少ないため、体感では早い動きをしてくる相手や早い段階から除去でテンポとってダメを入れてくるデッキは苦手寄りかなと思います。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。
多分環境レベルのデッキではないと思いますが、見た目以上には戦えるデッキだとは思っています。
対戦中に考えることが多いのでその辺の難しさはありますが、回せば回すほど気づくことがあるデッキなので楽しいデッキであることは保証します。 そもそも[指定ポケット]自体、構築から調整しがいのあるデッキなので、皆さんもぜひ組んでみてください。パーツも今のところ変に高くないし。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?