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2023.08.31 - 神戸市東灘処理場との連携

神戸市の東灘処理場では、下水からリンを回収(こうべ再生リン)、こうべハーベスト肥料として販売されています。日本では、植物の三大栄養素である、N(窒素)、P(リン)、K(カリウム)のうち、Pをほぼ輸入に頼っており、国際情勢の変動によりリンの輸入量が制限されると大打撃です。そもそも物質循環の観点から考えると、日本人の食の生産に必要なリンは自国で賄うべきです。人々が食物から摂取したリンは、最終的には排泄物として体外へ排出されます。神戸市では、排出されたリンを下水から回収、肥料として再生するしくみを、全国に先駆けて構築しました。私たちの拠点では、生産地と消費地の間の物質循環のため、こうべ再生リンを使用しています。

今回、本拠点に参画機関として参加いただいている三興(株)の荻野社長と共に、徳楽PL、岸上副PL、西下副PL、上井課題L(栽培、加工関連課題)と東灘処理場を訪問し、再生リンについて意見交換してきました。(徳楽)

再生リンについて説明いただいている様子


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