見出し画像

2023.05.31 - 論文発表:微小管結合タンパク質(MAP2、MAP4、Tau)が微小管の物理的性質と神経突起形態に与える影響

微小管は、細胞の骨格として、神経突起はもとより様々な細胞の形態形成に大きく関与しています。徳楽研究室の西田君(修士修了生)がScientific Reportsに発表した論文は、微小管結合タンパク質のスーパーファミリーが、微小管の物理的性質(特に曲げ剛性)に影響するというものです。今回我々が研究対象とした微小管結合タンパク質は、神経細胞に特異的に発現しているMAP2とtau(tauはアルツハイマー病発症にも関与しています)、そして全身の様々な細胞に発現するMAP4(近年、MAP4が慢性心不全発症に関与していることが報告されています)です。論文は以下URLからフリーで読めます。(徳楽)
https://www.nature.com/articles/s41598-023-36073-9

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?